1、 東京ビッグサイト到着 |
5月5日朝日と共に歴戦の戦士たちがビックサイトにのみ込まれていきます。
その多くが出展者や待機勢で本日一緒に戦う戦友でもあるわけです。
顔見知りの方たちと挨拶をかわしつつ、SNEボードゲーム班と合流、会場へ向かいました。
中に入るとやっぱり広い!
この場所がボードゲーム好きで埋まると思うとワクワクしてきます。
いざ! ブース設営
現場には会社から送った段ボール箱がピラミッドのように積まれています。
それを1つ1つ解体し、ブースに並べていくと何とも言えない高揚感が生まれます。
ブース設営をしつつ写真をパシャパシャ。
我らがBOSS安田均も準備万端! 後は開場を待つばかりです。
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2、 開場 |
開場のアナウンスと同時に人がなだれ込んできます。
中古ブースに向かう人、列に並ぶ人、出展ブースから見るゲームマーケット開場風景はなんだか不思議な感じがします。
目の前では人気サークルさんが長蛇の列を形成、そのまま外にまで達していました。
グループSNEのブースも見る見るうちに人だかりが!
さぁゲームマーケットのはじまりです!
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3、 魂の限界まで遊べ! |
今回SNEの試遊卓は2卓でした。
最初から最後まで人が途切れることなくフル稼働!
試遊班は修羅のごとくインストをし、栄養ゼリーを摂取しながらゲームを遊ぶという、なかなかストイックな現場となりました。
そんな中遊んだゲームの1つめは公募入選作品『ソラシノビ』!
寺島由人さんがデザインした本作は、惑星間でシノビを暗躍させ星の覇権を争うというスペーシでギャラクシーなゲームです。
手に汗握るゲームシステムとSFチックな世界観、圧倒的なコンポーネント量は圧巻!
海外のお客さんも来られてジャパニーズゲームをエンジョイしてもらいました。
エリアマジョリティと特殊能力のせめぎあいにウンウン悩んでいるのを見た時、ゲームの面白さは万国共通なんだと改めて実感しました。
そして、もう1つはテレビや映画情報サイト等、多方面で取り上げていただいた新作『知ったか映画研究家スペシャル!』です。プレイヤー達は映画を語る評論家となり、知ったかぶり全開でその映画について語るという本作。他人の発言はすべて肯定しなければいけないので、ゲーム終了時必ずヘンテコな映画が爆誕します!
今回は知ったかの制作者でもある私、黒田尚吾がこの試遊卓を担当。
「フレッシュ遺跡」や「サタデーナイトロボ」など様々な映画が生まれ、老若男女様々な世代の方に楽しんでいただきました!
そして『ダイス・オブ・ザ・デッド ボードゲーム TOKYO ARMAGEDDON』を我らがBOSS安田均自らがレクチャー。
ダイスによる悩ましいアクション選択、重厚なストーリー、疑心暗鬼の正体隠匿要素、豪華なコンポーネントと、最新型のストーリーゲームを楽しんでいただきました!
このほかにも『アタッケ』や『ギャンブラー×ギャンブル!』もプレイ!
お子さん連れのご家族も沢山遊びに来てくれました。
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4、大人気! テーブルトークRPGコーナー |
こちらテーブルトークRPGコーナーでは整理券が一瞬で無くなるほどの盛況ぶり。
グループSNE関連では『ダイス・オブ・ザ・デッド』『トンネル&トロールズ』『ゴーストハンター03』『ソード・ワールド2.0』等新旧入り混じった豪華ラインナップをプレイ。
今回TRPGが初めてですという方は、友人に勧められたり、動画を見たりしてTRPGを知ったという声が多かったようです。
もちろん、コアなファンの方もいらっしゃって、いろんな層が入り混じってプレイするという、活気のあるブースとなりました。
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5、 他の出展者さんを見て回ろう! |
少し時間をもらったので早速他のブースを回ることに。
今回はとにかくブース数が多く、470程のブースがひしめき合っていました。
まず出会ったのはイエローサブマリン秋葉原RPGショップボードゲーム担当金子さん。
「今回なんか良いゲームないですか?」と聞いたところ「ウチ、こんどコレ出すんですよ」といって懐からゲームが! 常に常備しているあたりプロ根性を感じます。
2人対戦型の陣取りフリップゲームで、アートワークも秀逸な『セルソード完全日本語版』を紹介してくださいました。
説明書やデザイン等、こだわったとの事で、商品にかける愛情を感じる一品でした!
続いてはテンデイズゲームズ、タナカマ店長さん。
ブースには様々なテーマが用意されている『ペアーズ』や『ラミー17』が!
今回は全体的にオシャレにまとまった感じで、初めての方にお勧めしやすいラインナップ。
次にどんなゲームが出るのか聞いて、テンション上がりまくり! こういったお話が出来るのもゲームマーケットならではですね。
そして今回話題となったブース、ボウザ&ルブラ。
『外人DASH!』というこりゃまたインパクトのあるタイトルで一般ブース参加。
動体視力と反射神経を使ったアクションゲームでワイワイ楽しめるゲームでした!
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5、 祭りの終わり |
楽しい時間はあっという間に過ぎていくもので、気が付けば閉会の時間になりました。
何度経験しても、この瞬間は寂しいものです。誰ともなく拍手が起こりゲームマーケット2016春はその幕を下ろしました。
片づけが終わると、私は取材の為そのまま大都会TOKYOに一泊することに。
ゲームマーケット来場者数は年々着実に増え、参加サークルもそれに伴い増加傾向にあります。
日本のボードゲームシーンにおいてゲームマーケットという存在はとても大きく、それと同時に今後のありかたが問われる場となることでしょう。
メーカから見た、一般出展者から見た、お客さんから見た、海外から見た、ゲームマーケットはどうあるべきなのか、夜景を見ながらそんな考えに思いをはせます。
大量にお金を使ってしまったことへの現実逃避ともとれますが、当分の間はもやし生活の私はそうでもしないとやっていられないのです。
さぁ、これからいっぱい遊ぶぞおぉぉぉぉぉぉ!!
という訳で、今回はここまで!
次回は12月11日開催、ゲームマーケット2016秋にてお会いしましょう。
それでは、よいボードゲームライフを!
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