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トミーウォーカー公認東京オフ会

 みなさま、あけましておめでとうございます!  
 新年明けて1月9日浅草にて
「トミーウォーカー公認東京オフ会」が開催されました。
 現在グループSNEはトミーウォーカーさんと、『エンドブレイカー!』にてルールと世界観の共同開発を行っており、特にこの1月は関連作品が続々と登場予定になっています。
 我らがボス・安田均と若手デザイナーの河端ジュン一がシステムを手がけたSCG(セレクトカードゲーム)、『エンドブレイカー!SCG「BUILD&BREAK」』
 本作品のワールドデザイナーである藤澤さなえの長編小説、
『エンドブレイカー! 真の“終焉”へ導く者』
 私清水が担当し、このイベントにて先行発売となりましたTRPGリプレイ第二巻、
『悪逆の仮面、探求者の系譜』
 これらの作品の製作者として上記4名がゲストとして参加し、大勢のユーザーの皆さんと楽しく交流させて頂きました。

 なお同日には大阪でも
「大阪オフ会」が開かれ、こちらは『シルバーレインRPG』監修者の友野詳とゲームデザイナーの安道やすみちが参加。その様子を紹介した友野詳によるレポートと、併せてお届けします!
レポート執筆:清水一樹



○東京オフ会にやって来ました〜!

 今年の冬はとにかく寒いですね。
 東京はもっと冷えるに違いない! と怯えた清水は「雪山にでも行くつもりかお前は」というくらいの防寒装備でまるまると着膨れて向かったのですが……。なんと当日は快晴、ぽかぽかと暖かい陽気で上着も必要ないくらい。のっけからおもいっきり肩透かしをくらいました(笑)。

 オフ会の会場は浅草
東京都立産業貿易センター
 お天気のよい正月明けの連休ということで、浅草の町はたいへんな賑わいです。

 現在「上級ルールブック」の製作に加えリプレイ、新サプリメント製作企画と濃密な日々を過ごしている我々エンドブレイカー班は、前夜からトミーウォーカー社長うえむらさんや担当編集さん達と熱い打ち合わせを行い、そのままの勢いでオフ会に参加。

 清水も昨年のGWイベントにはすこしだけ参加させて頂き、プレイヤーのみなさんのパワーは十分に体感していたはずでしたが……。さすがに今回は正月明けだし、みんな忙しくてあまり集まれないんじゃないかなぁ、などと思っていました。しかししかし。

 
甘かった!

 いざ蓋をあけてみると――。
 会場は朝一番から町のにぎわいに負けず、ものすごい熱気!
 なんとスタッフの予想を大幅に上回り、ゲストを含め
500名近い人数が集まったとのこと。さっそく仲間たちと新年の挨拶を交わしつつ、みなさん開会の時をいまかいまかと待ち構えていました。

 今回は公認オフ会という事で、ユーザーさん主催のイベントです。
 主な催しものは開会・閉会のご挨拶や新作の告知質問会プレゼントの抽選会
 その他はほとんどの時間がプレイヤー同士、そしてゲストとの交流の場になります。
 ゲストには我々のほかにも、PBWリプレイマスターさんやイラストマスターさんが大勢参加され、気さくにコミュニケーションされていました。

 一方、慣れたトークで会場を盛り上げていた二人の司会さんや、スタッフの皆さんは大忙し。
 我々がほのぼのと交流させてもらっている裏で、旅団の呼び出しや会場の管理に駆け回られてました。本当に感謝です。
 
○新作発表!

 さてさて、はじめにご挨拶で去年亡くなった江川さんをしのんだ後、「本年もよろしくお願いします!」という開会式から一気にイベントが始まりまして、怒涛の勢いで行なわれていた交流会や、てんやわんやの販売ブースも一息ついたお昼頃。
 我々グループSNEに、エンドブレイカー! 関連商品の告知のお時間を頂きました。

 まずは、ついにお披露目の時がやってきました
『エンドブレイカー!SCG「BUILD&BREAK」』! 発売を間近にした本日は、特別に体験プレイ用のスペースを設けて頂きました。
 ロールプレイングゲームのように自分の仲間を集め、技を覚え、デッキと呼ばれるパーティを組み上げていくこのカードゲーム。昨秋の発表からこちら、今かいまかと心待ちにしていたという声も頂き、この日の体験会を楽しみに来られた方も多かったそうです。

 続いて、小説版エンドブレイカー!
『真の“終焉”へ導く者』の紹介です。
 作者の藤澤さなえ曰く
「わたしの好きな要素をぎゅっと詰め込みました」というこの作品は、都市国家ランスブルグを舞台に、エンドブレイカーの力に目覚めた少女が運命に立ち向かう姿を描いた冒険譚。エンドブレイカー!の世界観を知る人もそうでない人も、その情景がありありと目に浮かぶような描写に引き込まれて思わずハラハラドキドキしてしまうことうけあいな、素敵な一冊に仕上がっています。
 今回は出版の都合で来場された皆様のお手元にはお届け出来なかったのですが、「楽しみにしています」というお声を頂き、早くも発売前から作品内容についての質問もあったそうです。

 そんな待望の小説版に代わりまして、このたびお先に会場で先行発売をさせて頂いたのが、私清水一樹が手がけましたTRPGリプレイ第二巻、
『悪逆の仮面、探求者の系譜』です。
 前巻から引き続き、都市国家ランスブルグで運び屋に扮したエンドブレイカー4人組が、第二階層は紋章院の謎を巡って大冒険を繰り広げる今作! ――なのですが、僕、大勢の皆様の前だとあがってしまって、告知の際にはどうにも要領を得ない説明しか出来ず(泣)。
 わかるようなわからないような話を一生懸命した後をひきついで、うえむらさんが
「皆さん、なんとこのリプレイは、一巻の続きなんですよ!」と言ったところで会場は大爆笑。
 ……ほんとすみませんでした。次はもうちょっとマシなトークが出来るように努力します(汗)。

 次は、3月発売予定
『上級ルールブック』についてのお知らせ。こちらは現在鋭意製作中ですが、高レベル環境への対応新アビリティに加え、武器・防具魔物の情報が満載で、更にはPBWとも連動した新規ルールなど、「上級」の名にふさわしい一冊になります。都市国家ランスブルグの設定もめいっぱい描かれる予定で、その内容が気になるユーザーの皆様からは交流会中も本当にたくさんの質問をいただきました。
 「新しいルーツはあるの?」などPBWの物語展開ともかかわるご質問には、うえむらさんの言葉を借りてお答え。
「――それは、(プレイヤーである)お前たち次第だろ?」とのことです(笑)。

 告知の最後にちょっとだけ、まだ少し先になりますが、
公式ルールブックの第三弾(サプリメント)についてもお話しました。
 次は……エンドブレイカー!の世界における太刀や着物の由来である、
「とある東方の都市国家」が舞台なのです(ばばーん)!
 まだまだ謎に満ちたこの世界。
 
「温泉もありますよ!」って安田社長、わぁ、そこまで言っちゃっていいんですか!?
 こちらも盛りだくさんになる予定ですよ〜。でもまだまだ秘密、なのです。
 今後の情報も要チェックで、ご期待くださいね!
 
○カードゲーム、お披露目おひろめ!

 和やかな歓談の時が続く会場。
 その一角に、終始ひときわの盛り上がりを見せていた人だかりがありました。
 そう、告知の段でも紹介しました、今月末に満を持して発売される
SCG「ビルド&ブレイク」の先行体験ブースです!

 今回このイベントに間に合わせるために、ブロッコリーの皆さんには大変尽力頂いたそうで……。
 当日もお二人の担当さんが会場にいらっしゃいまして、安田社長、河端くんと総勢4名が特設卓に密着していたのですが、その予想以上の賑わいに、我々もビックリ!
 たくさんの人々が行きかう会場の中、ほとんどの方々が足を向け、プレイに参加したり戦況を見守ったりされてゆきます。
使用されるカードの一枚一枚にはユーザーさんが実際にPBWで発注されたピンナップイラストもふんだんに盛り込まれているので、置かれているカードを手にとって皆でわいわい話しているだけでもすっごく楽しい。
 それぞれの卓でのゲーム展開も、皆さん初プレイながらも独特の戦法を編み出され(さすがゲーマー!)、いずれも接戦の好ゲームになった様子。
 僕も思わず輪の外からその白熱した様子を眺めて、「うわぁ……正直、めっちゃプレイヤーとして混ざりたい!」と思ったくらいでした(笑)。

 楽しみにして頂いてたのに残念ながら定員オーバーで体験プレイ出来なかった皆さん、本当にごめんなさい! もうじき製品版がお届けできますから、あとちょっとだけお待ちくださいね!



※SCGの体験会は、これからも各地で行なわれる予定になっています。それらの情報はブロッコリーさんの公式サイトにて随時掲載されていますので、気になる方はこちらをどうぞご確認ください。

 
○おまけ:清水バタバタの巻

 実は今回、僭越ながら清水一樹が、「リプレイ二巻発売記念サイン会」なるものをさせて頂けることになりまして。 昨秋にデビューしたばかりの僕には、人生の一大事であります。
 周囲からは散々「ちゃんと書けるんか?(ニヤニヤ)」とからかわれ、「大丈夫っすよあはははは!(乾いた笑い)」とプチ大口を叩いていたのですが……。

 正直パニックでしたごめんなさい本当にすいませんでした(涙)。

 とまあ小物感丸出しで、パニックを必死で隠し(ているつもり)つつも精一杯努めさせていただきましたが、大勢の方々に並んでいただいて、皆さんとても温かくて感動しきり。
 このような読者の皆様とじかに接する機会を頂き、それはもう、ものすごい勢いでGUTSが上昇しました。ご購読頂き、サイン会に参加頂きまして、本当にありがとうございました!
 
 

○閉会

 そんなこんなで、新年一発目から大盛況だった東京オフ会。
 本当に大勢の方々が集まったイベントもつつがなく閉会、本当にあっという間の一日でした。
 スタッフの皆さま、お疲れさまです。素敵なイベントにお招き、ありがとうございました。

 一方、大阪でもオフ会が開催されておりまして、こちらも一日楽しい雰囲気で終始盛り上がっていたと聞きました。その様子もちょっとだけ、友野詳がレポートしてくれましたので、よろしければこちらもご覧ください!


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