GM: |
というわけで、サレイは他の蛮族がいると思わしき場所を示してくれるよ。ここから南に2エリアほど進んだ場所だね。 |
アラン: |
サレイ様は汎用蛮族語が分かるんでしたね。それで他の蛮族の情報を得たわけですか。 |
ルシアス: |
では、そこに向かうか。その前に、セレスが愛でているこいつらをどうするかだが。 |
セレス: |
(コボルド2匹とじゃれながら)ん? |
リチャード: |
うーん。連れて行くことにしようか。 |
GM/コボルド: |
「見逃してくれないんですか!?」 |
リチャード: |
ここから逃げても、また新たな蛮族にこき使われるだけだよ。私たちと一緒に来るといい。 |
アラン: |
けど、傍から見ると、赤い靴を履いた異人さんにしか見えないね(笑)。 |
ルシアス: |
むしろド○ド○だな(笑)。 |
リチャード: |
ひどいことはしないよ。蛮族と戦うときは、遠くに離れていなさい。 |
GM/コボルド: |
「分かった。ありがとう」 |
セレス: |
そう言えば、ジィさんのところには戻らなくてもいい? |
アラン: |
なんだか、戻ってくるといいことがあるようなことを言っていましたね。 |
ルシアス: |
なら、寄っていくか。どのみち南に向かうならたいした寄り道にはならん。 |
GM: |
では樹海に入って2日目の夜だ。エリアを移動してジィのいた場所に戻ると、光るものが落ちている。誰かサイコロを1個振ってくれるかな? |
アラン: |
僕が振りましょう。(コロコロ)6ですね。 |
GM: |
じゃあ、そこには三千ガメル相当の宝石がひとつ落ちていたよ。 |
一同: |
おぉお。 |
リチャード: |
これは、ジィからのお礼、ということかな? |
アラン: |
そのようですねぇ。 |
ルシアス: |
もう少しこの辺りを探ろう。もうひとつ落ちているかも知れん。 |
アラン: |
そうですかねぇ?(笑) |
セレス: |
で、宝石が点々と続いてるんだね。それを拾っていくと魔女の家に……。 |
GM: |
パンのかけらじゃなくてよかったね、ってか(笑)。 |
一行はこのエリアで野営を行うことにしました。サレイとコボルド2匹と同行しているため、いつの間にか7人の大所帯のパーティです。
|
リチャード: |
コボルドたちに余っている保存食をあげようか。ほら。 |
GM: |
じゃあ、保存食を食べたコボルドたちは感動するね。「おいしーい!」 |
リチャード: |
デュボールに帰ったら、もっと旨いものが食えるさ。 |
GM/コボルド: |
「この世にこれよりおいしいものがあるの!?」 |
ルシアス: |
……なんだか、近所の子供にお菓子をあげるオッサンに見えるな(笑)。 |
リチャード: |
ところで、君たちは病気なんかしたことないかな? |
アラン: |
リチャード……この子達をどうするつもりなんだい?(笑) |
GM: |
(コロコロ)野営の間、特に何も起こらなかったようだね。3日目の朝だ。 |
セレス: |
南に進むー。 |
GM: |
次のエリアだね。ジィのエリアを通っていくなら、サレイが言っている辺りの場所にたどり着くね。エリアに入ってしばらく進むと、樹海が開けて沼が広がっている場所を見つけるね。そこに、複数の気配がある。 |
リチャード: |
サレイ様の言うとおり、蛮族たちがいるのかな? |
GM: |
そのようだ。沼地は全体で半径10mほどの広さがある。ところどころに高さ5mほどの潅木が生えていて、中央近い場所の潅木の上に、大きな鳥のような姿の魔物がいるね。 |
アラン: |
そいつが、探している蛮族ですか。 |
GM: |
さらに、その潅木の根元には全裸の女性が立っている。沼の深さは腰までくらいのようだね。他にも、沼地の周囲を歩き回っている2体のゴーレムの姿が見える。コンジャラー技能を持っているリチャードには、ストーンサーバントであると分かったよ。 |
リチャード: |
(ゴーレムを無視して)ぜ、全裸だって!? |
セレス: |
リチャード、反応激しすぎー。 |
ルシアス: |
まるでラファルのようだな。 |
アラン: |
合コン慣れしているはずなのに……。 |
リチャード: |
わ、私としたことが、少々取り乱してしまったようだ。 |
ルシアス: |
向こうはこちらに気づいていないのか? |
GM: |
今はまだ樹海の中にいるから、見つかってないよ。沼の淵までは30mの距離があると思ってくれ。「魔物知識判定」は行えるよ。 |
一同: |
(コロコロ) |
アラン: |
樹の上の魔物は分かりました。 |
リチャード: |
沼の女性は私が分かったね。 |
セレス: |
さすがー。 |
リチャード: |
……心なしか、セレスの視線が冷たいね(笑)。 |
GM: |
樹の上の魔物はセイレーンだと分かる。 |
リチャード: |
セイレーン。6レベルの蛮族で、呪歌を使って空を飛ぶ敵だね。 |
GM: |
そう。その足元にはサレイの“竜の歌”と思わしき書物がある。 |
リチャード: |
呪歌にはいやな思い出があるよ……合コンでキャンパスが【ヌーディ】を使ったときの大惨事は、筆舌に尽くしがたいね……。 |
セレス: |
あ、合コンの罰ゲームでやった奴?(笑) |
リチャード: |
やめてくれ、それ以上は思い出さないでくれ! |
ルシアス: |
思いっきり犯罪だな、それ。 |
GM: |
そんな悲惨な過去が(笑)。 |
セレス: |
この写メなんだけどね?(携帯を見せるポーズ) |
ルシアス: |
写メってなんだ(笑)。 |
GM: |
リチャードが普段どんな合コンをしてるか、すごく気になってきたぞ(笑)。あ、沼の中の女性はスキュラだね。 |
ルシアス: |
8レベル、4部位の蛮族か。しかも沼の中でもペナルティを受けない。 |
アラン: |
セイレーンは空を飛べるし、護衛用のストーンサーバントもいますよ。なかなかに面倒くさそうですねぇ。 |
リチャード: |
色気は満点だけどね。 |
GM: |
君が欲求不満なのはよく分かったよ(笑)。 |