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TOP > ユーザーコンテンツ > TRPGリプレイ > ソード・ワールド2.0『マージナル・ライダー』外伝 第五話「宝石は妖精とともに」


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2.いざ、出発!!




 街で待っている間、ドレム達は宝石を狙う者の情報を集めました。
 わかったのは、メローニ以外にもアルフォート王国の宝石商が来ていた事、デュボールにも宝石を手に入れようとしていた商人がいた事、メローニが購入したのは知れ渡っているが、強硬な手段に出てまで奪おうとする人達はいない事、でした。
 情報を集めている間に2日が過ぎ、ライダーギルドからローザという15歳の人間の女の子が派遣されてきます。



ドレム: よし。朝一で出発するぞい。

GM: 皆さんが乗り込むと、馬車は走りだします。何かしますか?

ドレム: そうじゃなぁ、ニサ殿に話しかけよう。
「ときにニサ殿」

GM/ニサ: 「はい?」

ドレム: 冒険者技能を持っとるか?

GM/ニサ: 「コンジャラー3レベルとスカウト1レベル。HP 24 、MP 21 です。後、秘書検定第一級的なものを」

ドレム: そうか……。依頼を受けた時にも確認したが、いざとなれば、宝石を優先させてもらう。そういう状況にならんように努力するが、万が一の場合は逃げてくれ。

GM/ニサ: 「は、はい」



 そしてお昼になりました。
 フフフフフ。鉄箱に入れられ、街道を進んでいるとはいえ、妖精石の効力が消失したわけではありません。弱まっただけです。
 1d 振って 5 以上なら、もれなく妖精が出現しますよ!



GM: さて、ここで1人、ダイスを1個振ってください!

アラン: なんか、凄く嬉しそうですねぇ……。

GM: そんな事ないですよぉ(うきうき)。

ドレム: ……(ころころ) 4 。

GM: う……何も起こりませんでした。



 その後、セレスさんとアランさんがロシアンルーレットを始めたり、キャンパスが呪歌を歌おうとしたりと、楽しく順調に街道を進み、夜になりました。



ドレム: 野営じゃな。わしらは外で、ニサさんは馬車の中で寝るぞい。

GM: 見張りの順番を決めてください。



 話し合いの結果、スカウトを持っているアランさんとキャンパスさんは別れる事に。
 一回目はセレスさんとキャンパスさん。
 二回目はドレムさんとアランさん。
 という組み合わせになりました。



ドレム: おやすみ〜。

GM: (こっそりサイコロを振る)……何も起きませんね。

セレス: 暇ねぇ。と言いながら、キャンパスの頭をバスケットボールのように叩きます。

キャンパス: 浮かんでるのがおもしろいのわかるけど、やめて!

セレス: だって、暇だから(ポムポム)。

キャンパス: う……酔ってきた。

セレス: あ、吐いた。そうか。グラスランナーを吐かすにはこうすればいいのか。

一同: (笑)

キャンパス: ハッ! 凄い事に気づいたよ!

(睡眠中の)アラン: どうしたんです?

キャンパス: ボク達、見張りをしてない!

一同: (爆笑)

(睡眠中の)ドレム: えぇい! 交代じゃ交代! 起きろ! アラン!

アラン: あぁ、起きてすぐはいつもに増してテンションが低い…… 死にたい 。

ドレム: ……リチャードの奴、こんな困った奴置いて、どこいきおった。

(睡眠中の)セレス: 合コンに成功して、その子とのデートに忙しいらしいよ。

アラン: リチャ〜ド〜(涙)。うらやましいよ〜(悔し涙)。

ドレム: 元気をだせ! 合コンに行けば、お前もうまくいくかもしれんぞ!

アラン: そうだ! リチャードが合コンに連れて行ってくれるって言っていました! それまでは死ねません!

GM: ドレムさんがアランさんを励ましているとですね……と、気づいたかどうかはスカウトかレンジャー足す、知力ボーナスで判定をお願いします。

ドレム: (ころころ) 9 。

アラン: (ころころ) 14 。

GM: アランさんは気づきました。茂みからニサさんが出てきて、馬車へ戻っていきます。

一同: ん?

アラン: 身のこなしは手馴れた感じですか?

GM: いいえ。コソコソと馬車に戻ろうとしますが、足音を完璧に消しているとか、気配を完全に絶っている事はありませんね。

アラン: それは……(少し顔を赤らめて) トイレですね。

(睡眠中の)セレス:
(睡眠中の)キャンパス:
そうか!

ドレム: 納得するな(汗)。

アラン: でも、アランはそう思っちゃいます。誰にも言いませんよ。さすがに、明日も同じ事をされたら別ですけどねぇ〜。

ドレム: 拙僧は気づいとらんし、どうしようもないな。アランに説教をしよう。
「いいか? 命というものはだな……」



 1日目の夜は、ドレムさんの説教で終わりました。
 そして2日目の朝。
 周囲に朝霧が立ち込め、鳥のさえずりが聞こえてきます。





キャンパス: 早朝の散歩に出かけたボクは、草むらに横たわるものに気がつくよ。近づいて……うわああぁぁ! 人が死んでいるうぅぅぅ!

ドレム: おぉ! メローニさんじゃ! メローニさんが死んでおる!

セレス: そんな! どうしてここに!

アラン: みんな動かないでください! 犯人は、この中にいる!



GM: それでは、早朝から街道を進むでよろしいですか?

セレス: ……全スルーしたわね(笑)。

GM: できる所はしていこうかなぁって。で、進むでよろしいですか?

セレス: 馬車の窓から外を警戒しながらね。

GM: では、お昼になりました。またサイコロ1個振ってください。

アラン: 今度は僕が(ころころ) 5 。

GM: 2d 振ってください!

ドレム: GMのテンションが上がった(笑)。

アラン: (ころころ)…… 7 。

GM: 7 ですね? (がさごそと、1枚の用紙を取り出す)



 出目で出現する妖精を変えてみました。用紙には、その表が書かれています。
 えっと、 7 は……。



セレス: GM、どうかした? 凄く困った顔をしているけど。

GM: / ……。



 7 はムリアンの群れなんですよ。
 蟻ぐらいのサイズの、人間の姿をしたとても小さな土の妖精達です。
 馬車の中にわらわらと現れるのは変な気がしますし。かといって、走っている馬の横を蟻が並走できるとも思えないし。
 あ、ひらめいた。並走できないのなら、妨害しちゃえばいいんですよ。



GM: ローズが「きゃっ!」と言って馬を止めます。

ドレム: 何事じゃ!

GM: 荷台から顔を出し、御者席を見ると、黒い蟻のようなものがたくさんいますよ。魔物知識判定、お願いします。

一同: (ころころ×4)

GM: (皆さんの出目を見て)あ、わかりましたね。ムリアンの群れです。

セレス: よし! ローズさん、 轢け!

GM: 問答無用 !? ローズは、「轢いていいんですか?」と戸惑っていますが。

キャンパス: 【モラル】を歌うよ! 心の中にある勇気を奮い起こすんだ!

一同: (笑)

キャンパス: まだ足りないって? わかった、【モラル】を蛙に引き継がせつつ、ボクは【チャーミング】。命令はもちろん 「 轢け!」 だ!

一同: (爆笑)

GM: ムリアンは友好的な種族ですよ。「見せてぇ」「遊ぼう」と言っていますし。

セレス: イヤ(きっぱり)。

キャンパス: 誰も止めないのなら、歌うよ〜!(ころころ)あ〜♪

GM: 馬車は走り出し、ムリアンの群れは道を開けます。「またね〜」「今度は見せてね〜」と手を振って見送ってくれます。

セレス: 数日後、またここを通る予定だから〜。その時、よろしくね〜。



 う〜ん。妖精が望む事をすれば、後々お助けキャラで出たり、アイテムをくれたのですが……そりゃ、警戒しますよね。
 その後はなにも起きず、夜になりました。





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