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TOP > 製品情報 > ゲヘナ > ゲヘナとは? > サプリメント2人魔饗宴

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サプリメント第二弾、その名は
『人魔饗宴』
第一回 第二回 第三回
04.03.05 /04.03.08 /04.03.11

 より苛酷でド派手、『人魔饗宴』の舞台は〈幻鏡〉〈獄〉に存在する!


 さて、今回も『人魔饗宴』の内容を紹介していくぞ。前回紹介した強化ルールや追加データで、享受者の闘いはよりハード、よりダイナミックに変化していく。第二回はその闘いの舞台、〈幻鏡〉〈獄〉の最奥までを紹介する。〈幻鏡〉を取り巻く一般人の生活やその管理、はたまた〈獄〉に眠るさまざまな法則「反魂」の具体法などまで余すことなくお伝えしよう。

新術技その2
邪悪な沙で罠を張り、敵を追い詰める
《黒沙術(こくさじゅつ)》!
 

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黒沙魂装士
(こくさこんそうし)


怨念、憎悪、悪意……
それならあたしは誰より詳しく知っている


 ふたつめの新術技は《黒沙術》と呼ばれる術技。ジャハンナムの獄や瘴気の漂う砂漠に存在する「黒沙」を操る魔術、その特徴は気力を消耗しないことだ。黒沙使いと呼ばれる者は、念じるだけで触れた黒沙を自由に操ることができる。

 さらに、黒沙術は他の魔術と使い方が少々異なる。それが黒沙術の使用機会に定められた「成型&作動」「配置」だ。どちらもクセのある使い方だけど、今までできなかったことができるようになり、面白い魔術が使えるぞ。

 「成型&作動」の魔術は、あらかじめ魔術を使うことで「成型」しておき、使いたいときが来たら「作動」させることで、その効果を表すものだ。魔術の行使を妨害する〈悪意は術を食う〉、闘技の使用を邪魔する〈悪意は闘気を殺ぐ〉などがある。

 「配置」の魔術は、あらかじめ場所を指定し、その1点を中心に黒沙術を使える。「配置」できる魔術は、周りの環境を変化させるものが多い。回避しにくくなる空間を作る〈闇の霧で傷つけ人〉や、魔術の効果を増大させる〈闇の霧で膨らめ魔〉などだ。

 その他にも通常で使える魔術として、黒沙で武器を作り出す〈黒い腕は死を運ぶ〉、自らの肉体を黒沙に変える〈黒い御手に供物を〉などもある。黒沙術はバリエーションの多さで、神語術に劣らないぞ。魔術の罠を駆使するトリッキーな魔術師、それが黒沙使いだ!
ジャハンナムの暗部を象徴する〈幻鏡〉と〈獄〉
その全貌が明かされる!


 饗宴第三夜 定かならぬ世界ではジャハンナムを取り巻く環境でも、より危険なものである〈幻鏡〉〈獄〉を解説している。

 〈幻鏡〉はその構造や内部の環境を『煉獄彷徨』で解説したけど、今回はより詳しく幻鏡使いと呼ばれる魔術師の立場や、幻鏡がいかに生み出され、固定化されて人々が利用しているか、その管理はどうなっているかが詳細に渡って書かれている。

 たとえば、鉱山都市クスンドの源になっている「鉱山」の幻鏡からはさまざまな鉱石が取れ、街はその発掘を基盤に栄えてきた。また海洋都市ファーユの幻鏡は海洋であり、人々はそこに船を出して漁や亜人との貿易(!)で生活している。

 こういった、各都市の幻鏡はシナリオアイデアとしても活用できるので、幻鏡を探索するシナリオを自作するときは、大いに役立つはずだ。


 それに対して〈獄〉はその構造だけでなく、獄に入り込んで魂を取り返すという、反魂の方法をお伝えしている。魂葬協会と反魂の関係、〈護魂の壺〉と呼ばれる道具などと合わせてサポートしているぞ。

 「反魂」実力の高い享受者たちでも困難な任務だ。その原因は獄を管理する「上位邪霊の強さと、獄内に広がる〈邪霊律〉の凶悪さにある。

 上位邪霊「饗宴第二夜 深き闇の知恵」で強化された享受者でも太刀打ちできるか分からない。それぞれが獄の内容をあらわす通り名を持ち、自分たちの嗜好に合わせて獄の魂を苦しめている。〈残虐の鞭〉アエシュマは、黒い炎の鞭で魂たちを打ち据えて責めるし、〈百の口〉バルフォルドは魂たちに贅沢な食物を与え、肥え太らせてから丸ごと食らうといったようにだ。

 〈獄〉を支配している法則の〈邪霊律〉も、訪れる者を生者、死者問わずに苦しめる。その法則もさまざまにあるぞ。深く立ち込める霧が戦意を奪い、闘技チットの獲得枚数が減ってしまう〈怠惰の霧〉、獄卒を援護し、生者を惑わせる〈死霊の狂気〉、獣の内臓のような空洞で、武器や防具が溶けて失われる〈貪欲なる空間〉などだ。これらの困難をくぐりぬけ、魂の奪還を果たすことはできるのか?
最終回は待望の追加魔物!

 『人魔饗宴』で追加された術技は3つ。そのうち《邪眼術》《黒沙術》はこれまでに紹介してきた。新術技のトリを飾るのは、武器を持たずに拳や蹴りで闘い、闘技で相手を叩きつぶす《愧拳術》だ。

 さらに、次回紹介する饗宴第四夜 幻妖無限では、50体を越える数の魔物を収録。ただ魔物を紹介するだけでなく、邪霊同士の格付け階級制度の説明や、自作魔物を作成するときの指針なども掲載されている。その脅威から逃れる術は果たしてあるのだろうか?

 次回の更新は3/11(水)の予定。『人魔饗宴』発売直前の更新を見逃すな!

第一回 第二回 第三回
04.03.05 /04.03.08 /04.03.11

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