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「追加データ、新たな環境、強大な魔物……『人魔饗宴』の世界についてこれるか!?」
3月も中旬にさしかかり、『人魔饗宴』の発売日も間近に迫ってきた。その膨大な内容紹介も今回でいったん終了だ。最後を飾るのは新術技《愧拳術》と、追加された多数の魔物の紹介になる。 |
新術技その3
〈愧風〉を操り、力任せに敵を砕く
《愧拳術(きけんじゅつ)》! |
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愧拳闘士
(きけんとうし)
他には何もいらねえ。
壊せ、潰せ、喰いちぎれ!
先に紹介された《邪眼術》《黒沙術》と違い、《愧拳術》は格闘用の術技だ。かつてはラウ教の護身術として編み出された格闘術だったが、そこに〈愧風(きふう)〉と呼ばれる邪霊の力を取り入れ、術技にまで昇華したもの。開祖が邪霊の力を受けいれたことを恥と感じ、「愧(は)じる拳」という名前が付いたのだ。
《愧拳術》は特定の武器を持たず、拳や蹴り、体当たりなどを武器として扱い、攻撃できる術技だぞ。攻撃方法は「パンチ」「キック」「ぶちかまし」「捻り技」「投げ」とあり、術技レベルが1つ上がるごとに、新しい攻撃方法をひとつ使えるようになる。肉食獣タイプの獣人が愧拳闘士になると、この攻撃方法に「爪と牙」が追加されるぞ。連撃が得意な「パンチ」、相手を吹き飛ばせる「ぶちかまし」、連撃増加値が倍になる「爪と牙」など、攻撃方法はさまざまな特徴があり、同じ愧拳闘士でもその戦い方は全く異なるのだ。
《愧拳術》は、闘技も攻撃方法ごとに分けられている。複数の攻撃方法を覚えることで使えるようになる奥義は、闘技チットの使用枚数こそ膨大なものの、一撃のダメージは獣甲闘士の最大ダメージに匹敵する! 奥義の種類も全ての術技の中で最も多く、成長させていくのが楽しみな術技だぞ。 |
亜人種、幻獣、上位邪霊……
強さ評価「14」の世界! |
「饗宴第四夜 幻妖無限」では新たな魔物を50体以上紹介している。強さの指針を表す「強さ評価」は、下は2から上は14まで、満遍なく登場しているぞ。基本ルールブックでは強さ評価10までしか紹介されていなかったけど、強化ルールに伴ってさらに強い魔物を登場させた。
魔物の中で目を引くのは「亜人種」と「邪霊」ではないだろうか。
「亜人種」は数多く存在し、〈幻鏡〉内に広がる世界から渡ってきた一本足の人間「スキアポデス」や、フィサールの妄想から生まれ、流浪の民として生きながらえている昆虫人間「デミ・インセクト」、もともとジャハンナムに生息する有翼人「ウトゥック」などの一般的なデータが紹介されている。
「邪霊」は〈獄〉の登場もあり、その階級や生態がより細かく明かされた。「下位邪霊」「中位邪霊」「上位邪霊」が多数紹介され、管理している〈獄〉の情報もあるぞ。
魔物は基本ルールブックに比べて大幅に戦力を強化された。カウンターシステムの導入、複数行動が可能な魔物の登場、汎用能力の体系化などだ。基本ルールブックの魔物にも対応しているから、今までと違った魔物の怖さが生まれてくるぞ、強化されたのが享受者だけでないことを証明してやるのだ! |
巻末には、新たに追加された3つの術技の早見表が掲載されている。コピーしてキャラクターが持っておくと、新術技を扱いやすくなるはずだ。《邪眼術》《黒沙術》は魔術のリスト、《愧拳術》は闘技と奥義のリストになっている。さらに、追加ルールとして「使えなくなった部位」「収入の目安」」を掲載。もしものときも安心だ。
3回の更新に渡って『人魔饗宴』の内容をお伝えしてきたけど、その全容はまだ少ししか見えていない。『GEHENNA』がどう変わったのか、それを確認するのは君自身だ。天に忘れ去られた地獄の縁、ジャハンナムで人と魔の宴がついに開かれる−−! |
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