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第二夜 新たなる生
Q2-1  術技を《雑芸術》しか修得していないキャラクターは、作成時に一般技能を獲得できませんか?
A2-1  はい、できません。
 ただし、GMが許可するなら、一般技能を合計で3レベル分取得できても構わないでしょう。

第三夜 伝えられし業
Q3-1  《刀術》の闘技【直破】のランク5の効果は「さらに目標は装甲値半分としてダメージを受けます」とありますが、闘技【鋼壁】や魔術【聳え防ぐ炎】の効果も半分になりますか?
A3-1  はい、すべての装甲値が確定した後、その装甲値を半分(端数切り上げ)として考えます。
 同様に、装甲値を無視する効果の攻撃や特殊能力は、後で【鋼壁】や【聳え防ぐ炎】で装甲値を上昇させても、それを無視します。
Q3-2  《魂装術》の闘技を使って獣甲や暗器に効果を与え、《獣甲術》や《暗殺術》で判定したとき、非実体へダメージを与えられますか?
A3-2  いいえ、できません。
 非実体への攻撃能力は《魂装術》で判定したときだけになります。
Q3-3  《魂装術》の闘技【魂装・伸】など、離れた相手に近接攻撃を行うとき、目標はカウンターを試みられますか?
A3-3  いいえ、試みられません。
 ただし目標が、攻撃された武器以上の射程を持つ近接武器(同じ【魂装・伸】で伸ばした武器、〈雷鎚・金〉など)を使えるときは、その効果でカウンターを行えます。
Q3-4  《雑芸術/ジャグリング》の闘技はすべて投擲時にしか使えない、とありますが、【換襲】で変更できる武器は投擲武器だけですか?
A3-4  いいえ、常時発動闘技はその術技を使っていない状態でも効果を発揮します。
 【換襲】は《雑芸術/ジャグリング》の闘技ですが、常時発動闘技であるため、近接武器や射撃武器にも変更が可能です。
 エラッタの「83頁 【換襲】の説明」の項も参照してください。
Q3-5  《獣甲術》の闘技【絶闘】はイニシアティブ0になると再行動できる闘技ですが、【絶闘】の使用者がイニシアティブ0の場合、連続で行動できますか? また、他にイニシアティブ0のキャラクターがいた場合や、【絶闘】を1ラウンドにふたり以上使用した場合、行動順はどうなりますか?
A3-5  はい、【絶闘】の使用者のイニシアティブが0の場合、本来の行動を行った後「行動終了タイミング」で【絶闘】を使用することで、連続で行動できます。
 他にイニシアティブ0のキャラクターがいる場合は、すべてのキャラクターが行動した後で【絶闘】の行動順になります。
 【絶闘】の使用者がふたり以上いる場合、【絶闘】の使用者同士の行動順は、本来のイニシアティブに従います。
Q3-6  獣甲〈迅雷速〉や〈奇精茨〉の装備部位には「背中」とありますが、天使や堕天使がこれらの獣甲を装備した場合、翼による「飛行」の能力は失われますか?
A3-6  いいえ、失われません。
 獣甲やそのほかの装備に関しては、基本的に行動や種族の能力を阻害しません。
Q3-7  獣甲〈爆拳〉は連撃回数が1回増加しますが、《愧拳術》で武器として使った場合も増えますか?
A3-7  はい、〈爆拳〉を《愧拳術》のパンチとして使用した場合、連撃回数が1回増加します。
Q3-8  《暗殺術》の連撃ボーナス「回避連撃可能」ですが、カウンターを受けても連撃を続けられますか?
A3-8  いいえ、できません。
 カウンターに成功された場合、連撃は終了します。
Q3-9  《雑芸術/ソードダンス》の【双耀】を使ってふたつの武器で攻撃するとき、基準値はどうなりますか?
 また、ダメージを上昇させる闘技などの効果はどうなりますか?
A3-9  【双耀】で使う武器の基準値が異なる場合、どちらの基準値を用いても構いません。
 ダメージの計算方法は以下のようになります。闘技などは通常通りに適用されます。

例:〈ファルシオン〉と〈ショーテル〉を用いて【双耀】を使用した場合
キャラクターのステータス
筋力5、《剛力》2レベル、【魂装・斬−3】を使用

牽制の基本ダメージ
 1(ファルシオン)+3(ショーテル)+5(【魂装・斬】)=8
渾身の基本ダメージ
 6(ファルシオン)+7(ショーテル)+5(【魂装・斬】)+2(《剛力》)=20

 ふたつの武器の基本ダメージのみを加算し、その後、闘技や《剛力》などの効果を通常通り足し合わせる、ということになります。
 上記の場合で【魔薬・漲】を使って筋力が2点上昇した場合、ファルシオンとショーテルの基本ダメージがどちらも2点上昇することになりますが、【魂装・斬】の効果が倍の10点にはなりません。
 また攻撃時の「予ダメージ決定対応タイミング」に【刺転】【貫き焦がす炎】などを用いても、通常のダメージ上昇の効果と同じです。
 武器が2つあっても、タイミングはそれぞれ一度しか発生しない、ということです。
Q3-10  《雑芸術/火吹き》で使用する〈火吹きの壺〉は、他のキャラクターがスペアを持ち歩き、持ち替えて使うことは可能ですか?
 また、中に入れる油などは、水袋などに入れておいて後から補充できますか?
A3-10  〈火吹きの壺〉は《雑芸術/火吹き》を修得していないキャラクターが持つ場合、その扱い方を知らないため、ひとりひとつまでしか持てません。
 中に入れる水や油は、水袋などで携帯して持ち運べますが、すぐには使えません。
 壺の中の水や油、砂などに魔力が影響を及ぼすまで、入れてから1時間必要になります。
Q3-11  《雑芸術/ジャグリング》の闘技【散擲】で複数の武器を投擲する場合、武器のタイプはどうなりますか?
A3-11  投げた投擲武器の中からひとつ、好きなものを選びます。
Q3-12  《幻鏡術》の魔術【雑多無限式、収納】を《神語術》の【魔術から理を奪え】で消した場合、その幻鏡使いの【雑多無限式、収納】の中身は失われますか?
A3-12  いいえ、失われません。
 【魔術から理を奪え】や、魔術の効果を失わせる効果で【雑多無限式、収納】を消しても、その場から消えて効果が使えなくなるだけで、呼び出した幻鏡そのものが失われるわけではありません。
 もう一度【雑多無限式、収納】を行使すれば、同じ幻鏡が現れ、幻鏡使いが中に入れていたものを取り出せます。
Q3-13  《黒沙術》の魔術【黒い弾丸は胸を穿つ】ですが、複数の目標に対して行使するときも、消費黒沙点は変わりませんか?
A3-13  いいえ、目標それぞれに対して黒沙を消費してください。
Q3-14  《妖霊使役》の闘技【妖双撃】ですが、妖霊強度が「0」の時も使用できますか?
A3-14  はい、可能です。
 妖霊強度が「0」のため、追加ダメージの上昇は行えませんが、命中値は「ランク」点上昇します。
Q3-15  《魂装術》の闘技【魔業】ですが、ランクの存在しない魔物の特殊能力に対して使えますか?
A3-15  はい、使えます。ただし、ランクのない特殊能力に対して【魔業】を使用する場合は、《精神抵抗》で抵抗が可能なものでなければなりません。
Q3-16  《魂装術》の闘技【魔塵】を使うとき、10本セットで購入したナイフひとつで目標ひとりのダメージを減少できますか?
A3-16  いいえ、できません。セットで購入した装備なら、セットすべてで武器ひとつとして扱います。
Q3-17  《獣甲術》の闘技【接射】を修得しているとき、《刀術》の闘技【直破】で近接状態の目標を攻撃できますか?
A3-17  いいえ、できません。【接射】は「遠距離武器を近接状態でも使用できる」闘技です。【直破】は近接武器である銘刀、冥極刀を用いて遠距離攻撃を行う闘技なので、【接射】の条件に当てはまりません。
Q3-18  肉食獣の獣人が獣甲〈狙眼・蒼〉〈狙眼・赤〉を本来の眼と入れ替えて装備した場合、種族能力「獣感覚」の暗視は失われますか?
A3-18  いいえ、失われません。本来の眼と入れ替えて装備しても、〈狙眼・蒼〉〈狙眼・赤〉を起動していないときは、装備前と同じです。起動した場合は、本来の視覚に加えて、それぞれの獣甲の効果を得られます。これらの獣甲が破損した場合は、起動していない状態でも、眼が見えないことによるペナルティを受けます。
Q3-19  《雑芸術/鷹匠》の「対応タイミング」の闘技は、鷹が使用したものですか? 同時に鷹使い本人は別の闘技などを使えますか?
A3-19  いいえ、使えません。《雑芸術/鷹匠》の闘技はすべて、鷹使いが使っているものとして扱います。
Q3-20  《神語術》の魔術【かの鎧は砕けず】の強制力1〜2の効果である「目標は術者に変更されます」とは、【かの鎧は砕けず】の目標が術者に変更されるのですか? それとも、【かの鎧は砕けず】の目標に行使された魔術と【かの鎧は砕けず】ふたつの目標が、術者に変更されるのですか?
A3-20  【かの鎧は砕けず】の目標のみ、術者に変更されます。その結果、目標に術者が含まれていれば、術者の受けるダメージが減少します。
Q3-21  《神語術》の魔術【幸運よ、彼と共にあれ】で、妖霊の補助のダイスを判定する前に変更できますか?
A3-21  はい、妖霊使いを目標にして【幸運よ、彼と共にあれ】を行使した場合、妖霊の補助のダイスに効果を適用しても構いません。
Q3-22  《幻鏡術》の【攻撃構成式、××】の魔術に《邪眼術》の【気を散らす眼】は効果がありますか?
A3-22  いいえ、ありません。原則として《幻鏡術》の魔術を行使した「対応タイミング」では、術者以外が強制力や効果などを変更できません。《神語術》も【無意味】を除けば同様です。
Q3-23  《幻鏡術》の魔術【雑多無限式、収納】を使って、水などの液体や、砂、黒沙などをそのまま持ち運ぶことは可能ですか?
A3-23  いいえ、できません。気体や液体はそれを収納できる容器に入れなければ、【雑多無限式、収納】の中では失われます。砂や黒沙なども同じです。
Q3-24  《幻鏡術》の魔術【攻撃構成式、聖砲】の、強制力11以上の効果「射線上のすべてのものを〜落下ダメージを受けます」が発揮されたとき、目標となったキャラクターは落下ダメージを軽減する【受座】や【見えざる手よ、支えよ】の効果でダメージを軽減できますか?
A3-24  はい、可能です。
Q3-25  《黒沙術》の魔術【黒い腕は死を運ぶ】や【黒い指先は巧みに蠢く】などで固定化させた黒沙の道具は、一般人でも持てますか? また、袋などに収納できますか?
A3-25  はい、可能です。これらの魔術で固定化された黒沙は、一般に用いられる道具、武器などと同じように使えます。
Q3-26  《黒沙術》で黒沙を用意するとき、《雑芸術/火吹き》用の壺に入れている砂を黒沙にできますか? また、そのとき黒沙は何点ぶん獲得できますか?
A3-26  はい、可能です。獲得できる黒沙は壺ひとつにつき3点ぶんとします。
Q3-27  妖霊自身による攻撃は《魂装術》の闘技【魔業】で跳ね返せますか? その場合、攻撃は誰に跳ね返せますか? また、必要なランクはどうなりますか?
A3-27  はい、可能です。妖霊の攻撃を【魔業】で跳ね返す場合、跳ね返す相手は妖霊自身になります。しかし、抵抗に成功した扱いになるため、ダメージは与えられません(妖霊が【風を操る】などを修得していれば、半分のダメージが与えられます)。また、ランクは【攻撃強化】のものを参照します。【攻撃強化】のランクが【魔業】のランク以下なら、攻撃を跳ね返せます。【攻撃超強化】を修得している妖霊の攻撃は【魔業】では跳ね返せません。
Q3-28  《妖霊使役》の特殊能力【天空耐性】に「雷耐性」は含まれますか?
A3-28  はい、含まれます。
Q3-29  《獣甲術》の闘技【絶闘】を使ってイニシアティブ0で行動し、効果時間1ラウンド(15秒)の闘技や魔術を使用した場合、効果はいつ失われますか?
A3-29  次のラウンドにそのキャラクターがはじめて行動する前の「(◇)継続効果の確認」タイミングで失われます。イニシアティブ0のタイミングではありません。
Q3-30  《黒沙術》4レベルの魔術【黒い偽りの腕を求める】を使って腕に他の黒沙術を「成型」しておいたとき、その指や腕に装備した魔具は効果を発揮しますか? また、その腕の黒沙術を「作動」させたり、黒沙に戻したりして腕が失われた場合、腕や指の魔具の効果は失われますか?
A3-30  はい、黒沙で作成した腕や器官などでも、装備した魔具の効果は発揮されます。また【黒い偽りの腕を求める】の場合は作動させて器官が失われても、装備していた魔具の効果は失われず、そのまま発揮されます。
Q3-31  《獣甲術》の闘技【闘戒】で連撃回数を増加させてから【換闘】で連撃に使用する獣甲を変更し、連撃を続けられますか?
A3-31  はい、可能です。ただし、連撃が発生しない(できない)獣甲には変更できません。
Q3-32  《暗殺術》の闘技や奥義は、非実体の目標には有効ですか? また、《愧拳術》の装備〈光拳甲〉を装備することで、獣格闘の武器が非実体に有効になりますか?
A3-32  いいえ、効果がありません。ただし《獣甲術》の闘技【斬虚】や《神語術》の魔術【かの武器に力を】などを使用することで、いずれの場合も非実体に効果を発揮できます。
Q3-33  《愧拳術》の闘技【業破】を使用すると、ダメージはカウンター側のものだけになりますが、カウンターに失敗した場合でもそうなりますか?
A3-33  いいえ、カウンターに失敗した場合は、通常通り双方のダメージを合計して受けます。
Q3-34  《雑芸術/ソードダンス》の闘技【双耀】ですが、以下の場合は効果がありますか?
(1)魔具〈無双〉をふたつ装備し、タイプ「刀」の両手武器を両手に持って使用する
(2)冥極刀「双刃の煌き」で冥極刀を2本にし、両手に持って使用する
(3)獣甲〈延奥腕〉で腕を2本増やし、タイプ「刀」の両手武器をふたつ装備して使用する
(4)両手に〈ジャンビーヤ〉を装備し、【散擲】で2本投擲する
A3-34  【双耀】は本来の腕に武器をふたつ装備しなければ使えません。また、投擲、射撃では使えません。回答は以下のようになります。
(1)効果があります。
(2)効果があります。
(3)効果がありません。
(4)効果がありません。
Q3-35  《雑芸術/座空乗り》の闘技【流星】での攻撃に《炎術》や《風術》の連撃の魔術は使えますか?
A3-35  いいえ、使えません。攻撃段階「渾身」のない攻撃は【流星】の攻撃に使えません。
Q3-36  《炎術》1レベルの魔術【貫き焦がす炎】を「黒炎無効」の目標への連撃に対して行使した場合、ダメージは上昇しますか?
A3-36  はい、上昇します。対応タイミングに武器ダメージを上昇させる魔術は、属性に関係なく効果を発揮します。
Q3-37  《炎術》3レベルの魔術【溶かし破る炎】で冥極刀や霊巣、《愧拳術》の特殊装備などは壊せますか?
A3-37  いいえ、ランクを費やしている装備には【溶かし破る炎】は効果がありません。ランクを費やしていない冥極刀や霊巣になら、効果はあります。
Q3-38  《黒沙術》2レベルの魔術【悪意は肉を侵食する】を「黒沙無効」の目標への連撃に対して行使した場合、ダメージは上昇しますか?
A3-38  はい、上昇します。対応タイミングに武器ダメージを上昇させる魔術は、属性に関係なく効果を発揮します。
Q3-39  《黒沙術》2レベルの魔術【闇の霧で膨らめ魔】では、妖霊強度の回復など、魔術以外の気力の消費も倍になりますか? また、消費黒沙点なども倍になりますか?
A3-39  いいえ、倍になるのは、魔術の行使で消費した気力のみです。消費黒沙点も倍にはなりません。
Q3-40  妖霊が【鳥の支配】や【死者の支配】で魔物に変身している場合、以下の行動はできますか?

(1)他のキャラクターへの補助
(2)変身している魔物の能力である闘技、魔術の行使
(3)妖霊使い以外への【妖護壁】
(4)自身の攻撃に【妖双撃】
A3-40  妖霊は変身しても、援護能力はいつでも使えます。ただし、変身したからといって今までの能力が拡大されたり、用途が広がったりすることはありません。回答は以下のようになります。
(1)可能です。
(2)可能です。
(3)できません。
(4)できません。

第四夜 生き抜く術
Q4-1  馬やラクダに乗って《騎乗》で戦闘する場合、馬やラクダにダメージを与えられますか? また、そのダメージによって馬やラクダは失われますか?
A4-1  いいえ、与えられません。《騎乗》で戦闘している場合に限り、馬やラクダは攻撃や魔術の目標になりません。目標は馬やラクダに乗っているキャラクターになります。ただしGMが認めた場合は、目標の四肢や特定の部位が狙える攻撃や魔術で、騎乗中の馬やラクダを目標にできる、としても構いません。
Q4-2  5レベル以上のキャラクターが《騎乗》を習得している状態で馬やラクダに乗った場合、技能レベルが制限されるとありますが、《騎乗》のレベルが4以下の場合、以下の行動や効果は制限されますか?

(1)連勁
(2)奥義の使用
(3)冥極刀や高レベル獣甲など、高レベルの装備の使用
(4)対応タイミングの判定省略
(5)明声錬
A4-2  《騎乗》によって制限されるのは技能レベルです。そのため、一定の技能レベルが必要な効果や能力にはすべて制限がかかります。そのため、@〜Dの行動や効果は不可能です。
 ただし、すでに修得し、使用に技能レベルの制限がない闘技や魔術などは使用できます。
Q4-3  それぞれの術技の闘技や奥義は、専用の装備(銘刀や獣甲など)を装備していなければ使用できず、効果はありませんか?
A4-3  はい、使用できません。ただし、鞘にしまっている、起動させていないなどの状態でも、それらの闘技、奥義は使用でき、効果があります。
 【流水】や【瞬帰】など一部の闘技、奥義は、GMが許可すれば装備をまったく持っていなくても使用でき、効果があるとしてもよいでしょう。
Q4-4  《刀術》の闘技【流水】や【奥義・銘覇】などは、盾を装備しているときに効果がありますか?
A4-4  いいえ、ありません。片手が塞がっている状態ならば、原則として《刀術》の奥義や闘技は使えず、常時発動闘技、奥義でも効果は失われます。
Q4-5  《刀術》の闘技【直破】で装甲値半減の攻撃を行っているとき、対応タイミングで《邪眼術》の魔術【弱気を見抜く眼】を行使した場合、装甲値の処理はどうなりますか?
A4-5  ダメージの適用はすべての「対応タイミング」の処理が終わった後になります。この場合は【弱気を見抜く眼】の装甲値減少の効果を与えた後の装甲値を半減し、【直破】によるダメージを与えます。

第五夜 定められし理
Q5-1  魔術や魔物の特殊能力に転倒させるものがありますが、転倒するとどうなりますか?
A5-1  転倒時は「◎準備行動」で「戦闘移動」を行うことができず、転倒したままではすべての判定の達成数が1点減少します。転倒から起き上がる行動は移動と同じように「◎準備行動」で行え、その他の「◎準備行動」の行動と組み合わせられます。さらに、その後の「○標準」で攻撃や魔術の行使、全力移動などを行えます。
Q5-2  5点目の堕落ポイントを獲得して永続堕落したあと、総ランクを上げずに堕落ポイントをリセットすると、堕落ポイントは0点になりますか? また、永続堕落の効果も失われますか?
A5-2  はい、5点目の堕落ポイントを獲得しても、堕落ポイントのリセットを行えば、堕落ポイントは0点になります。
 ただし、永続堕落の効果は、一度受けると決して解消されません。堕落ポイントが0点になっても、そのキャラクターには永続堕落の効果が残ります。もし永続堕落を2回以上することになれば、その効果はどちらもキャラクターに残ることになります。
Q5-3  《暗殺術》と《雑芸術/ジャグリング》の闘技を修得して連撃するとき、双方の連撃ボーナスを加えられますか?
A5-3  いいえ、連撃を行うときはまず「どの術技で連撃を行うのか」を宣言し、その術技の判定数と連撃ボーナスを使用します。
 複数の術技の判定数や、連撃ボーナスを加えることはできません。
 修得している闘技は、どちらも使用できます。
Q5-4  「原則として同じ名称の闘技、魔術の効果は重ならない」とありますが、攻撃が命中しそうなキャラクターに対して《神語術》の魔術【身をかわせ】を使おうとしたとき、先に敵の神語術師が《身をかわせ》を使って、そのキャラクターの回避値を減少させてきました。この場合、《身をかわせ》はもう使用できませんか?
 またその場合、どちらの神語術師の宣言が先になりますか?
A5-4  同じタイミングに同じ名称の闘技、魔術の効果が重なった場合、そのタイミングが解決されるまで、宣言(効果の決定含む)は自由に行えます。
 その場合、目標となっているキャラクターが、どの効果を受け入れるかを選択できます。
 前述の例だと、回避判定を行っているキャラクターがどの《身をかわせ》の効果を受け入れるかを決められます。
 効果を発揮しなかった魔術も、行使したことにはなります。
 ただし、ひとりのキャラクターはひとつのタイミングごとに、1度しか行動を宣言できないことに注意してください。
Q5-5  効果時間が「1ラウンド」などとなっている効果は、その使用者の「継続効果の確認タイミング」で切れることになっていますが、そのキャラクターが【遅待】などでイニシアティブを変化させると、実質の効果時間が延長されることになりますか?
A5-5  はい、なります。
 仮に使用者が気絶や逃亡などで戦闘から離脱していた場合、戦闘に離脱する直前の行動順を参照し、そのタイミングで継続効果が切れることになります。
Q5-6  組み付き状態のときは「手に持つ武器や近接用の獣甲は使用できなくなります」とありますが、「獣格闘」の武器は使用できますか?
 また、移動用の獣甲や〈戦闘用座空〉は使えますか?
A5-6  組み付き状態のとき、「獣格闘」の武器は使えます。
 しかし、移動用の獣甲や〈戦闘用座空〉は使用できなくなります。
Q5-7  戦闘中に「(◎)準備行動」で装備の変更を行うとき、複数の装備変更を同時に行えますか?
A5-7  はい、可能です。手に持つ武器や盾、道具なら、1度の「(◎)準備行動」タイミングで同時に変更できます。
Q5-8  妖霊の補助を受けて判定した場合、「幸運の助け」で達成数を倍にするためには、補助に使われたダイスもゾロ目でなければいけませんか?
A5-8  はい、判定で振られたすべてのダイスが同じ目であり、基準値以上でなければ「幸運の助け」は得られません。
Q5-9  エリクサ、テリアカなどは戦闘中に飲めますか? また、可能ならどのタイミングの行動になりますか?
A5-9  はい、可能です。「○標準」の行動になります。
Q5-10  判定数は任意に減少させられますか?
A5-10  いいえ、できません。

第八夜 光と闇のアラベスク
Q8-1  闘技チットは攻撃判定(連撃)を行うと獲得できますが、PCがPCを攻撃することで闘技チットを獲得できますか?
A8-1  いいえ、できません。
 闘技チットがもらえるのは基本的に戦闘中だけです。
 戦闘は原則としてGMが宣言しなければ開始されません。
 GMが許可すれば戦闘とみなされ、PC同士の攻撃でも闘技チットを獲得できます。

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