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カードの見方でも説明していますが、ここで改めて、デッキを組むときの約束ごとをまとめてご紹介しましょう。
1つのデッキは、次の約束ごとを守って組みます。
- 【1】 拠点カードを3枚選ぶ
- このとき3枚の拠点カードは、それぞれ違うカード名でないといけません。
- 【2】 その他のカード50枚を選ぶ
- 拠点カード以外のカード50枚を選びます。
同じカード名のカードは、3枚まで組み込めます。
- 【3】 その他のカードの勢力をチェック!
- 約束ごと【2】では、【1】で選んだ拠点カードに含まれる勢力シンボルのカードしか組み込めません。
ですが、勢力シンボルが無色のカードは、拠点カードに関係なくデッキに組み込めます。
- 【4】 その他のカードの拠点シンボルをチェック!
- 約束ごと【2】では、拠点シンボルを持つカードも同様で、【1】で選んだ拠点カードに含まれる拠点シンボルのカードしかデッキに組み込めません。
実例を見てみましょう。
◎ 例1
拠点カードが「青」と「緑」ならば、「青」と「緑」と「無色」のシンボルを持つカードしか組み込めません。
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◎ 例2
「勢力シンボル:赤」で「拠点シンボル:竜鳴の谷」を持つ《火竜ヒルデガルド》は、【1】で「勢力シンボル:赤」の拠点カードと、「拠点シンボル:竜鳴の谷」を持つ拠点カードの両方を選んでいなければ、デッキに組み込めません。
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デッキを組むには、実際に手元にあるカードをならべてみるのがイチバンです!
いろんな拠点カードや勢力との関係を見ながら、様々なデッキを考える……。
このデッキ構築の時間は、実際にゲームを遊ぶのと同じくらい楽しいものでしょう。
とはいえ、デッキ構築にコツが必要なのも事実。
ゲームを始める前に、デッキ構築のコツと、それぞれの拠点の特徴をご紹介しておきましょう。
- ◎ 兵力カードを多めに組み込む
- デッキには、25〜35枚は兵力カードを組み込みましょう!
マグナTCGの主力は、なんといってもユニットです。
これがなければゲームに勝てないカードですので、多めに組み込みましょう!
- ◎ スキルをチェック!
- 武装カードと戦術カードのすべて、そして一部の作戦カードには、「使用条件」としてスキルを必要としています。
これらの使用条件を持つカードを使うには、それを使うための兵力カードが必要です。
武装、戦術、作戦を使うときには、使用条件と同じくらいのスキルを持つ兵力カードを組み込んでおきましょう。
- ◎ ランクをチェック!
- 兵力カード武装カードにある「S」「M」「L」という、ランク。
ゲームに慣れるまでは、「S」や「M」のカードを多用することをオススメします。
ランクは端的に言えば「S」が戦闘中に使いやすく、「M」がそれなりに融通がきき、「L」は強力だけれども使いにくい、と考えればよいでしょう。
- ◎ 拠点の特徴
- ではでは、拠点カードの特徴をご紹介しましょう。
雰囲気で評価もつけてみました。
「運 用」は、デッキを組んだり、実際に遊ぶときの使いやすさです。
「安定性」は、勝ち負け以前に、自分のやりたいことができる確率の高さを表します。
「速 度」は、ゲームを始めてから、自分の主力のカードを使えるようになるまでの時間の早さです。
「逆転性」は、劣勢になってからでもゲームに逆転できる可能性の高さを表します。
A〜Cの3段階で評価していて、Aが優れていて、Bが普通、Cがやや難アリ、といった感じです。
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《福音の丘》
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勢 力 |
青 |
運 用 |
B |
安定性 |
B |
速 度 |
B |
逆転性 |
B |
特 徴 |
守備的な効果に特化された「神言」の戦術カードを使える拠点。
その防衛能力は全拠点中でもトップランクと言えるでしょう。
鉄壁の守りを固めつつ、地道に勝利をもぎ取る。
王道の戦いをめざすならば、この拠点が一番の近道かもしれません! |
《竜鳴の谷》
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勢 力 |
青 |
運 用 |
C |
安定性 |
B |
速 度 |
C |
逆転性 |
A |
特 徴 |
一体で敵拠点を陥落したり、防衛しきったりできるような力を持ったドラゴンたちを率いる拠点です。
ドラゴン・デッキは初速が非常に遅いですが、そのパワーは折り紙つき!
どんな局面からでも逆転を狙える潜在能力を秘めています。 |
《水晶樹の塔》
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勢 力 |
青 |
運 用 |
C |
安定性 |
B |
速 度 |
B |
逆転性 |
B |
特 徴 |
マグナTCGは、「生産」と「戦闘」を繰り返してゲームが進行します。
そして、普通は「戦闘」でしか強力なアビリティが使えません。
しかし《水晶樹の塔》を活用すれば、生産時に敵軍へ甚大な被害を与えることも可能な「儀式」の作戦カードが使えるようになります!
「天運」による逆転も狙えるでしょう。 |
《琥珀のピラミッド》
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勢 力 |
赤 |
運 用 |
A |
安定性 |
C |
速 度 |
A |
逆転性 |
B |
特 徴 |
戦術カードの中でも最高の破壊力を持つ「弾薬」を使える拠点です。
その瞬発力は特筆すべきものがあり、「やられる前にヤレ!」という言葉がピッタリです。
防御は手薄になりがちなので、短期決戦向けの短距離ランナー向けと言えるでしょう。 |
《ゴーレム製造所》
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勢 力 |
赤 |
運 用 |
A |
安定性 |
A |
速 度 |
C |
逆転性 |
C |
特 徴 |
基本スペックが高く、様々な特殊能力を持つ魔法生物を使える拠点です。
ひたすら兵力のパワーでゴリ押ししていく戦闘スタイルは、シンプルで非常にわかりやすく、安定した能力を発揮してくれることでしょう。 |
《鋼鉄の巨人像》
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勢 力 |
赤 |
運 用 |
C |
安定性 |
B |
速 度 |
C |
逆転性 |
A |
特 徴 |
武装の中でも特に強力な能力を持つ「鉱兵」のカードを使いこなせる拠点です。
鉱兵のイラストを見てもらえればわかるとおり、鉱兵を装備したユニットの能力は強力無比!
攻守ともに、ドラゴンにもひけをとらない力強さを発揮してくれます。 |
《陽だまりの樹》
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勢 力 |
緑 |
運 用 |
B |
安定性 |
C |
速 度 |
B |
逆転性 |
A |
特 徴 |
攻守ともに信頼性は低くても強力な効果を持つ戦術カード「精霊」が使える拠点です。
「精霊」の戦術は、とにかくサイコロ勝負な不安定さと、チェインによる効果倍増を狙えるという、相反したバランスが魅力的です。 |
《獣ヶ原》
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勢 力 |
緑 |
運 用 |
B |
安定性 |
C |
速 度 |
A |
逆転性 |
A |
特 徴 |
1戦闘間だけ、強力なユニットを増援できるという「召喚」の戦術カードを使える拠点です。
「召喚」の戦術カードで増援できるユニットは、いずれも特殊なモンスターばかり!
生産時には呼び出せないため、やや運用にコツがいるものの、攻防ともにその瞬発力はかなりのもです。 |
《万年樹の森》
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勢 力 |
緑 |
運 用 |
B |
安定性 |
A |
速 度 |
B |
逆転性 |
C |
特 徴 |
高い防御力を誇るユニットを、比較的安価で生産できる防御特化型の拠点です。
「タイプ:樹人」を中心とした、進攻部隊に参加できない「防衛」のユニットが主体となる拠点ですが、その防御能力の安定度はバツグンです。
逆転度数の高い拠点と組んだり、安定度の高い拠点と組んでさらに手堅いデッキにしてみたりと、サポートにピッタリな拠点と言えるでしょう。 |
《蛇の街道》
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勢 力 |
無色 |
運 用 |
C |
安定性 |
C |
速 度 |
C |
逆転性 |
A |
特 徴 |
基本セットでは唯一、ゲーム中に「☆奇襲」というアビリティを発揮することができる拠点です。
無色であるため、他の2枚の拠点カードでデッキが構築できる場合の「オマケ」的要素が強いカードです。
とはいえ、敵軍の第3拠点を狙いやすくなる「☆奇襲」は、逆転要素としてはトップランク!
このカードのおかげで「耐えてから逆転」というデッキが考えられそうです。 |
《鉄錆砂漠》
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勢 力 |
赤(+青) |
運 用 |
A |
安定性 |
B |
速 度 |
B |
逆転性 |
C |
特 徴 |
複合色デッキ用カードの1枚目。
攻撃的な「赤」に、守備的な「青」のカードを混ぜて使いたい。
そんなゼイタクな要求に応えてくれるのが、この拠点カードです。 |
《エルヴィンの湖》
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勢 力 |
青(+緑) |
運 用 |
A |
安定性 |
B |
速 度 |
B |
逆転性 |
C |
特 徴 |
複合色デッキ用カードの2枚目。
守りの「青」と汎用的な「緑」を両方組み込んで、手堅く戦いたいと言う人にオススメな拠点カードです。 |
《ロックウェルの洞穴》
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勢 力 |
緑(+赤) |
運 用 |
A |
安定性 |
B |
速 度 |
B |
逆転性 |
C |
特 徴 |
複合色デッキ用カードの3枚目。
「緑」と「赤」の兵力パワーを有効に活用するのに役立つ拠点カードです。 |
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