++ 種族の決定(基本p77〜) ++ |
Q1 |
アルテルの種族特典である[世界の力]について質問です。「[竜脈]1つを任意の出目に変更できる」と記述されていますが、この変更した[竜脈]は《タレント》のコストに使用せず[竜脈]に保持していても良いのでしょうか? |
A2 |
[コスト]と表記されている以上、《タレント》の[コスト]として消費してください。ただし、[竜魂(ドラゴンソウル)](→上級P128)であれば、[竜脈]を変更した後に、その出目を保持していてもかまいません。 |
Q2 |
キャラクター作成の際、【主能力値】にそれぞれ[タイプ]が存在しますが、[称号]の[系統]とあわせる必要がありますか? |
A2 |
いいえ。あわせる必要はありません。
おっしゃる通り、汎用タイプを選択して、[戦闘系]や[魔導系]といった[称号]を取得することは可能です。例えば、[汎用タイプ]を選び、メインに[系統:戦闘系]の[称号:討滅士]や[系統:魔導系]の[称号:救世者]などを取得してもかまいません。
|
++ 潜在特性/タレント(基本P83〜) ++ |
■
効果種別(基本P85〜86) |
Q1 |
判定の前後、ダメージ算出の前後に使用すると言うのは、使用者が決めてよいのでしょうか? |
A1 |
はい。かまいません。 |
Q2 |
[リミット]や[イベントリミット]が発生していない状態で、[タイミング:特殊]の《タレント》はいくら使えても良いのでしょうか? |
A2 |
GMの判断に従ってください。
GMは判断に困るようであれば、[タイミング:特殊]の《タレント》は[戦闘中]限定の効果としてかまいません。 |
Q3 |
《タレント》や[アイテム]の効果等で、[ダメージランク]の合計が10を超えてしまう場合、[ダメージランク]はいくつとして扱えばよいでしょうか? |
A3 |
10以上の[ダメージランク]が発生しても、特定の効果を持つ《タレント》を取得していない限り、[ダメージ算出]に適用できるのは10を最大とします。 |
■
神器使いA(基本P88〜) |
Q1 |
《絶対対空》(基本P88)は「対象が[状態変化:飛行]の場合、[ダメージレート]の[ランク]は+2される」とありますが、これは通常の効果([ランク]+1)に対する上書きですか?
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A1 |
はい。通常の効果に対する追加です。
つまり、[状態変化:飛行]の対象に対して行なった場合、[ランク]+1ではなく、[ランク]+2の[物理攻撃]として扱えます。
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Q2 |
《神器放魂》(基本P88)は[概要]の項目に「進路上の敵を一掃する」とあり、[効果]の項目には「使用者は「距離」内に存在する対象に[物理攻撃]を行える」と言う表記がありますが、前後左右のいずれか一方向のみに行えるのでしょうか? |
A2 |
全ての《タレント》は[効果]の項目に存在する内容を用いてください。
つまり、《神器放魂》は「使用者は「距離」内に存在する対象に[物理攻撃]を行える」《タレント》です。 |
Q3 |
[形状:剣]といった[肉弾武器]で行なわれる[物理攻撃]が[肉弾攻撃]となりますが、《神器放魂》(基本P88)や[クリッター:メガリザード](基本P193)などが持つ《射撃能力》などの《タレント》を用いて、[近接状態]でない遠距離の敵に対して[物理攻撃]を行なう場合も[肉弾攻撃]となるのでしょうか? もしそうであるならば、これらの[物理攻撃]は[タイミング:準備]で[戦闘移動]を行なった後にも使用できるのでしょうか?
|
A3 |
はい。[肉弾攻撃]となり、[戦闘移動]後も使用が可能となります。
|
■
神器使いB(基本P89〜) |
Q1 |
《黄金の壁》(基本P89)などの「対象が受ける物理(魔法)ダメージを半減する」といった効果でダメージを半減する場合、「装甲(結界)で引いてから半減」「半減してから装甲(結界)で減らす」「使用者が順番を決められる」のどれになるのでしょうか?
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A1 |
「装甲(結界)で引いてから半減」となります。
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Q2 |
《防護》(基本P89)は「[対象:範囲]または[対象:戦闘地帯]の《タレント》には効果を発揮しない」とありますが、《タレント》を使用しない[物理攻撃]あるいは[魔法攻撃]には効果があるのでしょうか?
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A2 |
はい。効果を発揮します。
|
Q3 |
《防護》(基本P89)は「対象:○体」(2体以上)の攻撃や《タレント》にも効果があるのでしょうか?
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A3 |
はい。効果を発揮します。
もしも、使用者と対象が「対象:○体」に指定されている場合、使用者は受けるダメージを処理した後、対象に《防護》の効果を発揮することができます。 |
Q4 |
[称号:神器使い/タイプB]が取得する《タレント》である《防護》と《竜聖の防具》は、「ダメージ減少時に使用」とありますが、[ダメージ算出]の発生しない[魔法攻撃]には使用できないのでしょうか。また、《奇跡の右手》のような回復効果に対してはどうでしょうか。 |
A4 |
使用できません。
また、《タレント》による[回復]効果は[ダメージ減少時]ではないため、これに対しても《防護》や《竜聖の防具》、あるいは、それに類する効果を持つ《タレント》を使用することはできません。 |
Q5 |
神器使いBのタレント《防護》は、[距離]が「移動10m(4)」となっています。これは4マス移動して、その後[近接状態]の対象が受ける[ダメージ算出]を肩代わりできると考えて良いでしょうか? また、《防護》によるダメージの肩代わりが発生しない状況でも、移動のためだけに《防護》を使用してもよいのでしょうか? |
A5 |
はい。その通りです。
しかし、《防護》は「[近接状態]の対象が受ける[ダメージ算出]を肩代わりする」効果であるため、ダメージを肩代わりしない状況では使用できません(つまり、移動目的のみでは使用できません)。 |
Q6 |
《竜聖の防具》について質問です。《竜聖の防具》は「攻撃の対象を[対象:1体]に変更し使用者がダメージを受ける」と表記されていますが、使用者が攻撃の射程外にいた時にも《竜聖の防具》を使用してダメージを受けることが可能でしょうか? |
A6 |
《竜聖の防具》は[距離:戦闘地帯/対象:1体]が行った攻撃の対象を[対象:1体]に変更し、自身が受けるという効果です。なので、射程に関係なく効果を発揮できます。 |
■
討滅士B(基本P92) |
Q1 |
《ダブルアタック》を使用して[物理攻撃]を行ない、一回目の武器攻撃で投擲武器を投げた場合、2回目の武器攻撃はどうなりますか? |
A1 |
[武器]を装備していないため、2回目の[武器攻撃]は行なえなかったものとして扱います。 |
■
世界使いA(基本P94) |
Q1 |
《運命の領域》(基本P94)はそのターン中、全ての判定に適用可能でしょうか? それとも1度限りでしょうか? |
A1 |
そのターン中、1度限りです。
|
Q2 |
《運命の領域》(基本P94)の発動と当時に、使用者が用いた《運命の領域》や、同じ[タイミング:開始]で他のキャラクターが《タレント》を使用した際、その[竜脈(コスト)]に《運命の領域》の効果は適用できますか? |
A2 |
いいえ。適用できません。
|
■
世界使いB(基本P95) |
Q1 |
《宿命の領域》(基本P95)はそのターン中、全ての判定に適用可能でしょうか? それとも1度限りでしょうか? |
A1 |
そのターン中、1度限りです。 |
■
共通タレント(基本P100〜) |
Q1 |
共通タレントの《両手武器集中》は、《タレント》の使用に制限がない[称号:救世者]の[ダメージ算出]に対して適用されますか? |
A1 |
はい。適用されます。 |
Q2 |
《両手利き》を取得していなければ装備した武器の修正値は合計されませんが、装備している武器の効果は両方の武器のものを使用できますか? また《両手利き》の取得の有無によって、この処理が異なるようなことはありますか?
例1:右手にサンダーバレスト、左手にスティンガーを装備し、サンダーバレストで攻撃を行い、スティンガーの効果でダメージレートのランクを上げることはできますか?(逆手に装備した、攻撃に使用していない武器の効果を使えるのか?)
例2:《槍を極めし者》《両片手の妙技》を取得して、右手にセントールジェイド、左手にトライ・マンゴーシュを装備している場合、セントールジェイドの[装甲]+5の効果を得ながらトライ・マンゴーシュの【回避】判定の[達成値]+1や[装甲]+2の効果を得てもよいのでしょうか?(常に効果を発揮する効果を2つ同時に適用できるのか?)
|
A2 |
はい。例1、例2とも可能です。 |
Q3 |
Q2を前提で、再び《両手利き》について質問です。
装備している両方の武器の効果を使用できる場合、特例になりそうな処理をどうすればよいか教えてください。
例1:右手にサンダーバレスト、左手にスティンガーを装備し、サンダーバレストで攻撃を行い、サンダーバレストの効果で[属性:電撃]を付与し、同時にスティンガーの効果でダメージレートのランクを上げることはできるのでしょうか?(2つの効果を同時に使用できるのか?)
例2:右手にトライ・マンゴーシュ、左手にイルミナート・スペルブックを装備している場合、トライ・マンゴーシュの【回避】判定の[達成値]+1や[装甲]+2の効果を得ながらイルミナート・スペルブックの回復魔法の効果を+10する効果を得てもよいのでしょうか?([肉弾武器]と[魔法武器]のように、種別が異なる場合でも適用できるのか?)
|
A3 |
はい。例1、例2とも可能です。特に例2の場合、種別が異なる武器の場合であっても、効果だけは重複させてもかまいません。 |
Q4 |
Q2、Q3を前提で、さらに《両手利き》について質問です。
《両手利き》を用いての攻撃時は、どちらか片方の武器だけを選択して攻撃しても構いませんか?
それとも、「どちらか片方を攻撃に使用するものと決めておき、逆手のものを使用する場合は(「武器の装備」の処理に準じて)[タイミング:準備]を消費して切り替える」ような処理が必要ですか?
また、《両手利き》の取得の有無によってこの処理が異なるようなことはありますか?
さらに【行動値】への修正は両方適用されますか? |
A4 |
《両手利き》による攻撃は、双方の武器を同時に用いて攻撃するものとして扱われます。そのため、準備を消費する必要はないものとしあます。
ですが、PCが望むのであれば、片方だけの武器で攻撃してもかまいません。なお、【行動値】の修正は双方のものを適用します。 |
++ 戦闘(基本p145〜) ++ |
■
戦闘中の距離(基本P147) |
Q1 |
戦闘開始の際、各キャラクターの位置が決定されていない場合、どのように決定すればよいのでしょうか?
|
A1 |
GMが任意で決定しますが、基準が必要な場合、PC側は戦闘シートの「I〜L」列の任意の地点に配置します。
GM側は「A〜G」列の間に、GMが任意で配置します。 |
Q2 |
狭い空間で戦闘を行う場合、戦闘シートをどのように使用すればよいのでしょうか? |
A2 |
戦闘シートを無理に使用する必要はありません。
もしも狭い通路や、3mを下回る空間で戦闘を行なう場合、p147のサイドバーに記載されている[抽象戦闘]のルールを使用して戦闘を行うようにしてください(多くの場合、狭い空間での戦闘は、全員が近接状態から開始することになります)。 |
Q3 |
戦闘シートを使用する場合、6m先の仲間と近接状態になった9m先の敵に、[距離:6m]の[射撃武器]で[移動行為]を行なわずに[射撃攻撃]を行なえますか? |
A3 |
いいえ、できません。
[射撃攻撃]に関しては、従来どおり、[距離]内の対象にしか行えません。 |
■
近接状態(基本P148〜) |
Q1 |
P148に「[サイズ](中略)の値と同じ数のキャラクターと[近接状態]を維持することができます」とありますが、[近接状態]にある敵の数が[サイズ]の値を超えている場合、[近接状態]でない他の敵に[近接状態]を宣言できないということでしょうか? |
A1 |
はい。その通りです。 |
Q2 |
[近接状態]は隣接するマスに移動し、宣言した際に発生するということは、戦闘開始時にはまだ発生していないということになり、「対象:範囲」の《タレント》は、戦闘開始時には1体に対してしか使用できないのでしょうか? |
A2 |
戦闘開始時に対象同士が隣接している場合、「味方のみの[近接状態](基本P149)」が発生しているものとして扱ってください。 |
Q3 |
「味方のみの近接状態」は宣言が無くとも自動的に発生するのでしょうか? |
A3 |
はい。自動的に発生します。 |
Q4 |
[近接状態]の宣言は、[近接状態]が発生している3m内に隣接したキャラクターに対して宣言できるとのことですが、自身と[近接状態]にある他のキャラクターの3m内に侵入したキャラクターに対しても宣言ができるのでしょうか?
□□□□
□A□□
□ab□
□□□□
例として、キャラクターAが、敵aと[近接状態]にあるとします。もしaに隣接する敵bがいた場合、Aはbに対して[近接状態]を宣言できるのでしょうか? |
A4 |
はい。可能です。 |
Q5 |
[近接状態]は[サイズ]体の敵に対して宣言できるとのことですが、たとえば[サイズ:2]のキャラクターが一度に2体の敵に対して近接状態を宣言してもよいのでしょうか?
□□□□
□Aa□
□b□□
□□□□
例として、[サイズ:2]のキャラクターAが、斜めのマスに並んでいる2体の敵a、bに隣接する位置に来たとします。このときAは、aとbの双方に対して一回の手番内で[近接状態]を宣言することはできるのでしょうか? |
A5 |
はい。可能です。 |
Q6 |
[近接状態]は、すでに隣接マスに存在し、そこから移動しようとしている対象に対して宣言できるのでしょうか?
□□□□
aAb□
□c□□
□□□□
例として、[サイズ:2]のキャラクターAが、3体の敵a、b、cに隣接していて、そのうちa、b2体と[近接状態]にいるとします。このとき、bが[近接突破]を宣言するなどして[近接状態]を離れた後、cが移動を行おうとした場合に[近接状態]を宣言して移動を妨害することはできるのでしょうか? |
A6 |
はい。可能です。 |
Q7 |
気絶したPCに[近接状態]を宣言した場合、エネミーとの[近接状態]はどうなるのでしょうか?
□□□□
A1B2
□□□□
□□□□
例として、エネミーAとエネミーBがPC1を挟んで[近接状態]にあり、PC1が何らかの理由で[気絶]したとします。その後、PC2が移動を行ない、エネミーBに[近接状態]を宣言。この時、PC2はエネミーBを挟んでPC1と[近接状態]となり、同時にエネミーAとも[近接状態]となれるのでしょうか? |
A7 |
この場合、PC1の[近接状態]は解除されてしまっているため、PC2はエネミーBに[近接状態]を宣言した後、続けて[状態変化:気絶]にあるPC1にも[近接状態]を宣言する必要があります。
ただし、PC2の[サイズ]が2であれば、これ以上の[近接状態]が維持できないため、エネミーAに対して[近接状態]を持続できないことになります。 |
Q8 |
『セイクリッド・ドラグーン』P149にある[近接状態]結合の図で、キャラクターが配置され、[近接状態]が維持されている時にEのキャラクターが死亡した場合、[近接状態]はABとCDに分裂するのでしょうか? |
A8 |
一度、[近接状態]は分裂します。
しかし、死亡したEに対して、A・B・C・Dいずれかのキャラクターが即座に[タイミング:特殊]で[近接状態]を宣言すれば、再び[近接状態]は結合します。 |
Q9 |
[近接状態]で移動○mの《タレント》を使用する場合、[近接状態]でない○m以内の距離にいるキャラクターを対象にすることはできますか? |
A9 |
いいえ。
近接状態の時に移動○mの《タレント》を使用して、自身と[近接状態]でない対象を攻撃することはできません。 |
Q10 |
[近接状態]で移動○mの《タレント》を使用する場合、[離脱]はできないとのことですが、[近接状態]を離れない範囲で移動することはできるのでしょうか?
たとえば、以下のような配置で味方Aと敵aが近接状態にあり、そこから1マス離れた位置に敵bがいるとします。
□□□□
□A□□
□a□b
□□□□
このとき、Aは移動○mの《タレント》で、以下のようにaとbの間に入るように移動し、bとも近接状態になって攻撃することは可能でしょうか?
□□□□
□□□□
□aAb
□□□□
|
A10 |
いいえ、できません。 |
Q11 |
[離脱]について質問です。
「キャラクターは次のターンの[手番]で[近接状態]から[戦闘移動]までの距離を任意で移動できます」とありますが、次のターンの[手番]で、[タイミング:準備]を消費した[戦闘移動]、あるいは[タイミング:攻撃]を消費した[全力移動]を行なうことは可能でしょうか?(つまり[離脱]による[戦闘移動]に加えて、他の[移動行為]を行なってもよいのでしょうか?) |
A11 |
可能です。
ただし、基本ルールブックp148の『移動行為』の項目にあるように、[移動行為]は1回の[手番]に1回しか行えないことに注意してください。 |
Q12 |
[離脱]について質問です。
[離脱]を宣言し、[タイミング:攻撃]を消費したキャラクターが、次の[手番]を迎える前に、他の敵キャラクターによって、さらに[近接状態]を宣言されたとしても、次の[手番]で[離脱]を行えるのでしょうか? |
A12 |
可能です。
ただし、[離脱]を行おうとするキャラクターの『近接状態が発生するマス』(基本ルールブックp149左の図)全てに敵キャラクターが存在する場合、移動のみ不可能とします(一時的に[近接状態]ではなくなりますが、囲まれてしまったため、移動できなかったものとします。また、ペナルティーである[判定]−1dも受けたままとします)。 |
Q13 |
[近接突破]について質問です。
[近接突破]時に、[全力移動]は行えないのですか? |
A13 |
[戦闘移動]のみです。 |
Q14 |
[近接状態]の定義がよくわからないので、確認させてください。
まずは[サイズ]についてです。
p148の[サイズ]の項目では、「[サイズ]の値が高いキャラクターは巨大な体格や存在感を誇り、その数値と同じ数のキャラクターと[近接状態]を維持できます」とありますが……つまり、[サイズ:2]のキャラクターに隣接する4マス全てに敵キャラクターが存在していたとして、[サイズ:2]のキャラクターは4マスの敵キャラクターのうち、2マスにいるキャラクターとしか[近接状態]になれない、ということですか? |
A14 |
その通りです。 |
Q15 |
次に[近接状態]の結合について教えてください。
「味方同士は自動的に近接状態になる」とのことですが、10体のキャラクターが1列に並んだ場合、敵対するキャラクターが最前列のキャラクターと隣接して[近接状態] となり、9体のキャラクターを飛ばして最後尾のキャラクター(30m先にいることになりますね)に[肉弾攻撃]を与えることは可能ということでしょうか? |
A15 |
可能です。 |
Q16 |
先程のQ6の[近接状態]に対して、[肉弾攻撃]ではなく[射撃攻撃]を行った場合、30mに満たない射程の射撃武器で最後尾のキャラクターを[近接状態]にあるとして攻撃することは可能でしょうか?(Q6の状態が可能だった場合) |
A16 |
[近接状態]による射程の拡大は[肉弾攻撃]に限定された効果なので、[射撃攻撃]には適用されません。そのため、不可能とします。 |
Q17 |
[近接状態]の結合の図に関して質問です。
p149の右の図ですが、Eが[サイズ:1]の場合、[近接状態:1]か[近接状態:2]のどちらかとしか[近接状態]になれないと思うのですが、その解釈でよろしいですか? |
A17 |
いいえ。
複数の[近接状態]の間に入ったキャラクターは、自動的に隣接する複数の[近接状態]すべてに参加することになります。詳しくは、p149図左上にある『[近接状態]の結合』の項目を参照してください。 |
Q18 |
[サイズ:0]のキャラクター(この場合はクリッターですが)は、どのキャラクター([サイズ:0]含む)とも[近接状態]を維持できませんか? |
A18 |
はい。
維持できず、[近接突破]されます。 |
■
タイミング(基本P151〜) |
Q1 |
基本ルールにて「[タイミング:特殊]と記載され《タレント》(中略)は、特に表記がなければ1ターンに1回だけ行えます」とありますが、これは[タイミング:特殊]の《タレント》全体にかかる制限でしょうか? それとも個々の《タレント》にかかる制限でしょうか?
|
A1 |
個々の《タレント》にかかる制限です。 |
Q2 |
[タイミング:特殊]の《タレント》は、条件を満たしていれば同時に複数使用できますか? 例えば、[ダメージ減少]時に《黄金の壁》と《対物理装甲》を同時に使用することはできますか? |
A2 |
はい。可能です。 |
Q3 |
[タイミング:特殊]によって発生する物理攻撃や魔法攻撃は、自分以外の物理攻撃・魔法攻撃の後や自分が[行動済]でも追加で行なうことができますか? また、できるとした場合、未行動で[タイミング:特殊]を行った場合は[行動済]になりますか?(例:Aが《スタンアタック》で攻撃後、未行動のBが《追い討ち》した場合など) |
A3 |
その[タイミング:特殊]の[距離/対象]が[距離:使用者/対象:使用者]でなければ可能です(アイテムの効果は、全て[距離:使用者/対象:使用者]となります)。
また、[未行動]で[タイミング:特殊]の効果を用いても、[行動済]にはならず、[行動済]でも未使用であれば[タイミング:特殊]の効果で物理攻撃や魔法攻撃を行なえます。 |
■
物理攻撃と回避・魔法攻撃と抵抗(基本P152〜) |
Q1 |
【抵抗】判定に成功することで[魔法ダメージ]が半減する《タレント》の処理は、以下のどちらになりますか?
(1)「[結界]で[魔法ダメージ]を減少する際、「[魔法ダメージ]を[結界]で減少した後に、半減する」
(2)「[魔法ダメージ]を半減した後に[結界]で減少する」 |
A1 |
(1)の処理となります。
|
Q2 |
【抵抗】判定に成功することで[魔法ダメージ]が半減する[魔法攻撃]について、[受動側]が[クリティカル]した場合、「対象が行なった[魔法攻撃])の判定は自動的に失敗になる」とありますが、その場合、[魔法ダメージ]は半減、消滅のどちらですか?
|
A2 |
[魔法攻撃]は、[クリティカル]した[受動側]のキャラクターのみ消滅となります。 |
Q3 |
【抵抗】判定に成功した後、《黄金の壁》といったダメージを半減する効果を使うと、さらに半分されますか?
|
A3 |
はい。ダメージはさらに半減します。 |
Q4 |
味方や自身を対象として[物理攻撃]や[魔法攻撃]を行なってもよいでしょうか? また、その際にわざと【命中】判定を放棄して失敗してもよいでしょうか?([タイミング:攻撃]で移動○mの攻撃を利用し、移動のみ実行したい場合と命中・回避判定を発生させての竜脈調整を想定しています) |
A4 |
[判定]には、原則としてGMの許可が必要です。
味方などに対する【命中】判定や【発動】判定は、GMが許可するのであれば行なってもかまいませんが、GMはそれらの[判定]を許可しないことを推奨します。 |
Q5 |
竜脈操作やタレントなどで出目を1ゾロにした場合、ダメージ表では「*」ですが、処理はどう行ないますか? |
A5 |
ランクによるダメージのみ0として扱います。
例えば、ランク3+10点の攻撃を行ない、竜脈操作で1・1となった場合、ダメージは10点のみとなります。 |
Q6 |
[ダメージ算出]の[数値の算出]について質問です。
[ダメージ算出]おいて、「なお、[ダメージレート]における@の出目を適用することは[ファンブル]の際にしか発生しないため、『ダメージ算出』は発生しません」とありますが、[竜脈操作]によって【命中】判定の出目を「1・1」に変更すれば、「[ダメージレート]において@の出目を適用することは「[ファンブル]の際にしか発生しない」ことはないのではないでしょうか?
その場合、[ダメージ算出]は欄外の「かんたん[ダメージ算出]」にあるように、[ランク]×1で良いでしょうか? |
A6 |
上記のQ&Aをご参照ください。 |
■
負傷と回復(基本P155〜) |
Q1 |
[回復]効果を持つ魔法などに関する質問です。[魔法攻撃]は【抵抗】できるとありますが、[回復]効果を持つ[魔法攻撃]は【抵抗】できるのでしょうか? また、【抵抗】可能な場合、【抵抗】に成功すると、効果はどうなるのでしょうか? |
A1 |
[回復]の効果を持つ[魔法攻撃]は【抵抗】判定を行なってもかまいません。
【抵抗】判定に成功した場合、効果は消滅します。 |
Q2 |
[魔法攻撃]による[回復]効果には[結界]は有効でしょうか? |
A2 |
[回復]の効果を受けた対象は[魔法ダメージ算出]によって[ダメージ減少]が発生しないため、[結界]を適用しません。 |
■
状態変化(基本P156〜) |
Q1 |
[状態変化:転倒](基本P156)には移動できないとの記述がありませんが、転倒していても移動はできるのでしょうか? |
A1 |
はい。移動できます。 |
Q2 |
[状態変化:気絶]や[状態変化:死亡](いずれも基本P157)のキャラクターは[タイミング:終了]の処理を行う際、《タレント》の使用や[竜脈]の回復は行えるのでしょうか? また、潜在特性《生命蘇生》(基本P87)やドラゴン用タレント《竜の生命》(基本P181)は使用できますか?
|
A2 |
[竜脈]は回復しますが、《潜在特性》や《タレント》を使用することはできません。
|
Q3 |
[状態変化:猛毒]の[強度]について質問です。本文(P.156)では【命中】判定あるいは【発動】判定の達成値をP.130の[強度]に当てはめるとありますが、これは[達成値]をそのまま[強度]に当てはめるのでしょうか? それとも、[達成値]をP.130にある[強度]ごとの[目標値]に当てはめて算出するのでしょうか? |
A3 |
はい。その通りです。詳しくは『セイクリッド・ドラグーン』P130の「強度」の項目の最後の3行をご確認ください。 |
Q4 |
[状態変化:猛毒]の命中判定でクリティカルが発生した場合、どう処理すればいいでしょうか? |
A4 |
通常どおり、達成値を算出してください。
例えば、出目が6・6だった場合、クリティカルではなく出目の合計12として扱い、12+基準値+修正の達成値として扱います。 |
Q5 |
[近接状態]でない[状態変化:飛行]の対象に、「移動○m」の《タレント》等で攻撃することは可能でしょうか? |
A5 |
はい。可能です。
《タレント》だけに限らず、なんらかの方法で[距離]が[近接状態]以外に変更されるのであれば、[状態変化:飛行]の対象に攻撃することは可能です。 |
■
その他のルール(基本P158) |
Q1 |
戦闘から逃げることはできますか? |
A1 |
厳密には定義されていないので、GMが判断します。
もしも[判定]が必要であれば、PC全員は[タイミング:開始]あるいは[タイミング:終了]と同時に、【敏捷】、敵は【看破】あるいは[その他]の数値を用いて[対決]を行ない、PC全員が勝利すれば、逃走したことにしてもよいでしょう。 |