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TOP > 製品情報 > 六門世界(モンコレ) > Q&A(ルール関連-3)

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〔3〕戦闘

Q3−1:戦闘が始まったときに、PC側とGM側の、どちらから先に隊列を決めるのですか?
A3−1:GM側が先に隊列を決め、それを見てからPC側が隊列を決めます。(ルールブック39ページ参照)

 戦闘開始時に隊列を決める際には、同時に「どのキャラクターが、どんな武器・防具を構えているのか、照明を手にしているのか」を決めなおすこともできます。

Q3−2:PC側が不意を討たれた場合でも、PC側より先にGM側が隊列を決めるのですか?
A3−2:いいえ。ふつうは不意討ちされたPC側から先に隊列を決めることになるでしょう。

 PC側・GM側を問わず、不意討ちされた側は「どのキャラクターが、どんな武器・防具を構えているのか、照明を手にしているのか」を決めなおすことができないでしょう。ですから、いつ不意討ちされてもわかるように、GMはPC達の普段の隊列や装備をあらかじめきいておきましょう(例えば、街中で剣を鞘から抜いて構えているPCはまずいないはずですが、洞窟内ならば剣を構えながら歩いていてもおかしくはないはずです)。

Q3−3:戦場のリミットより味方の人数が少ない場合でも、味方を応援エリアに居させることはできますか?
A3−3:いいえ。味方の人数がリミット以下の場合、味方の全員が戦場に登場していなければなりません。
 ただし、隊列は自由に決定することができます。
 また、HPが0以下になって気絶していたり、マヒしたり死亡したりしたキャラクターは、ターン終了タイミングに応援エリアへ移されます。

Q3−4:前衛よりも後衛が多い隊列を組むことはできますか?
A3−4:いいえ。前衛よりも後衛が多い隊列を組むことはできません。
 なぜなら、後衛のキャラクターは前衛のキャラクターの後ろにしか存在できないめです。  ですから、パーティを組んだりサモナーのモンスターを選ぶ際には、後衛向きのキャラクター数が前衛のキャラクター数をこえないように、気をつけましょう。

Q3−5:戦闘中に隊列や武器・防具を変更することはできますか?
A3−5:はい。あなたが先攻側であれば「先攻普通タイミング」の始めにある「隊列変更」の手順に、あなたが後攻側であれば「後攻普通タイミング」の始めにある「隊列変更」の手順に、隊列を変えたり武器の持ち替えを実行できます。

「隊列変更」の手順に実行できる事柄は、次のとおりです。
●隊列変更:味方同士の位置関係を入れ替えることができます。このとき、条件を満たしていれば、応援エリアへ出たり、応援エリアから戦場へ登場することもできます。

●手にしている物の持ち替え:武器・防具・たいまつ・ランタンなど、自分の手に持っている物を持ち替えることができます。例えば「鞘から剣を抜いて構える」「手にしている剣を鞘に収め、盾を背負って、背中に背負っている両手用の斧を構える」「手にしているランタンを足元に投げ捨て、空いた手に武器を持つ」といったことができます。しかし、鎧を着替えたり、ポケットの中のものを背負い袋に入れ替えたり、他人との持ち物の受け渡しには時間がかかるため、「隊列変更」の手順では実行できません。

●転倒状態から起きあがる:転倒している状態のキャラクターは、起きあがることができます。

Q3−6:同時攻撃タイミングが起こったときに、隊列変更や武器の持ち替えなどはできますか?
A3−6:いいえ。同時攻撃タイミングには「隊列変更」の手順が存在しないため、隊列を変更したり武器を持ち替えることができません。

 同時攻撃タイミングは「敵・味方の両者にとって想定されていなかった、不意に起こった乱戦」を表現したタイミングなので、隊列を変更したり、武器や盾を持ち替えるような余裕がないのです。

Q3−7:同時攻撃タイミングに、呪文魔法や消耗品を使用することはできますか?
A3−7:いいえ。基本的に同時攻撃タイミングには「近接攻撃」か「レンジ攻撃」しかアクションを実行できません。また、「近接攻撃」か「レンジ攻撃」を実行できるのは前衛のキャラクターだけです。
Q3−8:同時攻撃タイミングに、防御を実行できますか?
A3−8:いいえ。同時攻撃タイミングに防御行動を実行することはできません。同時攻撃に発生した物理ダメージは、基本防護点でのみ減少することができます。
Q3−9:「気絶」「石化」「眠り」状態のキャラクターは、リアクションすることができますか?
A3−9:いいえ。基本的にアクションもリアクションも実行できません。また、基本的にあらゆる行為判定も実行できません。
 ただし「石化」状態では、毒や病気の影響を受けません。

Q3−10:「眠り」状態から目を覚まさせるには、どうすればよいですか?
A3−10:「眠り」状態から目を覚まさせるには、大声を出したり、キャラクターを揺り起こす必要があります。
戦闘中の場合、次のとおり処理します。

●戦場にいる1人が「眠りから覚ます」というアクションを実行する:戦闘不能状態ではない戦場にいるキャラクター1人が、戦場と応援エリアにいる「眠り」状態のキャラクター全員を起こします。この場合、「眠りから覚ます」というアクションを取ったキャラクターは、行動完了になります。

●「眠り」状態から目を覚ましたキャラクターは「転倒」状態:「眠り」状態から目覚めたキャラクターは、隊列変更までは転倒状態です。

●隊列変更タイミングに自動的に目覚める:「眠り」状態のキャラクターの味方に、1人でも「味方を目覚めさせたい」という意志を持っているキャラクターがいるならば、隊列変更タイミングに「眠り」状態から覚めます。そしてその隊列変更の間に起きあがって「転倒」状態からも脱することができます。

●物理ダメージか魔法ダメージを受ける:「眠り」状態のキャラクターは、物理ダメージか魔法ダメージを受けてHPが1点以上減少した場合、「眠り」状態から覚めます。体内ダメージでは目覚めないため、注意してください。

Q3−11:HPが0以下になった「気絶」状態のキャラクターを、戦闘中にHP1以上にした場合、そのキャラクターはどうなりますか?
A3−11:目が覚めます。ただ、目が覚めても「転倒」状態で「行動完了」です。

 ふつうは次の隊列変更で「転倒」状態から起きあがるまではすべての行為判定に行為修正−1され、「行動完了」なのでリアクションしか実行できません。

Q3−12:同時攻撃タイミングのときについてです。戦場の位置関係により、ふつうは近接攻撃やレンジ攻撃可能な範囲に敵が1体もいない前衛のキャラクターであっても、攻撃のダメージを算出し、合計していいのでしょうか?
A3−12:はい、とにかく前衛にいるキャラクターは攻撃ダメージを算出し、合計します

"同時攻撃タイミング"は敵味方乱れての乱戦を表すタイミングなので、敵・味方の位置関係など関係なく、すべての前衛が攻撃ダメージ計算し、敵にその合計ダメージを頭割り(端数切り上げ)で与えます

Q3−13:50m内一直線は前衛エリアの1人とその真後ろの後衛エリア1人とあるのですが、ルールブック46ページのイラストでは直前の味方も巻き込んでいるのですが?
A3−13:これについては、図を誤りとし、表を正しいものと見てください。たとえイラストのような状況でも味方は巻き込みません。

 また、対象にするのは自分の正面のエリアでなくても構いません。ですから、(まずそんな状況はないと思いますが)味方の前衛1人と、その真後ろの後衛1人を対象にすることも可能です。

Q3−14:《ディスペル・マジック》や《魔力のスクロール》などの対象は"呪文魔法そのもの"でしょうか? それとも"呪文魔法を使用した相手"でしょうか?
 相手のアクションを打ち消す効果のある呪文魔法、消耗品、特殊能力には、「距離・対象:10m内1人」と書かれたものがほとんどです。もし後者だとすると、これらは50m離れた場所からの魔法などを打ち消せないのですが?
A3−14:前者の"呪文魔法そのもの"を対象とします

 このため、たとえどれほど離れた場所からかけられた魔法でも、自分やその周囲10m内に向かって飛んできた効果であれば《ディスペル・マジック》などで打ち消すことが可能です。

Q3−15:先攻側の《ファイアー・ボール》に[対抗]して、後攻側が《プロテクション》を同時に味方4人にかけられますか?
A3−15:いいえ、できません。1度の[対抗]で実行できる行動は、1回だけです。

 ですからご質問の件の場合、後攻側が使う《プロテクション》の対象は「1人」だけなので、《プロテクション》を「味方1人」にしか使えません。
 また、[対抗]は"先攻側のアクション""先攻側のアクションに対する後攻側の[対抗]""後攻側の[対抗]に対する先攻側の[対抗]"で、最大で2回までしか[対抗]が発生しません。つまり、後攻側は相手の一度のアクションに1回しか[対抗]できないわけです。

Q3−16:モンスターのさまざまな特殊能力で、対象と競争判定を行うことがありますが、このときに対象がリアクション不能な状態だったらどうなりますか?
A3−16:そのリアクションは自動的に「E評価」になったとみなします。

 例えば〈力任せ〉の競争判定をして勝利すれば組み付くとあった場合、対象がリアクション不能な状態であれば、対象の〈力任せ〉は自動的にE評価となります。

Q3−17:リプレイ『召喚ムスメと地下迷宮』ではLサイズのモンスターは2エリア分の大きさとあるのですが、ルールブックのどこにもこのルールがないのですが?
A3−17:はい。ルールブックには、サイズによる占有エリアのルールはありません。
 このルールは、六門世界RPGサプリメント『海賊都市クロスボーン』(新紀元社刊)のp98に収録されています。

Q3−18:「○格闘技術」や「○二刀流」は同一の敵にしか2回攻撃できないと書かれており、「○複数の首」には攻撃可能なエリアに複数の敵がいる場合、それぞれ別の対象を攻撃してもよいと書かれています。
では、《パンチパンチ》のように単に攻撃回数が「2」と書かれているものは別々の敵を攻撃してもいいのでしょうか?
 また、別々の敵を攻撃できる場合は、1回目の攻撃で目前エリアの敵を倒し、2回目の攻撃で目前サイドエリアの敵を攻撃することができるのでしょうか?
A3−18:いいえ、別々の敵は攻撃できません。  複数回攻撃ができる場合でも、特に明記されていない場合は同一の目標にしか攻撃できません。
 ただし、《ヘイスト》の効果などで2回のアクションを使って2回近接攻撃する場合は、近接攻撃という独立したアクションを2回行うので別々の対象を攻撃することも可能です。
 また、目前エリアに敵がいない、もしくは目前エリアの敵が気絶などで行動不能な場合は目前サイドエリアの敵を攻撃することができます。このため、複数の敵を攻撃できるのであれば、1回目の攻撃で目前エリアの敵を倒し、2回目の攻撃で目前サイドエリアの敵を攻撃することが可能です。

Q3−19:2回以上攻撃できるキャラクターが同時攻撃に参加する場合、2回以上ダメージを出してよいのでしょうか?
A3−19:はい。2回分の攻撃のダメージを求めて合計してください。
Q3−20:味方が1人しかいない場合に逃亡するのは個人逃亡でしょうか? 集団逃亡でしょうか? また、複数人数のキャラクターが全員個人逃亡することはできますか?
A3−20:集団逃亡です。
 味方全員(たとえ自分1人でも)が個人逃亡することはできません。
個人逃亡は味方に1人でも逃げる意志がない者がいるときにしか行うことができません。

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