Q5−1:「◎強打」は使用している武器の必要STまたは必要DX点だけダメージが増えますが、「○二刀流」で必要STと必要DXが両方ある場合どうなりますか? |
A5−1:「○二刀流」を使っているときに「◎強打」で増えるダメージは、元々の武器の必要能力(ルールブック76ページ「■武器表」参照)になります。
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Q5−2:「◎持続時間延長」は使用条件にはBP1点使用と書いてあるのに、多段階アップをするとBPを1点以上消費すると書いてあるのですが、どういう意味でしょうか?
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A5−2:「◎持続時間延長」の使用条件は、使用者が1点以上の任意のBPを消費するというものです。
何点のBPを消費するのか決定するのは、呪文魔法の使用宣言時、つまり〈呪文魔法〉の行為判定をおこなう前です。このときに消費したBPの点数によって、呪文魔法の延長時間が決定されます。持続時間は「10分→1時間→6時間→1日」と、一段階アップするごとにBPを1点消費します。
また、「メイン:ウィザード/サブ:ウィザード」のキャラクターは、両方のクラスの「◎持続時間延長」を同時に混ぜて使用することも可能で、この場合メインクラス・サブクラスのそれぞれから同時にBPを消費することもできます。
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Q5−3:「○多彩な才能」を2レベルで獲得したトレジャーハンターは、その2レベルになった瞬間から一般技能を獲得できる数が増えますか?
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A5−3:はい。2レベルになったときから、「○メインクラスの多彩な才能」や「○サブクラスの多彩な才能」を獲得したトレジャーハンターは、一般技能の獲得数が増えます。
PCのレベルが上昇する手順は、次のとおりです。
〔手順1〕経験枠を獲得します。
〔手順2〕レベルが上昇したかどうかを確認します。レベルが上がっていた場合、上昇したレベルの特殊能力をすべて同時に獲得します。
〔手順3〕経験枠による成長をおこないます。「キャラクターの能力」と「一般技能」を成長させます。
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Q5−4:「○多彩な才能」を2レベルで獲得したトレジャーハンターは、それまでの1レベルで獲得した経験枠のぶんだけ、一般技能を成長させるのでしょうか? |
A5−4:いいえ。「○メインクラスの多彩な才能」や「○サブクラスの多彩な才能」を2レベルになって獲得したトレジャーハンターは、1レベル時点での経験枠によって一般技能の獲得数が増えたりはしません。
トレジャーハンターの「○多彩な才能」は、2レベルになった時点の経験枠から有効です。
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Q5−5:「◇マジックフォース」の追加ダメージや基本防護点を「+1D」する効果についてです。この「+1D」は、「◇マジックフォース」を使ったときに振るのか、それとも攻撃や防御のたびに振るのか、どちらですか? |
A5−5:後者の「攻撃や防御をするたびに振りなおす」が正解です。
ちなみに基本防護点を「+1D」する効果を選んだ場合、たとえ防御のリアクションをしなくても、物理ダメージを受けるたびに基本防護点のダイスを振ることになります。
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Q5−6:同じ特殊能力の効果は重複しないと書いてありますが、「◇マジックフォース」の「追加ダメージを増やす効果」と「基本防護点を増やす効果」は重複しますか? |
A5−6:いいえ。同一の対象に対しては、実際の効果内容が違っていても、同じ名前の特殊能力の効果が重複することはありません。
ご質問の場合、前から効果を発揮している「◇マジックフォース」の効果だけが残り、新たに後から使用した「◇マジックフォース」の効果は適用されないことになります。
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Q5−7:「◇マジックフォース」は、使用するウィザード自身を対象にできますか? |
A5−7:はい、対象にできます。
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Q5−8:「○プレッシャー」はタイミングが[常時]ですが、この効果を使用したくない場合、故意にその効果を消すことは出来ますか?
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A5−8:いいえ、残念ながらできません。「○プレッシャー」に限らず、すべての常時発動型の特殊能力は、(そう明記されていない限りは基本的に)意図的にその効果を打ち消すことはできません。
このため「○プレッシャー」の効果的な使い方としては、防御力に自信があるデュエリストなら強い敵の前に立ち、防御力に自信のないデュエリストの場合には弱い敵の前に立つのが有利でしょう。
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Q5−9:「○高速詠唱」を1レベル持つモンスターに別の魔法使いが《ヘイスト》をかけた場合、このモンスターはこの後1ターンの間に、何回の呪文魔法を使えますか? 4回ですか? |
A5−9:いいえ、4回ではありません。その場合、3回になります。
「○高速詠唱」は1ターンに、そのレベル回まで、基本のアクションとは別に呪文魔法が使用できるという特殊能力です。そして《ヘイスト》は1ターンに2回のアクションができるようになるという効果です。なので、ご質問の状況の場合には、そのターンに《ヘイスト》によって増えた2回のアクションと、「○高速詠唱」を使用することによる呪文魔法が1回で、最大で3回の呪文魔法が使えます。
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