Q7−1:ウィザードは「魔法の杖」か「魔法の指輪」、ホーリーオーダーとモンクは「聖印」がないと、絶対に呪文魔法を使うことができないのでしょうか? |
A7−1:いいえ。「魔法の杖」「魔法の指輪」「聖印」などの、「魔法の発動体」がなくても、呪文魔法を使うことはできます。
ただし、「魔法の発動体」がない状態で〈呪文魔法〉の行為判定をおこなう場合、「行為修正−2」のペナルティを受けます。
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Q7−2:ウィザード以外が「魔法の杖」や「魔法の指輪」、ホーリーオーダーとモンク以外が「聖印」を使うことはできるのでしょうか?
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A7−2:いいえ。他のクラスには扱うことができません。「魔法の杖」や「魔法の指輪」を使うためには、持って生まれた才能とアカデミアなどでの訓練が必要です。「聖印」を使うためには、深い信仰に基づく長期間の訓練が必要です。
ですが「○X属性呪文」の特殊能力を習得できないクラスでも、成長したりマジック・アイテムの手助けを得ることで、呪文魔法を使うことができるようにはなります。この場合、「魔法の杖」や「魔法の指輪」や「聖印」を使えないクラスは、常に〈呪文魔法〉に行為修正−2されます。
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Q7−3:《フェアリー・ファイア》は魔法抵抗に不可能とあるのですが、〈魔法抵抗〉ではまったくダメージを減少できないのですか? |
A7−3:はい。《フェアリー・ファイア》のダメージは、〈魔法抵抗〉では減少できません
ダメージはわずか【1D+1】ですが、ほぼ確実にダメージを与えることができるという意味では、《フェアリー・ファイア》はかなり強力です。
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Q7−4:《バーサーク》の効果に、他の【精神】系の効果が効かなくなるというものがあります。これは、すでにかかっている【精神】系の効果は打ち消されることも含まれているのでしょうか? |
A7−4:いいえ。すでに発揮されている【精神】系の効果は、そのまま持続します。
《バーサーク》より後に発揮される【精神】系の効果が無効になるだけです。
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Q7−5:「○二刀流」で2つの武器を使っている場合、《スマッシュ》を2回使えば、両方の武器に《スマッシュ》の効果を与えることができますか? |
A7−5:はい。同じ対象に呪文魔法を重複させることはできませんが、《スマッシュ》の対象は「武器1つ」であるため、それぞれの武器を別々の対象として《スマッシュ》を使用することができます。
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Q7−6:《ファンタズマル・フォース》の「実際にその場に存在する物に、この幻影を重ねることはできない」というのはどういう意味でしょうか? 空気中や水中には幻影は作れないと言うことでしょうか?
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A7−6:いいえ。《ファンタズマル・フォース》は「空間」を対象にして使うものなので、その空間にある「物体」には影響を受けないということです。
ですから、対象の「空間」にある「物体」が移動しても、幻影は移動したりしません。
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Q7−7:《ミラー・イメージ》は範囲対象の呪文魔法を受けるとすべて消えてしまうとあります。これは、ダメージを与える以外の効果の呪文魔法でも、消えてしまうという意味でしょうか?
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A7−7:はい。たとえどんな効果の魔法であっても、その効果を受けると消えてしまいます。
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Q7−8:《ブライアー・ピット》は相手の足下の大地を陥没させて落とすとありますが、岩の上などで戦っていても穴が空くのでしょうか? その後、その穴はその後どうなるんでしょう? |
A7−8:基本的に地面の物質にかかわらず穴が空き、すぐに落ちた者を押し上げるように元通りになります。つまり、穴が空いたままにはなりません。
GMの判断によっては「床が鉄の場合は穴が空かない」などの制限をもうけてもよいでしょう。
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Q7−9:《ライン・アップ》の呪文を使って壁の向こうにテレポートできるのですか? |
A7−9:いいえ。たしかに《ライン・アップ》は瞬間的に移動しますが、ふつうに移動できる戦場の範囲内でしか移動できません。 このため、壁などの障害物は越えられません。
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Q7−10:《レビテート》は高さ1mほどで浮遊できるとありますが、1ターンに浮遊する高さを1m上下できるとも書いてあるのですが?
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A7−10:《レビテート》をかけた直後は地面から高さ1mほどになり、以降は自由に高度を上下できます。
なお、戦闘中は隊列変更するときであれば、自由に地上エリアと空中エリアを往来できます。
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Q7−11:《マジック・シールド》はどのようにダメージを減らすのでしょうか?
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A7−11:物理ダメージを受けると、まず《マジック・シールド》の魔法の盾が、その基本防護点3点を引いただけの物理ダメージを受けます。
この物理ダメージが《マジック・シールド》のHPを0にしてもまだ残っている場合、残りの物理ダメージに対して、《マジック・シールド》の対象であるキャラクターが防御などのリアクションをおこないます。
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Q7−12:同じ呪文魔法を、その効果時間中に同一の対象に対して使用した場合、効果は重複しますか? |
A7−12:いいえ。同一の対象に対しては、同じ名前の呪文魔法を何度も使用しても、呪文魔法の効果時間中である限り、その効果が重複することはありません。
ですから、後から使用された呪文魔法の効果よりも、常に元から効果を発揮している呪文魔法の効果が優先されます。
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Q7−13:魔法の杖(スタッフ)はただのスタッフと値段は違うのに、武器としては同じデータなのでしょうか? |
A7−13:はい、武器としては同じデータです。
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Q7−14:《メイルシュトローム》は効果時間1ターンとありますが、1ターンに複数回攻撃をした場合、攻撃するたびに〈魔法抵抗〉の判定をするのでしょうか? |
A7−14:いいえ。〈魔法抵抗〉の判定は始めに1回するだけで、抵抗に成功すれば以降の攻撃は影響を受けません
また、抵抗に失敗すれば行動完了状態になり、攻撃することができません。
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Q7−15:《ヘイスト》で2回のアクションができるようになった状態で、相手の特殊能力によって行動完了にされました。この場合、このターンはまったくアクションできないのですか? 1回だけアクションできるのですか? |
A7−15:1回だけアクションできます。
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Q7−16:《ヘイスト》で2回のアクションができるようになった状態で、1回だけアクションを実行した後、残りの1回だけの行動を遅らせることはできますか? |
A7−16:いいえ、できません。《ヘイスト》は1度の行動順番に2回のアクションができるようにする効果ですが、行動順番が2回来るわけではないためです。
ですから例えば、すでにアクションを実行して、行動完了の者に《ヘイスト》をかけても、もう一度アクションできるようになるわけではあません。
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Q7−17:呪文魔法《フェアリー・ファイア》は対象に光球をぶつけて消滅させた場合、効果時間内にはスペル枠を消費せずに新しい光球を作り出せるのですか? |
A7−17:はい。ですから、《フェアリー・ファイア》は効果時間内であれば、戦闘中には術者が「光球出して相手にぶつける」というアクションを、毎ターン実行できるようになります。
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Q7−18:魔法の杖と違い、魔法の指輪や聖印は両手がふさがっていても魔法を使用できるとあります。これは縄で縛られていても魔法が使えるという意味でしょうか? また、召喚術はどうなのでしょうか? |
A7−18:はい。〈呪文魔法〉と〈召喚術〉にはどちらも身振りなどの動作を必要としません。
ただし、魔法の発動体が杖の場合は、縛られた状態ではおそらく発動体を手に取れないため行為修正−2されるでしょう。
また、〈呪文魔法〉と〈召喚術〉はどちらも発声を必要とします。発声ができない場合にはそれぞれ行為修正−1を受けてしまいます。
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