|
別の召喚術師が操るパーティがいる地形に進軍したら、戦闘が発生します。
進軍してきたパーティを「進軍側」、先に地形にいたパーティを「守備側」と言います。
戦闘が終了した地形は、「攻め落とした」か「守りきった」召喚術師のものになります。これが本陣なら、本陣が陥落したことになるので、守りきれなかったプレイヤーはゲームに負けたことになります。
戦闘にも、手番のフェイズように決まった戦闘の流れがあります。「タイミング」という時間の区切りが、それに当たります。タイミングも戦闘内の流れの指針。順にこなしていけば、自然と戦闘を行えます。
基本的に、「即時召喚タイミング」⇒「隊列変更タイミング」⇒「イニシアチブ決定タイミング」⇒「先攻普通タイミング」⇒「後攻普通タイミング」⇒「戦闘終了タイミング」の6つ。あと「同時攻撃タイミング」の1つを加えた、合計7つの順に進めます。各タイミングも、名前のとおりのことをする時間、というだけです。身構えず、軽い気持ちでそれぞれの説明をごらんくださいね。
ちなみに、最初に行う、即時召喚タイミングと隊列変更タイミングの2つは、必ず先に進軍側から行います。進軍側の即時召喚や隊列を見てから、守備側は何を即時召喚するか、どう隊列を組むかを決められるのです。陣地に断りもなく押しかけられたんだから、それぐらいのことはさせてもらわないと……と考えると、覚えやすいかもしれません。 |
ズバリ、即時召喚をする時間です。双方の召喚術師共に、戦闘が起こった地形のリミットまで、即時召喚できます(もちろんしたくなければしなくてもかまいません)。リミットは「1人の召喚術師が呼べるユニットの合計レベル」を表したものです。安心していっぱい召喚しちゃいましょう。
必ず、先にユニットを召喚します。そのあとアイテム(装備品)の召喚をしたり、別のユニットに装備していたアイテムを渡したりします。 |
隊列変更をする時間です。パーティ内の並び順を決めます。これを隊列というので、隊列変更タイミングと言うんですね。
モンコレの戦闘には、「攻撃」と呼ばれる「パーティの攻撃力を合計したものを、敵に与える」戦い方があります。そのダメージは、隊列の前にいるほど受けやすいので、隊列が重要になってくるんです。
慣れるまでは、守りたいユニットを一番後ろにしておくといいかもしれません。 |
サイコロを互いに1つずつ振って、この戦闘の間だけ使う「行動する順番」を決める時間です。先に行動する方を「先攻」、後で行動する方をを「後攻」と言います。
基本的にサイコロの目が大きいプレイヤーが、先攻になります。ですが、ユニットには、「イニシアチブ:+〜」といった、イニシアチブを決めるサイコロの目を足したり引いたりできる数値を持つものがいます。また、戦闘スペルやアイテムにも似た効果を持つものがあります。それらの数値をすべて合計して、先攻後攻を決定します。
その結果、先攻後攻が決まらなかったとき――つまり数値を合計した結果が等しかった場合、後述する「○同時攻撃タイミング」になります。 |
先攻になった方が、ユニットを操って行動する時間です。できることは大きく2つに分けられます。
・カードに[普通]と書かれている行動をする
・攻撃させる
使用できるタイミングに[普通]と書かれた、ユニット自身が持つ特殊能力や戦闘スペル、アイテムなどが使えます。
ただ、ユニットの特殊能力のうち、「□」と書かれたものは、そのユニットを横向きにすることで効果を発揮します。この状態を「行動完了」と言います。ユニットは行動完了になると、同じターン内では、二度と行動完了状態から回復しないので、基本的に1戦闘中に1回しか使えません。ご注意くださいね。
もう1つできること、それは「攻撃」です。
これは、行動完了になっていないユニット全員で行います(したくなくても、必ず行わなければなりません)。これを「攻撃に参加する」と言います。攻撃は、攻撃に参加したユニット全員の攻撃力を合計して、敵パーティにぶつけます。敵パーティは、それらを隊列の前から順に受けなければなりません。
攻撃したあとでも、使える戦闘スペルやアイテム、特殊能力があれば、使うこともできます。うまく活用しましょう! |
後攻になった方が、ユニットに行動させる時間です。先攻普通タイミングで、先攻側が行ったことと同じことができます。先攻普通タイミングが行われた結果、もしユニットが1体も残っていなかったなら、残念ながら省略されていまいます。 |
この戦闘での勝敗を、決定する時間です。
守備側のユニットが1体でも残っていれば、守備側がその地形を守りきったことになります。進軍側のユニットは、進軍前にいた場所に戻されます。進軍を失敗した地形へは、このターンは、もう進軍を試みることはできません。
逆に、守備側のユニットが1体も残らなかった場合は、進軍側の生き残っているユニットがその地形を奪い、自分たちの他の地形と同じように扱うことができます。
どちら側のユニットも1体も残らなかった場合は、その地形を配置した側の地形となります。もし進軍側が配置した地形だった場合、誰もその地形の上にいなければ、全滅して一度進軍に失敗していても、別のユニットを進軍させることができます。覚えておくと便利ですよ。 |
先攻後攻が決まらなかった場合にだけ発生する、一風変わった時間です。同時攻撃タイミングになることが決定したら、もうあとはただ攻撃することと、ただ攻撃に耐えることしかできません。決定したあとは、同時攻撃タイミングに効果を発揮するもの以外、特殊能力も戦闘スペルもアイテムも使うことができないのです。
先攻側も後攻側も、行動完了になっていないユニットの攻撃力だけを合計します。アイテムを装備していようが、同時攻撃タイミングまでに攻撃力などを上げていようが関係ありません。ユニットが本来持つ攻撃力だけを合計します。
合計した攻撃力を、戦闘時の攻撃と同じように、隊列の前から順にダメージを与えていきます。同時攻撃というだけあって、このダメージはどちらのパーティにも同時に与えられています。また同時に、その攻撃から身を守っていることになります。 |
いかがでしたか? タイミングの数だけをみると、すごく多くて大変そうと思われるかもしれませんが、内容は名前そのままだったでしょう?
まずは流れに身を任せて、一度戦闘を体験してみてくださいね! |
|