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第十一回
《マグネティック・エンプレス》 |
記事作成:大井雄紀 |
地味に更新を続けて、第十一回!
今回も平成21年2月21日発売されたアニバーサリーセット第二弾、『千年皇国の栄光』からのご紹介。
今回ご紹介するのは《マグネティック・エンプレス》です!
なお、このコーナーは、著者の「趣味」と「自己満足」と「モンコレへの愛」の提供でお送りしております。 |
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――その少女は、ただ無邪気に笑っていた。
少女が人間であったなら、誰もが暖かい気持ちになるような、そんな笑顔。
だが、少女は人間ではなく破壊者であった。
少女が歩くだけで、小さき人間たちの歴史と努力は無残にも崩れ去っていく。
大地を揺るがす少女の歩みに、人間たちはただ蹂躙されることを受け入れるしかない。
少女が現れて数時間。人間の街はすべてを失った。
廃墟と化した街の中心にいて、それでも少女は笑っていた。 |
今日は深いことを考えてみようと思います。
例えば、矛盾。
矛盾とはつじつまが合わないこと、物事の道理が一致しないことを指します。
この矛盾の語源となった「どんな盾でも貫く矛」と「どんな矛も防ぐ盾」の話は、あまりにも有名ですね。
ふむ。「どんな盾でも貫く矛」と「どんな矛も防ぐ盾」の戦い。
確かに矛盾です。
それなら、「苦痛」を「快楽」と感じる人も矛盾ではないでしょうか。
「苦痛」とは、痛みであり決して「快楽」と結びつくものではありません。
ですが、世の中には肉体的、精神的の違いはあるにしろ「苦痛」を「快楽」と感じる人がいます。
よし。これも矛盾でしょう。
世の中は不思議です。考えれば考えるほど、さまざまな矛盾が出てきます。
おっと、忘れるところでした。
最近発見した大きな矛盾をご紹介しましょう。
「巨大幼女」。
イエス! これも間違いなくむじゅ……すいませんでした。
というわけで、今回ご紹介するカードは《マグネティック・エンプレス》です!
やってきました土の精霊王!
土の単色デックの守護神です。
他の精霊王と同じく、8レベル7/7で、飛行。攻守ともにパワーアップする特殊能力を持っています。
とはいえ、この幼女。スペル枠が他の精霊王より使いやすい。
守りのカードが多い土スペル枠がひとつ。これは、きっと圧倒的なアドバンテージになるでしょう。
倒しにくい8レベルのユニットは、相手にするのは大変厄介です。
手札によっては、十分相手本陣を陥落させることができるユニットなのです! |
《マグネティック・エンプレス》と相性のいいカードたち |
ここでは、紹介するカードと相性のいいカードを紹介していきます。もちろん、ここで紹介したカード以外にも相性のいいカードたちはたくさんあります。
ですので、自分だけのオリジナルコンボやパーティ構成を考えるときに、役立ててください。
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最高の守りスペルといえば、これ《サンド・カーテン》。
土スペルを使うデックなら、まず組み込まれることでしょう。もちろん、幼女と相性抜群ですよ!
幼女と相性抜群……なんというか、危険な香り。 |
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土単色デックの女神様、《豊穣姫グリングル》。
グリングルは土属性のユニットの防御力を強化することができます。ただでさえ、土ユニットは防御力が高いので、割と恐ろしい壁ができあがります。 |
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