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第十二回
《焔火の女神ブリガンディーネ》 |
記事作成:大井雄紀 |
やってきました、第十二回!
モンスター図鑑がはじまって、三ヶ月ということですね。わかります。
今回も平成21年2月21日発売されたアニバーサリーセット第二弾、『千年皇国の栄光』からのご紹介。
今回ご紹介するのは《焔火の女神ブリガンディーネ》です!
なお、このコーナーは、著者の「趣味」と「自己満足」と「モンコレへの愛」の提供でお送りしております。 |
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――木々は陽炎のように揺らめいていた。
太い幹は木そのもの。ただ、葉だけが普通の木とは違っている。
炎で作られた葉の一枚一枚が、森の闇を明るく照らしていた。
旅の途中なのだろう。冒険者風の男は汗すら蒸発するこの森で、周囲の草を掻き分けながら奥へと進んでいく。
ふと、開けた場所に出た。そこでは、薄い布だけを纏った美しい女が踊っている。
女の周りには抜け落ちる炎の葉が舞い、まるで炎と戯れているようだ。
ひどく扇情的で、男はただ呆然と女を見ていた。
男に気づいたのか。その女はまるで誘うように微笑んで、森の奥へと消えていく。
ここは火炎樹の森。焔火の女神が踊る場所。 |
……今回、幹部の皆さんに集ってもらったのは、他でもありません。
我々は現在、かつてないほどの問題に直面しています。
《焔火の女神ブリガンディーネ》。
彼女は「横乳」か否か。それが問題です。
我々「横乳は世界遺産」同盟において、彼女の存在は非常に大きい。
明らかに「横乳」。
だが、イラストは「下乳」という言葉がピッタリきます。
今回の決断は、我が同盟の今後を左右しかねません。
ただ、一つだけ言えることは。
ぶっちゃけ、どっちでも大好きだ!!
……まさか「横乳は世界遺産」が伏線になっていたなど、お天道様&筆者でも気づくはずがない!
なお、「横乳は世界遺産」は第三回《巨霊神アトラス》の相性のいいカードで登場しました。と、どうでもいい解説。
というわけで、今回ご紹介するカードは《焔火の女神ブリガンディーネ》です!
エ、エ、エローイ! ……最高ですね。
さてこのブリガン。特殊能力の「焦がれる焔火」が非常にユニークです。
自身は行動完了になってしまいますが、敵のユニットに「火炎2D」のダメージを与え、倒すことができれば捨て山の「属性:火or風」のユニットカードを回収することができるのです!
対抗が足りずに死んでしまったキーユニット。
同時攻撃で無残にも散ってしまったコンボユニット。
それらを再び戦場に送り出すことができる、ステキな能力なのです!
また、ブリガンは4レベルなのに攻撃力が5もあります。
特殊能力を使えないときは、さわやかに攻撃宣言することもできますよ。
あとは自身の持つ火と風の戦闘スペルを使いこなすことができれば、かなり強力な敵となることでしょう。 |
《焔火の女神ブリガンディーネ》と相性のいいカードたち |
ここでは、紹介するカードと相性のいいカードを紹介していきます。もちろん、ここで紹介したカード以外にも相性のいいカードたちはたくさんあります。
ですので、自分だけのオリジナルコンボやパーティ構成を考えるときに、役立ててください。
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ブリガンとパーティを組み、戦闘スペルをふんだんに使うなら、《ラヴァ・エレメンタル》がオススメです。
ブリガンとラヴァが組んだパーティの殲滅能力は、非常に高い。
ただ、守りのときに同時攻撃だけは勘弁な! |
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ブリガンとパーティを組み、ひたすらカードをリサイクルしたいのなら、《アエロファンテ》がオススメです。
ブリガンでユニットカードを回収し、アエロの「大きな耳」で風の戦闘スペルをリサイクル。
とても厄介。だが、それがいい! |
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