1、いざ、会場へ |
会場は前回同様ポートアイランドという人工島。都市機能をひととおり備えたウォーターフロント都市でもあります。
三ノ宮駅からポートライナーに乗っていざ会場へ。所要時間は15分程とアクセスはバッチリ。会場へ向かう際は車窓から神戸港を眺めるのも良いでしょう!
会場8時にSNE班は集合し、早速準備を始めます。
今回グループSNE/cosaicのブースはA−03。TRPGブースのすぐお隣です。
届いた荷物をバリバリ並べて準備、準備!
人気商品の『ロイヤルターフ』や『デモンワーカー』等のボードゲーム、そして今年発売の『ゴーストハンター03』や『ソード・ワールド2.0 RPGスタートセット:拡張2 魔動機師&軽戦士』等のTRPG関連商品がずらりと並びます。う〜ん圧巻!
そして今回目玉となるのが先行販売のSNEゲームコンテスト2016選外佳作『ガリンペイロ』と『トンネルズ&トロールズ完全版 アドベンチャー・コンペンディウム』! どちらもパッケージやイラストを見るだけでワクワクするタイトルです!
他にも総額1万円相当のボードゲームが入っている福袋やプロモカードや特製サマリーの入った購入者特典など今回企画が盛りだくさんです。
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2、ゲームマーケット神戸スタート! |
10時になり、参加者の拍手と共にゲームマーケット神戸開場です。グループSNEブースは結構奥の方なんですが、あれよあれよという間にお客さんが!
お目当てはやはり『ガリンペイロ』と『トンネルズ&トロールズ完全版 アドベンチャー・コンペンディウム』。
『ガリンペイロ』はゴールドラッシュに沸くブラジルが舞台の一風変わったゲームです。
プレイヤーたちは金鉱の出資者となり、金鉱堀り(ガリンペイロ)を指揮して、名誉と金塊を手に入れようと競い合います。綿密な計画と冷静な判断が鍵を握るこのゲーム、時にプレイヤーは黄金に目がくらみ、計画そっちのけで砂金ほりに夢中になってしまいます。
試遊卓でも開始直後から閉会までこの卓は盛り上がりを見せておりました! SNEゲームコンテスト2016選外佳作にふさわしい作品といえるでしょう!
そしてもう一つの目玉『トンネルズ&トロールズ完全版 アドベンチャー・コンペンディウム』!
80年代に日本で紹介されて以降、根強いファンを持つテーブルトークPRG『トンネルズ&トロールズ(T&T)』。その本格的なサプリメント第一号となる『アドベンチャー・コンペンディウム』は本国アメリカのT&Tサポート誌『ソーサラーズ・アプレンティス』の傑作をまとめたものです。9本のミニ・ソロアドベンチャー、1本のポケット・ソロアドベンチャー、3本のゲームシナリオ。
さらに、なんと日本語版ならではの特典として4本のゲームシナリオ、『T&T完全版』簡易ルール(呪文リストあり)等々、これでもくらえと言わんばかりの大ボリュームな内容となっております。
本書単体で遊べるという事で『T&T完全版』を遊んだことがないという多くの方に手に取っていただきました。
私は、往年の名作『ロイヤルターフ』の試遊卓を担当。ゲームの目的はいたってシンプルで、競馬で儲けろ! という非常にギャンブル感あふれる内容となっております。
ダイスを振り、応援する馬を進めるもよし、ライバルの馬を足踏みさせるも良し。一度動いた馬はすべての馬が動くまで選べなくなるのでいつどの馬を動かすかがレースを左右します。
こちらの試遊卓も盛況で見た目のキャッチ―さから「ボードゲーム始めたばかりです」という方も多く来られました。
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3、TRPGフレッシュフェス |
グループSNEのお隣では「TRPGフレッシュフェス」が盛り上がりを見せていました。「TRPGフェスティバルプロジェクト」の一環として開催される、テーブルトークRPGを気軽に遊べるコーナーです。
「TRPGフェスティバル」とは2017年夏に、熱海のホテル大野屋を貸し切って行われる予定の、二泊三日の泊りがけでTRPGをはじめとしたアナログゲームをがっつり遊ぶお祭りイベント、今回はその出張版というわけです。
TRPGコーナーは目に見えて参加者が増えている傾向にあるようで整理券は朝のうちに無くなったようでした。もちろんグループSNEもGMとして参加!
『ソード・ワールド2.0』『ゴーストハンター03』『T&T完全版』『ダイス・オブ・ザ・デッド』などなど、沢山の方々に遊んでいただきました!
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4、他ブースを散策! |
さぁ、他のブースも見てみましょう!
こちらはSNEから徒歩5分の距離にあるボードゲームショップ「トリックプレイ」。写真の梅井店長さん独自の仕入れと確かな目利きは今回も健在! 『Kolonisten(コロニスト)』『Fang Frisch(魚河岸物語)』『ESCAPE ROOM The Game(エスケープルーム)』など、ゲーマーにはたまらないラインナップです。
漫画家赤瀬よぐさんの「よぐゲーム」ブース。ボードゲームを題材とした楽しい漫画や可愛らしいキャラクターが目印のボードゲームを販売、何気によぐファンボーイなんです私。カッパがウルトラ可愛いくて買おうと思ったらゲームの方は売り切れ・・・こういった一期一会感も醍醐味ですよね(泣)
こちらは北海道よりおこしの「Cygnus」さんのブース。レーザーカッターを駆使して作ったオリジナルのゲームサプライを販売しているサークルです。
ゲームの仕切り箱やカードスタンド、コンポーネントケースなどのクォリティが非常に高く、機能性とデザイン性両方を兼ね備えています。
こちらは「R&Rステーション」さんのブース。2016年ドイツ年間ゲーム大賞にノミネートされた『イムホテップ 完全日本語版』や人気ストーリーゲームの拡張『デッドオブウィンター:ロングナイト』が堂々お目見え! 他にもずらりと海外ボードゲームが並んでいました。そのほとんどが完全日本語版ということで、いい時代になったなぁ。
こちらは新作ゲーム展示コーナー。会場内で販売しているボードゲームやチラシが置かれています。皆さん熱心に説明書を読んだりコンポーネントを吟味したりしていました。
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5、最後に |
ゲームのインストをしたり、ブースを回ったり、あっという間に時間が過ぎて、気が付けば閉会の時間になりました。アナウンスと共に拍手が起こりゲームマーケット2017神戸はその幕を下ろしました。
今回グループSNEはゲームマーケット神戸に合わせて『Game Mastery』(略称GMマガジン)創刊を発表!
アナログゲームの総合サポート誌ということで多くのご反響いただいております。
今回のゲームマーケットはゲームの種類もさることながら書籍やサプライといった作品が多く出展されたイベントだなと感じました。ここ数年でゲームマーケット、ひいてはアナログゲーム界はどんどん形と規模を変化させています。
自分の好きな趣味のあり方が変わり続けることに不安を感じる方もいます。けれど、それを遊ぶ人がアナログゲームの根底にある『楽しさ』を忘れない限り、ボードゲームは『遊び』としてありつづけることでしょう!
次回は5月14日開催、ゲームマーケット2017春にてお会いしましょう。
それでは、よいボードゲームライフを!
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