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そして横浜――JGC 04(2)



TCG関連
 こちらは菊の間で開催されていました。SNE関連のTCG以外にもドラゴン☆オールスターズ新女神転生TCG」公式大会MCTCG妖精伝承などが行なわれ、会場はつねにあふれんばかりの盛況。いくら横浜プリンスホテルとはいえ、この一角はかなり酸素が薄かったですよね(笑)。
 
《グループSNE新作ゲーム体験会》
 ガイドブックでは開発コードMS00と、なにやら怪しげなサブタイトルがついていましたが、ようやく新作ゲームが秘密のヴェールを脱ぐときが来ました。その名もマグナ・スペクトラ。そう、『ドラゴン・マガジン』9月号リプレイが掲載されていたアレです!
 会場ではボス安田均をはじめ、加藤ヒロノリ日高卓秋田みやびら、開発に関わったメンバーがつめかける参加者を相手に、文字どおり朝から晩までレクチャーをつとめておりました。




 こっそり言いますと、このゲームは、アメリカン・フットボール大好きなボスが、加藤ヒロノリにこう伝えたところからはじまりました。

ほら、なんていうのかな、アメフトみたいに攻防のラインが押したり退いたりしてな……ひとことで言うたら陣取りや

 よくわかりませんか(笑)?
 でも、軍団同士がドッカンドッカンぶつかりあう豪快な集団戦闘に、多彩な攻撃方法が付加され、なかなかに遊び応えのあるゲームにしあがっていると思います。
 製品版の発売は12月予定なので、現段階ではあくまで試作品。けれど、もっと遊びこんでみたいという方のために、会場ではサンプルデックが販売されていました。発売前のゲームを遊んだり、手に入れたりできるのもJGCならではの楽しみです。

 今後もアナログ・ゲーム・コンベンションなど、機会を見つけてレクチャーをつづけていきますので、未体験の方は一度、遊んでみてください。
 さらに『ドラゴン・マガジン』誌上コラムリプレイ小説などの連載が企画されています。まずは『ドラゴン・マガジン』11月号(9月発売)からコラムの連載がはじまります。読んでね!
   
《モンコレ2》
《第七回全日本選手権大会》
 むむっ、なんだ、この空気は? 暑い息苦しい対戦が見えない!
 いつものことながら、決勝戦はすごい熱気と緊張感です。
 対戦の詳細は杉浦武夫のレポート(しばらくお待ちください)を見ていただくとして、今年はついに優勝旗(旗はないけど)が関西にもどってまいりました。いや、めでたい! なんといっても、関西はモンコレ発祥の地ですから!
 ちなみに表彰式の直後、ボスは人垣にのみこまれてしまい、カイはひっしで救出に向かいました。だって、いまにもボスがそのまま消えてしまいそうに見えたんだもの……(笑)。

  《とことんバトルロイヤル》
 8/288/29の両日、菊の間の一角で催されていました。モンコレ2のデックをもちこんで、好きな相手と好きに戦う(もちろんルールとマナーは遵守ですよ)「とことんバトルロイヤル」。両日とも50名をはるかに上回る参加者があり、おおにぎわいでした。
 となりで行なわれていた「第七回全日本選手権大会」の選手たちも、すきを見ては参加していました。
 一戦ごとに、賞品として勝者は二枚敗者は一枚ランダムでカードを引くことができます。なかには「稀稀」なカードをひとりで三枚もゲットして、垂涎の的になっていたプレイヤーもいたそうです。
 選手権大会とはちがい、気楽な大会です。つぎの機会がありましたら、ぜひみなさんも参加してみてください。


トークショー
 もはやJGC名物ともいえる井上純弌吼える04」「菊地たけしとゆかいな仲間たち04をはじめ、フォーチュン・クエストPRGトークショー」「クトゥルフの呼び声TRPGトークショーなど、いずれも満員御礼。なんとかもぐりこもうとするも果たせず、カイは通路で指をくわえ、参加者の方々の大爆笑に耳を澄ますのでした……


【安田均と六門世界を語る会】(8/28 午後6:00〜8:00)
 


 これには関係者特権でもぐりこんできました〜! (今回、SNEメンバーはフル稼働だったため、物販担当のカイがボスの臨時秘書をつとめたのです)
 富士見書房の爺や、こと小笠原さんのたくみな司会で、安田均加藤ヒロノリ北沢慶の口から危ない話がぽろぽろもれて、いやあ、おもしろかったです。どこまで書いていいやら、もうさっぱり(笑)。
 たとえば、いまやSNEの主軸のひとりとなった北沢慶の入社秘話。なんでも古い雑誌には、ぜんぜん別人の写真が「北沢慶」として載っている、とか。
 たとえば、『六門世界ワールドガイド』の製作秘話。これまで蓄積された膨大な情報から地図をまとめようとするも、なぜか不整合が出る。その原因はメンバーのひとりだけ、異なる地図をもとに小説を書いていたから、とか。
 なにゆえモンコレ・ノベルシリーズの挿絵の露出度が上がっていったのか、とか。
 加藤ヒロノリぼくはロリコンじゃありません」宣言とか(笑)。
 こういう裏話トークは参加した人だけの特権。なにが飛び出すか、主催者にもゲストにもわからないヒヤヒヤ感が楽しいのです。

 六門世界ワールドガイドは現在、のこり20枚ボスが鋭意執筆中ですので、あとすこしだけお待ちください、とのことでした。また、新しいモンコレ・ノベル「召喚士マリア」シリーズはさいわい、好調なすべりだしを見せています。TPRGのルールブック、リプレイ、サプリメント、小説と、六門世界はこれからもますます広がっていきますので、応援してくださいね!


【スーリエ・ルージュにようこそ〜なんと横浜】8/28 午前1:00〜2:00
 こちらもJGCでは定番トークショーになりました。が、今回は特別です。というのも、百鬼夜翔の小説の主人公たちが拠点とするホテル、その名も「スーリエ・ルージュ」は横浜にあるからですね。
 遅ればせにかけつけたカイはやっぱりなかには入れませんでした(写真を見てね)。


いっぱいで入れませんでした〜


 けれど、友野や柘植めぐみが口をそろえていうには、「今回はじめて」という人がすごく多かったそうです。
 参加者をまじえて、さまざまな恐怖体験を語りあうこの深夜企画、さぞ新鮮な話題が続出したことでしょう。参加者の方々も達者な語り口で、みなを楽しませてくださいました。そのなかに、ありとあらゆる霊体験をおもちの女性が一名いらっしゃって、満場一致で今回のMVPに選ばれたとか(笑)。

 人気シリーズ百鬼夜翔、現在は久々の長篇が進行中です。執筆者は友野詳、ちょっと趣向をこらした作品になると聞いています。第一巻は年内にはお手元に届く予定。なんでも、そこでは日本中が霧につつまれるシーンがあるそうですが、JGC最終日、横浜プリンスホテルも雨模様のなか、しっとりと霧につつまれておりました。


【GENCON報告&バカRPGを語る・R】8/28 午後11:00〜01:00
 


 ボスからのGENCON報告、まずは新しいタイプの帆船型TCGを紹介。これはアメリカでもひとり3パックまでの販売制限があり、会場では長蛇の列ができる人気でした。日本でもイエローサブマリンさんの輸入品コーナーで販売されるようですので、探してみてくださいね。
 旅に同行した北沢慶藤澤さなえ、別件で渡米していたアークライト刈谷圭司さんなども飛び入り参加して、トークに華をそえます。
 北沢慶は「どうやって使うんだろう?」というような超巨大ダンジョンブックを披露、藤澤さなえははじめてのアメリカ」「はじめてのGENCONの感想を初々しく述べました。
 刈谷圭司さんは話をふられても、マイナーリーグ観戦アメフト観戦メジャーリーグ観戦趣味の話題に終始し、いったい、きみはアメリカになにしに行ったんやとボスにつっこまれておりました。
 その後、ボスが友野詳のために仕入れてきたRPGたちを、おもしろおかしく紹介します。時間がたつにつれ、どんどん人がふえ、あわてて椅子を追加するほどの盛況ぶり。そして、その一角には、なんと水野良先生が奥さま同伴で腰を下ろしておられたのでした!

 「バカRPGを語る」の詳細はこちらをごらんくださいね!
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