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TCG関連 |
こちらは菊の間で開催されていました。SNE関連のTCG以外にも「ドラゴン☆オールスターズ」や「新女神転生TCG」公式大会、「MCTCG妖精伝承」などが行なわれ、会場はつねにあふれんばかりの盛況。いくら横浜プリンスホテルとはいえ、この一角はかなり酸素が薄かったですよね(笑)。 |
《グループSNE新作ゲーム体験会》 |
ガイドブックでは「開発コードMS00」と、なにやら怪しげなサブタイトルがついていましたが、ようやく新作ゲームが秘密のヴェールを脱ぐときが来ました。その名も『マグナ・スペクトラ』。そう、『ドラゴン・マガジン』9月号にリプレイが掲載されていたアレです!
会場ではボス安田均をはじめ、加藤ヒロノリ、日高卓、秋田みやびら、開発に関わったメンバーがつめかける参加者を相手に、文字どおり朝から晩までレクチャーをつとめておりました。
こっそり言いますと、このゲームは、アメリカン・フットボール大好きなボスが、加藤ヒロノリにこう伝えたところからはじまりました。
「ほら、なんていうのかな、アメフトみたいに攻防のラインが押したり退いたりしてな……ひとことで言うたら陣取りや」
よくわかりませんか(笑)?
でも、軍団同士がドッカンドッカンぶつかりあう豪快な集団戦闘に、多彩な攻撃方法が付加され、なかなかに遊び応えのあるゲームにしあがっていると思います。
製品版の発売は12月予定なので、現段階ではあくまで試作品。けれど、もっと遊びこんでみたいという方のために、会場ではサンプルデックが販売されていました。発売前のゲームを遊んだり、手に入れたりできるのもJGCならではの楽しみです。
今後もアナログ・ゲーム・コンベンションなど、機会を見つけてレクチャーをつづけていきますので、未体験の方は一度、遊んでみてください。
さらに『ドラゴン・マガジン』誌上でコラムやリプレイ、小説などの連載が企画されています。まずは『ドラゴン・マガジン』11月号(9月発売)からコラムの連載がはじまります。読んでね! |
《モンコレ2》 |
《第七回全日本選手権大会》
むむっ、なんだ、この空気は? 暑い、息苦しい、対戦が見えない!
いつものことながら、決勝戦はすごい熱気と緊張感です。
対戦の詳細は杉浦武夫のレポート(しばらくお待ちください)を見ていただくとして、今年はついに優勝旗(旗はないけど)が関西にもどってまいりました。いや、めでたい! なんといっても、関西はモンコレ発祥の地ですから!
ちなみに表彰式の直後、ボスは人垣にのみこまれてしまい、カイはひっしで救出に向かいました。だって、いまにもボスがそのまま消えてしまいそうに見えたんだもの……(笑)。
《とことんバトルロイヤル》
8/28と8/29の両日、菊の間の一角で催されていました。モンコレ2のデックをもちこんで、好きな相手と好きに戦う(もちろんルールとマナーは遵守ですよ)「とことんバトルロイヤル」。両日とも50名をはるかに上回る参加者があり、おおにぎわいでした。
となりで行なわれていた「第七回全日本選手権大会」の選手たちも、すきを見ては参加していました。
一戦ごとに、賞品として勝者は二枚、敗者は一枚、ランダムでカードを引くことができます。なかには「稀稀」なカードをひとりで三枚もゲットして、垂涎の的になっていたプレイヤーもいたそうです。
選手権大会とはちがい、気楽な大会です。つぎの機会がありましたら、ぜひみなさんも参加してみてください。
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トークショー |
もはやJGC名物ともいえる「井上純弌吼える04」「菊地たけしとゆかいな仲間たち04」をはじめ、「フォーチュン・クエストPRGトークショー」「クトゥルフの呼び声TRPGトークショー」など、いずれも満員御礼。なんとかもぐりこもうとするも果たせず、カイは通路で指をくわえ、参加者の方々の大爆笑に耳を澄ますのでした…… |
【安田均と六門世界を語る会】(8/28 午後6:00〜8:00) |
これには関係者特権でもぐりこんできました〜! (今回、SNEメンバーはフル稼働だったため、物販担当のカイがボスの臨時秘書をつとめたのです)
富士見書房の爺や、こと小笠原さんのたくみな司会で、安田均、加藤ヒロノリ、北沢慶の口から「危ない話」がぽろぽろもれて、いやあ、おもしろかったです。どこまで書いていいやら、もうさっぱり(笑)。
たとえば、いまやSNEの主軸のひとりとなった北沢慶の入社秘話。なんでも古い雑誌には、ぜんぜん別人の写真が「北沢慶」として載っている、とか。
たとえば、『六門世界ワールドガイド』の製作秘話。これまで蓄積された膨大な情報から地図をまとめようとするも、なぜか不整合が出る。その原因はメンバーのひとりだけ、異なる地図をもとに小説を書いていたから、とか。
なにゆえモンコレ・ノベルシリーズの挿絵の露出度が上がっていったのか、とか。
加藤ヒロノリの「ぼくはロリコンじゃありません」宣言とか(笑)。
こういう裏話トークは参加した人だけの特権。なにが飛び出すか、主催者にもゲストにもわからないヒヤヒヤ感が楽しいのです。
『六門世界ワールドガイド』は現在、のこり20枚。ボスが鋭意執筆中ですので、あとすこしだけお待ちください、とのことでした。また、新しいモンコレ・ノベル「召喚士マリア」シリーズはさいわい、好調なすべりだしを見せています。TPRGのルールブック、リプレイ、サプリメント、小説と、六門世界はこれからもますます広がっていきますので、応援してくださいね! |
【スーリエ・ルージュにようこそ〜なんと横浜】8/28 午前1:00〜2:00 |
こちらもJGCでは定番トークショーになりました。が、今回は特別です。というのも、百鬼夜翔の小説の主人公たちが拠点とするホテル、その名も「スーリエ・ルージュ」は横浜にあるからですね。
遅ればせにかけつけたカイはやっぱりなかには入れませんでした(写真を見てね)。
いっぱいで入れませんでした〜
けれど、友野や柘植めぐみが口をそろえていうには、「今回はじめて」という人がすごく多かったそうです。
参加者をまじえて、さまざまな恐怖体験を語りあうこの深夜企画、さぞ新鮮な話題が続出したことでしょう。参加者の方々も達者な語り口で、みなを楽しませてくださいました。そのなかに、ありとあらゆる霊体験をおもちの女性が一名いらっしゃって、満場一致で今回のMVPに選ばれたとか(笑)。
人気シリーズ百鬼夜翔、現在は久々の長篇が進行中です。執筆者は友野詳、ちょっと趣向をこらした作品になると聞いています。第一巻は年内にはお手元に届く予定。なんでも、そこでは日本中が霧につつまれるシーンがあるそうですが、JGC最終日、横浜プリンスホテルも雨模様のなか、しっとりと霧につつまれておりました。 |
【GENCON報告&バカRPGを語る・R】8/28 午後11:00〜01:00 |
ボスからのGENCON報告、まずは新しいタイプの帆船型TCGを紹介。これはアメリカでもひとり3パックまでの販売制限があり、会場では長蛇の列ができる人気でした。日本でもイエローサブマリンさんの輸入品コーナーで販売されるようですので、探してみてくださいね。
旅に同行した北沢慶や藤澤さなえ、別件で渡米していたアークライトの刈谷圭司さんなども飛び入り参加して、トークに華をそえます。
北沢慶は「どうやって使うんだろう?」というような超巨大ダンジョンブックを披露、藤澤さなえは「はじめてのアメリカ」「はじめてのGENCON」の感想を初々しく述べました。
刈谷圭司さんは話をふられても、マイナーリーグ観戦にアメフト観戦、メジャーリーグ観戦と趣味の話題に終始し、「いったい、きみはアメリカになにしに行ったんや」とボスにつっこまれておりました。
その後、ボスが友野詳のために仕入れてきたRPGたちを、おもしろおかしく紹介します。時間がたつにつれ、どんどん人がふえ、あわてて椅子を追加するほどの盛況ぶり。そして、その一角には、なんと水野良先生が奥さま同伴で腰を下ろしておられたのでした!
「バカRPGを語る」の詳細はこちらをごらんくださいね! |
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