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【2日目】 |
2日目はフリープレイルームを除いて、午前9時からイベントスタートです。その前に朝食がてら、会場をうろうろ。
今回は当日参加の方はいらっしゃいません。なので、人数が増えることはないですね。減るわけもないですが。
意外に静かな会場内でしたが、それもつかの間。イベント開始時には昨日以上のにぎわいを見せていました。
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セッションルーム (214・216会議室) |
今回のセッションプログラムは、二日間とも大きな変化はありません。一日目に遊べなかった人は二日目に、という組み立てになっています。ただし、前日の反省点を活かして、シナリオ等にいくらか改善はされていますが。
もっとも、同じシナリオでも参加するメンバーが変われば、まったく別のゲームになるのは周知のことです。みなさんもよくご存知で、変わらず盛況でした。
セッションルームでは前日に引き続き、「モンスターメーカー」、「ソード・ワールド」、「ガープス」、「六門世界」、「アリアンロッド」、「アルシャード」、「真・女神転生V」、「ガンドッグ」、「無限のファンタジア」、「扶桑武侠傳」、「クトゥルフ」の各セッションが行われました。
安田社長も「六門世界」のマスターとして参加なさっていました。
北方の温泉町を襲う謎の寒波。その正体を暴き、町を寒さから解放するため、新米冒険者たちが近くの雪山に向かうという物語です。氷雪と炎の飛び交う先に、冒険者たちの見たものは?
言うまでもなく、セッション卓は全て満席。朝一からダイスの音と叫び声とが会場にこだましたのでありました。 |
ゲヘナ連撃合戦! (215会議室) |
初日と同様、三田誠、秋口ぎぐる、篠谷志乃(ゲヘナ仕様)が担当。3チームによる縄張り争いが勃発しました。
こちらもまた、前日とはプレイヤーが一新しています。ルールは同じでも、中身はまったくの別物。初めての方も二回目の方も、一緒になって今回限りのゲームを楽しんでいらっしゃいました。
途中経過は昨日とはまるで違いますが、さて、結果は?
三田「はっはっは。圧倒的ではないか、我が軍は」(また1位)
秋口「はっはっは。圧倒的ではないか、我が軍は」(また最下位。しかもまた制圧拠点ひとつもナシ)
篠谷「イブリス様のバカ」(また2位)
まったく一緒……。
3時間の長いイベントでしたが、みなさん疲れも知らず遊んでくださいました。賞品も全員の手に渡り、喜びも倍増。
田中「いやあ、とりあえず無事に終わってよかった」
篠谷「享受者のみんな、ありがとう! 可愛い子ばかりで幸せでした」
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ソード・ワールド トークショー (213会議室) |
二日目のみのイベントとして、清松みゆき、北沢慶、秋田みやび、川人忠明、藤澤さなえという豪華メンバーによるトークショーが開催されました。
ゲームの古典とも言うべき作品です。たくさんの方が耳を傾ける中、北沢さんの司会で進みます。
北沢「司会は大変だったなあ。みなさんの聞きたい話を聞き出せたかどうか心配です」
いえいえ、充分盛り上がってましたよ。本の売れ行きも好調のようですね?
秋田「前日に発売したばかりのリプレイをみなさん買っていただいて、ありがたかったです」
川人「これから出る作品を楽しみにしてほしいです」
このトークショーに引き続いて、ソード・ワールドのミニゲーム大会が用意されていました。それを意図したのかどうかは不明ですが、こんな発言が。
藤澤「北沢さんの名言が忘れられません。『クレスポ(ソード・ワールドNEXTに登場する、史上最弱と言われるシーフ)がシーフ5Lvでできる犯罪というと……幼稚園のバスジャック? あ、でも幼稚園児に倒されるかな』って」
というわけで、ミニゲームの方向性が決定したのです。 |
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ソード・ワールド ミニゲーム大会 (213会議室) |
お題はズバリ、「どれだけクレスポが死ぬか」。
クレスポとはソード・ワールドNEXTに登場するシーフ(盗賊)のことです。「史上最弱」との呼び声が高く、前述のトークショーにもある通り、「幼稚園児にも倒される」と言われるキャラクター。さて、そんなクレスポ君が過酷な冒険の世界で生きていくことができるのか? 清松みゆき、秋田みやび、川人忠明、藤澤さなえの前で、大クレスポ殺戮大会の幕開けです!
秋田「無数のクレスポが地に伏せる幻影が……」
参加者の方にモンスターやシチュエーションを選んでいただき、自分のクレスポがそこから生きのびられるかを判定。これがもうガスガス死んでいきます。
藤澤「トークショーの話を引き継いで、つながりがあって楽しかったです」
清松「クレスポをたくさん殺しました。疲れたけど、楽しかった!」
最終的にどれぐらいの数になったのでしょう?
秋田「平均2クレスポかな。多い人は5クレスポとか。総計で60クレスポぐらい」
夢枕にクレスポが立ったら、優しくしてあげてください。 |
六門世界RPGミニライブ (215会議室) |
1日目、14D対44Dという衝(笑?)撃的な結末を迎えた六門世界RPG。前日の反省を活かし、いくらか手を加えた上で再戦です。
シナリオやゲームそのもののルールは変わりませんが、戦力バランスを修正し、一方的な展開にならないよう留意。その甲斐あって、215会議室は拮抗した勝負における独特の緊張感に包まれて、前日とはまた違った盛り上がりを見せていました。
ひとつの勝負の行方が全体の勝敗に直結する状況下。ダイスをふる手にも力がこもります。判定時の静寂と、そこに響くダイスの音。そして起こる歓声・悲鳴・怒号・雄叫び。
大盛り上がりの中、最後のダイス対決です。今回は僅差。前夜、大敗を喫したホーリィ組。リベンジなるか!?
加藤「いいゲームでしたよ」
お見事! 1勝1敗の対戦成績で終了しました。
北沢「にしても、2日目だけ写真撮影ってどうよ?」
確かに、前日の写真は私が撮ったやつだけですしね……。
北沢「歴史にはおれの敗北だけが刻まれるんだな。でも、イベントとしては成功だと思うよ」
かなり盛り上がってましたからね。その辺り、全体の進行を務めた日高さん、いかがでしたか?
日高「参加してくださった方に喜んでもらえてよかったです。参加者と直にふれあえるライブはいい!」
コンベンションならではのこの形式、参加者もスタッフも、同じように楽しむことができました! |
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