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エッセンレポート2013

まだ夏まっさかりの7月某日。グループSNE社長室。

「英語できるんやしエッセン行ってもらおか」

安田社長のそんな言葉が、採用面接でがっちがっちに緊張している私に届きました。
エッセン?
耳慣れない響きに、頭の中がはてなマークでいっぱいになります。
なんだろう。シ●ウ・エッセンなら
ソーセージだった気がするけど。さすがに、面接でソーセージの話はないよなぁ。

そう。その時の私は知らなかったのです。
――エッセンとはドイツ西部の都市の名前であること。
――毎年10月下旬に、
エッセンシュピールというボードゲームの国際見本市があること。
――それは世界中からゲーム会社やゲーマーが集う世界最大級のアナログゲームの祭典であること。
――そして、そこに安田社長柘植めぐみさん秋口ぎぐるさんと共に、自分が通訳として同行することになること。

そんなこんなで、エッセンシュピール2013!
“ボードゲームはまだまだ勉強中”こあらだまりが、レポートさせて頂きます。

執筆:こあらだまり

 
 
【10月23日】

早朝の三宮駅。
関西国際空港行のバス乗り場で、私はぽつねんとたたずんでいました。
(本当にこの日を迎えてしまった……)
この時点で私は10月から入社したばかりの、右も左もわからないド新人。
いっくら通訳とはいえ、本当に行っていいのだろうか。
まあ、過去のエッセンレポートを読むに、ベーテさんのときも1か月ぐらいで行ったらしいし、石在さんのときも一回目は新人だったというお話だし、きっと、これはグループSNEの伝統か何かだ。そうに違いない。

そんなことを考えているうちに、安田社長や柘植めぐみさんと合流しました。
秋口ぎぐるさんは一足先にドイツに飛んでおり、後で合流する予定です。
揃ったところでちょうどバスも来たので、乗り込みます!
特に何事もなく関西国際空港へ到着し、ロゴマークのかっこいいルフトハンザ航空の飛行機に乗って、出発です。ドイツのフランクフルトまでは11時間ほどのフライト。映画を片っ端から見て、機内食を食べ、持って来た本を読んで、眠っているうちに到着しました。



▲フランクフルト駅にて。カメラを向けると柘植さんがポーズをとってくれました。


フランクフルトからはさらに
ICEというドイツ版新幹線に乗りエッセンを目指します。
乗り込んでいくと、席は最後尾のパノラマ席。
運転席の中の様子がしっかり見えます。ちょっとこういうのは嬉しいですね。



▲機能的でスタイリッシュな運転席。


ドイツはすでに紅葉が始まっているようで、色づく木々がキレイです。
そこに、広がる牧草地やどこか素朴な家屋。現地の人には何ということもない光景なのだろうけれど、飽きずに見入ってしまいますね。



▲ドイツの車窓から。のんびりとした風景が広がります。


しばらく窓の外に視線が釘付けでしたが、ふと車内を見ると分厚い紙の束を見ながら打ち合わせをしている社長と柘植さんの姿が。
よーくその手元を見ると、エッセンで発売されるゲームの資料です。
なんだかそれ、100枚以上あるように見えるのは、私の見間違えでしょうか。
これでも厳選してこの数だというから驚きです。
いったい、どれだけのゲームが発売されるというのだろう。
期待に胸を膨らませるうちにエッセン駅に到着しました。
そこで、秋口ぎぐるさんや、ドイツ語通訳のニコさんと合流。そのままタクシーでホテルへ!
会場のすぐ隣にあるホテルで、毎年ここに宿泊しているという話です。
行ってみると、確かに会場と目と鼻の先ですね。

到着したころにはすでに夜もとっぷりとふけているので、すぐに夕食の時間です。
ホテルの近くにあるレストランでユーゴスラビア料理を頂きます!



▲セバブチチ(Cevabcici)という旧ユーゴスラビアの肉料理が大好評!

▲ガーリックやスパイス入りの絶品バター。

▲ビールグラスには印がついていてます。そこまでは注がないとだめなのだとか。

▲カツもとにかくビッグサイズ!


機内食は食べたけれど、この旅が始まって、これが初めてのちゃんとしたご飯。
大きなグラスになみなみと入っているビールで乾杯して、心ゆくまで頂きます。
お腹がいっぱいになって、一息ついているあたりで、秋口さんがひとこと。

「社長、これご存じですか?」

スッと取り出した黒い箱には、『black stories』と書かれています。



▲black stories。少し黒いお話にイラストがいい味出しています。


「ベルリンのゲームショップで見つけたんですが、すっごく面白いですよ」
「これ、英語版が出とったんか!」と、社長。
なんでも、以前にエッセンでも出品されていて、その当時はドイツ語版しかなかったとか。
それほど面白そうなゲームならさっそくプレイしてみなくては!
ホテルに戻ってお茶をしながら『black stories』を遊んでみました。
これがまた、面白い!!

このゲームでは、リドルマスターという進行役がカードの表側に書かれた問題を出して、他の参加者が答えます。参加者はリドルマスターにYES/NOで答えられる質問をどんどんして答えを見つけ出すのですが……なかなか正解にたどり着かなかったり、変な解答が飛び出したりで、とても楽しいです。
短い時間でわいわいできるのが良いですね。
ひとしきり遊んで、その日は明日に備えて就寝です。



【10月24日】

ドイツに来て初めての朝。
地下鉄でエッセン中央駅へ向かい、サクっと朝マックで朝食を済ませ、その辺りをしばらくぶらぶらします。



▲朝のエッセン中央駅。まだ人通りもまばらです。

▲町をぶらぶらしていると石造りの教会がありました。

▲街角にソーセージ屋を発見。

▲店先には山盛りのソーセージ!


駅の近くをぶらぶらと見て回って、再びホテルのある駅へと戻ります。
しかし、地下鉄に乗ろうとすると行きと打って変わって混んでいます。
通勤ラッシュに巻き込まれたかなと思いましたが、それにしては雰囲気が違う気が……。

あ、この人たち、全員ゲーマーだ!!



▲通勤ラッシュならぬゲーマーズラッシュ。ぎゅうぎゅう。


すごいな。コミケの時のゆりかもめのようだ。
思わぬ混雑に電車を1本見送ったりしましたが、無事にホテルに戻り、秋口さんやニコさんと合流しました。この時点ですでに会場前には長蛇の列ができています。



▲チケットを求め並ぶ人々。



▲真剣な表情でゲームの資料をチェックする秋口さん(右)とニコさん(左)



▲2日分のチケット。これでエッセンシュピールに参戦できます!


私たちもチケットを購入していよいよ会場へ!
会場はホテルの目の前と聞いていたのですが、今年は場所が同じ建物の別の部屋になっているそうで、ひと駅分ぐらい歩いて入り口に向かいます。
会場に一歩足を踏み入れるなり、私は度肝を抜かれました。

とにかく、人! 人!! 人!!!
ゲーム! ゲーム!! ゲーム!!!




▲どこを見ても人とゲームで迷子になりそう。

▲お店にもボードゲームがズラリ。

▲2013年ドイツ年間ボードゲーム大賞のHanabiが大人気です。

▲試遊スペースの熱気もすごい!

▲家族でゲームを楽しむ姿もあります。

▲こんなかわいいグッズも売っています。

▲冒険企画局さんのブースでは、新作「シェフィ」がお目見え。

▲ヤポンブランドさんでは、日本のゲームにみなさん興味津々の様子!


周囲のあまりの熱気に目を白黒していると、社長がひとこと。
「会場変わってて勝手がわからんな。いっぺんぐるっと見とこか」
元々どこがどこやらわかっていない私は、はぐれないように後ろをついていきます。
そして、この時、私は知ることになりました。
ぐるっと見るとは、ゲームを購入する、ということなのだと。



▲今回の旅でお世話になったバッグ。驚きの収納力!


瞬く間にバッグがゲームで埋まり、両手はボードゲームの袋でいっぱいになります。
お昼過ぎになって、さすがに荷物を持ちきれなくなりいったんホテルに帰還。
さっそく社長の部屋にはボードゲームがうずたかく積まれていくことになります。



▲そびえ立つボードゲームタワー。


これでも購入予定の三分の一ほどです。
しかし、この時点で衝撃発言が安田社長の口から。

「あかん。金半分ぐらいつこた」

なんですとッ!? まだまだ戦いは始まったばかりだというのに!
どうやらここの所の円安で我々にとっては3割ぐらい高くなっているのと、ボードゲームの値段自体が上がっている様子。
急きょ、追加の資金を調達します。
まあ、会場のすぐそばにお金をおろせるATMがあるので安心です。そこにも列ができていて、ああ、やっぱり買いすぎてお金が足りなくなるゲーマーさんもいるのだとほほえましくなります。

そうこうするうちに、商談の時間になります。
本日の商談は、10月に完全日本語版が正式発売されたばかりの2人用ボードゲーム
『タルギ』のリリース元KOSMOS社。営業担当のイザベルさんとお会いします。
ここで私も最初の通訳としてのお仕事となります。めちゃくちゃ緊張していましたが、和気あいあいと商談は進み、いつのまにかとてもリラックスして通訳をすることができました。
よかった! ドイツで英語が通じたよ!!
イザベルさんにはKOSMOS社のボードゲームをいろいろと紹介していただきました。こちらからは、お土産で
『ゴーストハンター13』をプレゼント! 持った瞬間、そのずっしりとした重量感に驚かれた様子でした。その重さ、約1.5キロ。箱は小ぶりですがぎっしりです。

さて、KOSMOS社、
『タルギ』といえば、この方も忘れてはいけません!
デザイナーのアンドレーアス・シュタイガーさん(通称:アンディさん)です。もちろん、今回もお会いしてきました。



▲記念写真をぱしゃり! みなさん久々の再会に満面の笑顔です。


しかも、今回、アンディさんはタルギTシャツを着てきてくださいました!
嬉しいサプライズです!
しかし、アンディさんのサプライズはこれだけにとどまりません。
「プレゼントを持って来たよ」とアンディさんはブルーのリボンでラッピングされた包みを取り出しました。



▲アンディさんからのプレゼントです。

▲どこかで見たことがあるような?


ええと。
コショウ金貨ナツメヤシ
あ、これはタルギのゲームに出てくるリソースですね!! 個人的にはナツメヤシが入っているのがポイント高いです。タルギでは「これまででもっとも多くナツメヤシを食べた人」がスタートプレイヤーになるので、これで、スタートプレイヤーの座はいただきです!



▲開発中の4人用タルギを遊ばせてもらいました。

▲柘植さんからもアンディさんへお土産を渡します。


アンディさんとの楽しい時間は飛ぶように過ぎ、私たちは再び会場へ。
ここでも安田社長はボードゲームを次から次へと購入します。何とか迷子にならないように社長や柘植さんについていく私の目にあるものが飛び込んできます。
うん……?
何だか見覚えのあるキャラクターの着ぐるみがいるぞ?
社長と柘植さんが一緒に写真を撮って――って、
マンチキンだ。あれ!
マンチキンというと、スティーブ・ジャクソン作のカードゲーム(とそのキャラクター)ですね。
日本語版も発売されていて、安田社長と柘植さんが翻訳を行いました。
しかし、まさか、いっしょに写真を撮っているのが、マンチキン日本語版を翻訳したメンバーだとは、マンチキンの中の人も思ってもいないに違いない。



▲マンチキンと記念撮影!


まあ、そうこうするうちに、エッセンシュピール1日目も19:00になり閉場の時間。
私たちは名残惜しいものを感じつつ、お祭り気分の冷めやらぬ会場を後にしました。
その日の夕食は作家の番棚葵さんも合流して、ドイツ料理で夕食。
お腹いっぱいになってホテルに戻りそのまま就寝―――ということはもちろんありません。
就寝前に今日もゲームを遊びますよ!

本日のチョイスは
RAMPAGEというゲーム。どうやら、怪獣になって町を破壊するゲームらしいです。
ルールは英語ですが、柘植さんが神業のような速度でその場で翻訳していきます。
しかし、ここで柘植さんがひとこと。

「これ、本当にここでやるの?」

ここ、というのはホテルの喫茶スペースです。
まあ、時期が時期で場所が場所だけに、ここのロビーや喫茶スペースでゲームを広げてプレイしている人たちは大勢います。何か問題があるのだろうかと不思議に思いながら、ちゃくちゃくとゲームのセッティングをしてゆきます。



▲初期配置はこんな感じです。建物が立体的ですが……。

▲実はこの建物、ミープルちゃんが人柱になって支えているのです!


ミープル(人型のコマ)で建物を支えるという、何ともユニークなセッティングです。
ここでルールを読み終わった柘植さんがゲームのインストを行います。ひとことで言うと、このゲームは、建物を
物理的に破壊するゲームです。
やりかたは簡単♪

 ・怪獣コマを上から落として建物に直撃させる(落とす高さは自由)。
 ・バスを投げる(バスのコマを自分の怪獣コマの上から指ではじく)。
 ・ブレスを吐く(怪獣コマにあごを乗せて吹く。肺活量の限りに!)。

これは、なんというバカゲー(最上級のほめ言葉)!!

実はこれ、怪獣に特殊能力があったり、勝利点になる要素が複数あったり、ゲームの部分が意外としっかりしているけれど、そんな部分がかすんでしまいそうになるぐらい
バカゲー
素晴らしい!! こういうゲームは大好きだ!!

ゲタゲタ笑いながら、バカゲーバカゲーと連呼しながらゲームは進んでゆきます。
すると、じーっと後ろで私たちのプレイ風景を見ている男性が。
新しいゲームだし、興味があるのかなと思って続けていると、声をかけられました。

“Is that good game? (そのゲーム面白い?)”

そりゃあ、これだけ笑わせてもらったバカゲー(ほめ言葉)も久しぶりです。満面の笑顔で、”Yes!!”って答えますって。すると男性は嬉しそうににこっと笑って” I'm designer! (僕がデザイナーだよ!)”と。

なんと、デザイナーのLudovic Maublanc氏でした!
私たちが遊んでいるすぐ後ろの席にいらっしゃった様子。
さらに、もうひとりのデザイナーのAntoine Bauza氏やイラストレイターのPiero氏も合流!
何とも豪華な顔ぶれがそろいました。
こういうハプニングも、エッセンならではですね。



▲左から安田社長、Maublanc氏、Piero氏、Bauza氏、秋口ぎぐるさん


こうしてたっぷりと遊んで、エッセンの夜は更けてゆくのでした。



【10月25日】

ぐっすり眠って翌朝。
社長と柘植さんと一緒に朝ごはんを食べられる場所を求めて近所をさ迷います。しかし、残念ながらドイツのお店の朝はのんびりとしているらしく、営業している店がありません。諦めてそろそろホテルに戻るかなぁと思っていると、とある建物が目に飛び込んできました。



▲おや。この四角い外見の建物は……?



▲やはり、ホテルアロザでした!


2011年のレポートにもあったホテルアロザですね。
『アロザ殺人事件』は私も遊んだことがあります。こうしていると、上からキューブを落としたくなりますね。

ホテル前で写真を撮っていると、「ここで食べてったらええやん」と社長。
確かにホテルならば朝食をやっているはず。そんなわけで、突撃アロザの朝ごはんです!!

足を踏み入れるとそこはめくるめく世界でした。
食べきれないほどのたくさんの種類のパンにシリアル類。
フルーツと玉子料理。名前はわからないけどいろんな種類のソーセージとハムとチーズ。
幸せってこんなところにあるのだなぁとしみじみします。

そんな中、ふと近くのテーブルを見ると、昨日お会いしたKOSMOS社のイザベラさんが。
それによく見ると、ちらほらとエッセンシュピール関係らしき人もいます。さすがホテルアロザ。ゲーマーご用達のようですね。

さあ、しっかりと腹ごしらえも終わり、2日目のエッセンシュピールです。
今日も会場は大賑わいです。
本日はボードゲームは購入せずに、商談とデザイナーさんへのインタビューがメインになるとのこと。
朝から慌ただしくスケジュールをこなし、あっという間に時間が過ぎていいきます。
商談も手ごたえはかなりのものでした。これまでのゲームに関する新展開や、新しいゲームのリリース(black storiesなど――安田注)など、他にも近いうちに発表できると思いますので、お楽しみに!



▲Martin Wallace氏。ご多忙に関わらず快くインタビューに応じて頂きました!

▲インペリアル、ナビゲーターなどのデザイナーMac Gerdts氏にもインタビュー。


朝から忙しく動き回り、ひと息ついたころにはお昼過ぎになっていました。
ここで少しだけ時間が空いたのですが、社長から嬉しいひとことが。「TRPGのとこも見に行こか」と。
「ホントですか!!?」
思わず私はその一言に反応します。実は私はTRPG大好きっ子なのです。TRPGの話になると、声が裏返ったり、目の色が変わったり、かぶっている猫がログアウトしたり、背中のチャックから本性がはみ出したりするらしいです。
というわけで、喜び勇んでTRPG関係のブースが出展されている2号館へ!



▲シャドウランやガープスなど日本でもおなじみのTRPGも。

▲豪華でリアルなダンジョン用タイル。

▲ダイスもよりどりみどりですよ!

▲こういうのを使ってライブRPGをやってみたいですね。

▲会場に突然現れるお酒売り場。カオスさが楽しい。

▲酒瓶にはルーン文字。敏捷度+1のポーションとか紛れていそう。

▲マンチキンダイスとダイス袋。社長からSNEメンバーへのお土産になりました。

▲ファンタジー脳を刺激してくる小物もいっぱい売られています。


会場では、TRPGのルールブックやサプリメント、ダイスやミニチュアなどのセッションにお役立ちの小物から、その他何に使うのかよくわからないけどかっこいいものまで色々売られています。
私もさっそくすごくでかいダイス(当社比10倍ぐらい)を購入します。
1個16ユーロ(2000円ちょっと)という素敵なお値段です。しかし、ユーロで買い物するのが初めてで、お金の感覚がよくわかっていない私は、判定に使うんなら2d6必要だよね! とふたつ購入です。
そもそも、デカすぎて机を破壊しそうな勢いですが、これを使用させてくれる心の広いGMはいるのでしょうか。
他にも、二面体だとか、意味不明の日本語のかかれた漢字ダイスなどを入手。
こうしてまた、実際のセッションでは使えないダイスのコレクションが増えていくのです。



▲謎の日本語の10面体。『日本語かっこいいから作たった!』感が最高!

▲ファンブルしませんようにとの願いが込められたありがたいダイス袋。


その後もしばらく自由時間をいただいたので、TRPG関係の書籍を漁ることにしました。
時間さえあれば、インディーズ系のバカバカRPGやワールドオブダークネスのサプリでも漁るところなのですが、さすがにじっくり探すのは無理そうですね。
そんなわけで、今回は通訳のニコさんのオススメのTRPGを探すことにしました。
Das Schwarze Auge(英題:The Dark Eyes)というドイツのTRPGです。
どうやらこちらでは人気のゲームらしく大きなブースが出ていますよ!
英語版ありますか? と聞くとすぐに出してもらえました。日本に帰ってからじっくりと読むのが楽しみです!

しばしの自由行動をはさみ、再び午後からも商談です。
11月発売の日本語版
『王宮のささやき』を携えて行ったのはAdlung社
ここで、副社長のNaegele氏とミーティングです。



▲完成した『王宮のささやき』をお渡しします。実物をお見せするのは今日が初めて。

▲秋津たいらさんのイラストをとても気に入って頂けた様子でした!

▲Naegele氏からは新作を3作紹介していただきました。

▲『DER KLEINE KONIG UND SEINE FREUNDE』。カードがかわいいですね。

▲『ZWEINS』もユニークなゲーム。たくさんイラストのカードがあって……。

▲雨+傘で『雨傘』という具合に、複合語を作ります。

▲さっそく遊んでみましたが、けっこう頭を使います。

▲『LIGHT-LINE』をプレイ中。見た目もキレイですね。


その後も各社との打ち合わせや商談を終え、一日が終了!
気が付いたらまたあのでかいバッグがボードゲームでぱんぱんになっています。あの超過密スケジュールの中、いつの間に!?
結局、エッセンシュピールに参加した二日間で買ったボードゲームはこんな感じになりました!



▲山となって積み重なるボードゲーム。


どう考えても荷物に入りませんが、気にしたら負けなのでしょう。

エッセンシュピール自体はあと2日間ありますが、私たちの参加はこれで終了!
(物理的にも)抱えきれないほどに大きな実りのあったイベントでした!

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