Group SNE
News
About SNE

Products

User Contents
  ●著者インタビュー
●イベントレポート
●リーダーズサーカス
●エッセイ
●TRPGリプレイ
Link
indexに戻る
 
TOP > ユーザーコンテンツ > TRPGリプレイ > ソード・ワールド2.0『マージナル・ライダー』外伝 第四話「迫り来る盗賊団(バンディッツ)!」


←第四話_6 -目次- 第四話_8→

7.激突!




 ことここに至って、敵の首領が正体を現します。
 怒りに震える首領――その全身の筋肉が隆起し、顔が醜く変貌します。
 その正体は、ラファルたちの予想通り、オーガ。澱んだ声音で、話しかけてきます。



GM/オーガ: 「貴様ら、この俺の邪魔をしようとは、よほど命が惜しくないらしいと見える」

アラン: オーガに魔導機械……わりとヤバイかも……リチャードさーん!

アーピー: 情けないぞアラン。やってやれないことはない! なに、修羅場の一つや二つ、このオレサマがいればどうってことないぜ。

ラファル: その自信がどこからわいてくるのか未だに分からないけど、頼もしいのはありがたい! オレの故郷を、蛮族なんかにやられてたまるか。

GM/オーガ: 「こんなところで遊んでいるわけにはいかん。早々に打ち倒してくれる」



 なお、ドゥームは《鷹の目》を持っているので、ルシアス以外の全員を射程に捉えています。ただしまだ整備が不完全で、対象はランダムで決める、という設定にしてあります。よって、このセッションでは、砲撃の対象はサイコロを振って決めました。
 このラウンドは、ラファルとアーピーを攻撃するも――両方とも回避されてしまいます。
 続く5ラウンド目、アランの【ライトニング】とアーピーの直接攻撃によって、腕利きの傭兵が沈みました。同時に前衛の乱戦エリアが解除されます。
 ルシアスはストラーダを【キュア・ウーンズ】で回復。回復したストラーダは、主であるラファルと共に魔道に魅入られた魔法使いを連続攻撃。



ラファル: ストラーダ噛んで! 噛んで! 噛んで! 当たった――けど、ダメージの出目が悪い! よし、ここで今日の[剣の加護/運命変転]を使っちゃうぜ!

GM: (あ、乗騎の行動に対しても[剣の加護/運命変転]って使えるのか……)では、魔法使いは沈みました。こちらも乱戦エリアが解除されます。



 5ラウンドの裏、オーガたちも反撃しますが、いずれも決定打にはならず。
 次のラウンド、ルシアスがアーピーとラファルに【キュア・ハート】をかけようとします。が、ここで痛恨のピンゾロ。他のメンバーも、移動や回復などで、戦局は動かず。
 そしてその裏、オーガの豪腕が唸ります。



GM: ――魔法を打ってばかりだと面白みに欠けるので、ちょっとオーガが殴りにかかりますね。対象はラファルで。

ラファル: (自信満々で)オレの回避力をどのぐらいだと思ってるんだ? ふふん。

GM: こちらの命中力、固定で 17 ありますが?

ラファル: なん……だと……(コロコロ)しかもピンゾロ!

GM: 回は『アルケミスト・ワークス』の防御ファンブル表(サプリメント『アルケミスト・ワークス』のp.68をご参照下さい)を適用しています。サイコロを振って下さい。

ラファル: 出目は…… 6 だ。

GM: 6 ですか。でしたら防護点無視のダメージがそのまま入ります。ということで、ラファルは 19 点のダメージを負って下さい。

ラファル: ギャーーー!



 魔法の如き高威力パンチが炸裂!
 さらにドゥームがストラーダに射撃を入れ、これも成功。機関砲はルシアスを攻撃しますが、あっさりと回避されます。
 ラファルたちもオーガたちも、互いに少なからぬ傷を負っています。しかし、戦闘は容赦無く進行します。



ルシアス: 何より先に、【キュア・ハート】だ。といっても、もうMPも残り少ないんだが。ラファルとストラーダ、どちらを優先的に回復すべきかな?

ラファル: オレのことは後回しでもいいです! だからストラーダを!

ルシアス: まあ、そう言われたら両方とも助けないわけにはいかないな。《魔法拡大/数》で三倍がけだ。これでアーピー、ラファル、ストラーダの負傷は相当治癒できたはず。

ラファル: ストラーダは一度傷つき、癒されてより美しくなる! 今のストラーダは単なるストラーダじゃない、「美馬(VIVA)☆ストラーダ」だ!

一同: (げんなり)……メンドクサイやつ……

アラン: ちょっと空気が澱んだけど、僕はやる気満々さ! どうにかこうにか、ドゥームから30メートルの地点です! そしてもちろん、想いをこめた【ファイアボール】!

GM: ぐっ。なかなかのダメージです。オーガに 17 点。ドゥームの胴体に 19 点。ドゥームの砲塔に 14 点。

アラン: 「リチャードさーん、僕にもできたよー!」と空に向かって吼えます。

アーピー: おっと、そろそろオレサマの見せ場か? ドゥームの胴体に、《魔力撃》を入れてやる。よし、タイミング良くクリティカル!

GM: 胴体、沈みました……。

ラファル: オレも遅れを取るわけにはいかない。ドゥームの砲塔に《牽制攻撃》だ。うおおおお!

GM: (あっさりと)あ、それは避けました。

ラファル: がっくり……じゃあ、ストラーダの蹄攻撃で 11 と言う。

GM: (やっぱりあっさりと)同値で避けました。

ラファル: この局面で両方とも避けられた! オレ、イイトコ無しじゃないか! でも、ストラーダのことは愛してる!(なでなで)



 そんな小芝居を尻目に、オーガはストラーダに 21 点の攻撃を入れます。ドゥームは弾丸を装填するだけで終わり。
 もう、戦いの結果は明白でした。もはやアランの独壇場。容赦無しの【ファイアボール】によって、ドゥームは爆散します。



アーピー: やはり首領だけあってオーガはしぶといな。このオレサマが引導を渡してやる。

ルシアス: 必要無いと思うが、一応、【セイクリッド・ウェポン】をかけよう。

アーピー: ありがとうルシアス! さァ、この一撃で終わらせてやろう!

GM: / さすがにその一撃は耐えきれません。オーガは「ま、まさかこんなところでこんなヤツらにやられるとは……」などと言いながら、地面に倒れ伏します。

一同: ようやく! ようやく終わった!(盛大にため息)




←第四話_6 -目次- 第四話_8→


TOP