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 TOP > 最新情報 > グループSNE/cosai 2015年秋・冬のボード/カードゲームニュース
グループSNE/cosai 2015年秋・冬のボードゲームニュース
 こんにちは、気づけば、なんと季節はすでに初冬。新たな年の足音さえ聞こえてきそうな今日この頃です。
 こたつで足をヌクヌクさせながら、ゲームで秋の夜長を楽しむ――最高のぜいたくですね。

 というわけで、グループSNE/cosaicから出るボード/カードゲームの情報を一挙におお届けいたします。
【目次】
2015年11月6日掲載
■10月
 まずは10月に発売された注目作から。

○ブラインド・ミトス
 安田均入魂の新機軸ボードゲーム。斬新な判定システムとパズル性が融合した協力型ストーリーボードゲームです。
 写真を見ていただくとわかるとおり、あっと驚く充実のコンポーネント。これらをフルに使って遊ぶのですから「人の手番中に暇をもてあます」なんてことはありません。
 製品情報では詳しいゲームの遊び方も紹介されていますので、まだ遊んだことのない方はぜひブラインド・ミトスコーナーをご覧ください。
 また、製品はシナリオ8本が収録されていますが、当ホームページでも順次、オリジナルシナリオを掲載していきます。
 さらに、12月にはSNEニコニコチャンネルで紹介動画も配信予定(グループSNEニコニコチャンネル)。
 お楽しみに!

○イカロス
 文句なしに楽しいライナー・クニツィア氏のカードゲーム。人気急上昇中です。
 全員が7色のカード(数字は0〜7)を1枚ずつ手札に持っています。そして、たとえば赤なら赤のカードについて、全員の手札の数字の合計がいくつになるかを競り上げていくゲームです。
 ルールそのものはおそろしくシンプルなのですが、これほど燃えるゲームもありません。
 百聞は一見にしかず。ゲーム経験を問わず、老若男女どなたにも楽しんでいただけます。ぜひ!

○ドラゴンズ・エッグ
 こちらもぜひご注目ください。グループSNE初の社内コンペ入選作、デザイナーはなんと新鋭・黒井龍です(『Role & Roll』に「ソード・ワールド2.0リプレイ 要塞少女」を連載中。2016年1月に『要塞少女と契約の騎士(仮) 上』として刊行予定)。
 彼が応募した『ドラゴンズ・エッグ』は、グループSNEのボス・安田均一押しのカードゲーム。
 すっきりしたルールのなかに駆け引きやジレンマをうまく盛り込んだ、小振りながら遊びごたえたっぷりの良品です。
 イラストレーター・九月姫さんの愛らしいドラゴンたちも必見。
■11月
 つづいて11月発売の3点です。

○ロストシティ 完全日本語版
 ライナー・クニツィア氏による名作2人用ゲーム完全日本語化しました。5色あるカードを色ごとに、手札から昇順に並べていくだけ。各列に並べたカードの数字が得点になります。
 ――と、ルールはじつにシンプルですが、列を作るごとに探索コストがかかります(-20点)。
 つまり、下手をすると得点がマイナスになり、さらに特殊カードのせいでマイナスが倍々になることも?!
 2人で遊ぶソロゲームのような印象ですが、捨て札と引き札に対戦相手との駆け引きの要素が含まれていて、けっこう悩みます。
 なんともままならない手札の引きに悶絶する楽しさをぜひ味わっていただきたいと思います。

○脳トレゾンビ
ゲット・ラッキー キルDrラッキー カードゲーム』につづく名匠ジェームズ・アーネストユーモアカードゲーム。
 なんと、ボックスアートはイラストレーター・弘司さんの豪華描き下ろし、必見です!
 プレイヤーはファーストフード店で働くゾンビ。早く仕事を終えて、家(墓場)に帰りたい。でも、次々と雑用を押しつけられます。しかも、ちょっぴり難しい雑用をこなすのに必要な脳ミソが、ゾンビ全員合わせて1つしかない。みんなで脳ミソを奪いあい、雑用を押しつけ合って、だれよりも早く仕事を終えたら(=手札をすべてなくしたら)勝利です。

○ゾンビタワー3D
 デザイナーは秋口ぎぐる宮野華也。新しいこと大好きな秋口ぎぐるグループSNE公募コンテスト入賞者宮野華也が、またまた新機軸を打ち出しました。超巨大立体ゲームの登場です。
 プレイヤーたちはゾンビはびこる倒壊寸前のビルから力を合わせて出しなければならないのですが、ボードの構成上、他プレイヤーの状況が見えません。声で互いの状況を伝えあい、壁に開いたスリットからアイテムを交換する、という立体ボードの特徴を最大限に活かした斬新なシステムをぜひご堪能ください。

○TATEWARI
 本作は大学研究者らが企画開発、cosaic販売による作品です。ルールは基本的に『ゾンビタワー3D』と同じですが、ゲームの舞台は「制度疲労を起こした縦割り組織」。プレイヤーはその一員となり、次々と発生するハプニングを処理し、新人を鍛え、時には修行に出し、別部署の人間となんとか情報やリソースを共有し、大事業を成立させなくてはなりません!


ゾンビタワー 3D

■12月
 まだまだ先だと思っていた12月ですが、もうすぐそこですね。
 まず12月の注目作はなんといってもグループSNE社内コンペ優秀作第二弾学園メテオ』,。正式発売は12月5日(土)予定ですが、11月22日(日)の「ゲームマーケット2015 秋」にて数量限定で先行販売いたします!

○学園メテオ
 地球に隕石が降り注ぐ近未来。崩れゆく街には地球侵略を目論む異星人が潜む。
 我々はとある学園の生徒。命を落とす前に、せめて思いを遂げよう!

 ゲームデザイナー&小説家・川人忠明の異色作品。川人忠明は「ソード・ワールド2.0」のサプリメントなどでもおなじみですが、入社来、「央華封神TCG」のデザインを見てもわかるとおり、ボードゲーム/カードゲームが大好き。今回はユニークなボードゲームをデザインしました。
 プレイヤーは「生徒会長」や「学園王子」「復讐女子」などのキャラクターを正体を隠して1つずつ受け持ちます。毎手番、ボード上に隕石が落下し、直撃されたキャラクターはゲームから除外されてしまいます。また周囲にいるキャラクターもパニックに陥り、これが度重なると行動不能になります。
 そんな危機をかいくぐり、キャラクターごとに定められた目的を、タイミングよく正体を明かすことで達成すれば、あなたの勝利!
 短時間で遊べるゲームですので、繰り返し遊んでさまざまなキャラクターの個性を味わってください。こっぴどくふられた「学園王子」に復讐を果たすのは快感ですよ(「復讐女子」)。
 また『Role & Roll』134号(11月売り号)では、このゲームをテーマにグループSNE・西岡拓哉による斬新なゲームノベルが掲載されます。あわせてお楽しみください。

○ブラックストーリーズ4:甘さひかえめ、どこまでの“黒い”50の物語
 大人気のコミュニケーション型水平思考ゲーム「ブラックストーリーズ」シリーズの第四弾がいよいよ登場。
 このシリーズについてはもはや説明不要かと思いますが、「ブラックストーリーズ」そのものが初耳という方はこちらをご覧ください。シリーズと銘打ってはいますが、それぞれに独立していますのでこの作品から遊びはじめてもまったく問題ありません。
 また、当ホームページでは現在、オリジナルブラックストーリーズを募集しています。優秀作は12月にニコ生で配信予定。みなさまの力作をお待ちしております。
○50のおもしろいゲームカード:旅やドライブのおともに
ブラックストーリーズ」シリーズと同じく、ドイツmoses社の作品ですが、こちらはお子さまと一緒に、また旅先で遊ぶのに最適。
 可愛いパッケージのなかには、楽しいミニゲームカラフルなカードの形で50枚、ぎゅっと詰まっています。
 例を1つ挙げましょう。
 2人用の「単語を感じて」です。出題者は6〜10文字の単語を思い浮かべます(例:とっきゅうでんしゃ)。解答者は目を閉じて、出題者に腕をさしのべます。出題者はその腕にひらがなで思い浮かべた単語を書きます。解答者が正解すれば1点得点します。
 楽しそう――というか、くすぐったくてそれだけで笑ってしまいそうですね。
 これがあれば新幹線でも車のなかでも、もう退屈とは無縁です。
 ぜひお子さまと楽しんでください。大人同士で遊んでも盛り上がりますよ。
ブラックストーリーズ 4 50のおもしろいゲームカード

■2016年1月
 そろそろ鬼に笑われることはないでしょう、少しだけ2016年の予定についてももお話ししておきます。

○マギ vs ドラゴン
 大人気カードゲーム『王宮のささやき』につづくドイツAdlung社から第二弾が登場。デザイナーはヨッヘン・シュヴィンクハマー。ドイツでは人気が高く、2004年にはベストカードゲーム賞を受賞しています。シリーズ4作が出ています。
 テーマは魔法使い(マギ)たちの腕くらべ。魔力を使って呪文や宝物を手に入れ、魔物を倒して「大魔術師」を目指します。
 冒険の途中、強力な魔物が目の前に立ちはだかることも! そんなとき、ライバルのマギと手を組むのか、あるいはたった1人で魔物に挑み、お宝を独り占めするのかが悩みどころ。このテンポラリ・パートナーシップ(一時的同盟)という新しいシステムの導入が見ものです。
 一風変わったファンタジーカードゲーム。
 カバーイラストと魔物カードはイラストレーター添田一平さんの書き下ろし。すばらしい力作ですので、ぜひぜひお楽しみに!

○ソード・ワールド2.0RPG スタートセット拡張パック 妖精使い&拳闘士
 2015年夏に発売されて好評をいただいている『ソード・ワールド2.0RPG スタートセット』の拡張パックが早くも登場いたします。
 気になるセットの内容をいち早くご紹介!
  • 新キャラクター2種の追加
  • 新種族の追加(シャドウ)
  • 新技能の追加(妖精使い/フェアリーテイマー技能、拳闘士/グラップラー技能)
  • 新アイテム、魔物、魔法カード追加
  • 新ダンジョンタイル、ダンジョンチット追加
  • 拡張要素に合わせたルール、シナリオ、ソロアドベンチャーをまとめたブックレット2冊入り
 なかでも新技能「フェアリーテイマー技能」と「グラップラー」に注目ですね。
 これで、さらに初心者でも遊びやすい環境が整うこと間違いなしです。

 また、グループSNEの新人・松田実愛がGMを勤める「ソード・ワールド2.0RPGスタートセット はじめてのGM物語」がニコニコ動画で好評配信中。初々しい松田GMの成長もあわせてお楽しみください。
注目の動画はこちらへ)

 2016年2月以降もグループSNEの歩みはつづきます。グループSNEオリジナルボード・カードゲーム公募作品優秀作がいよいよ登場予定。また、スペインのゲーム会社Gen-X社のストーリーゲームの大作『フルムーン(LUNA LLENA)』も完全日本語版で鋭意制作中。
 順次、こちらのコーナーでお知らせしていきますので、チェックをお忘れなく!
■イベント情報

○ゲームマーケット2015秋
 2016年11月22日(日)東京ビッグサイト(東京国際展示場) 東4ホールで開催される「ゲームマーケット秋2015」に「グループSNE/cosaic」ブースが出展いたします(ブース番号A53)。
 既刊作品の販売はもちろん、上述の『学園メテオ』の先行販売を行う予定。
 さらに試遊卓も4卓ご用意しております。いまはまだ秘密ですが、あっと驚く展示品もありますよ! ぜひお気軽にお立ち寄りください。詳細情報は近日中に掲載予定。

ゲームマーケット公式サイト:http://gamemarket.jp/

○グループSNE新春コンベンション
 今年もやります、新春コンベンション
日時 2016年1月23日(土)
 午前10:00〜16:30(予定)
場所 大阪・浪速区民センター
イベント内容 TPRG、ボードゲーム、カードゲーム、物販など盛りだくさんの内容です。こちらも近日中にお知らせいたしますのでお楽しみに。

  以上、長くなりましたが、グループSNE秋・冬の新作情報でした!

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