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『ゲヘナ 〜GEHENNA〜』の世界を堪能するサプリメント
『煉獄彷徨』登場! |
第一回 |
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/第三回 |
/第四回 |
04.01.09 |
/04.01.13 |
/04.01.14 |
/04.01.15 |
第3回となる今回は、享受者と紫杯連の関係について詳述した、第三夜の後半部分を紹介するぞ。紫杯連同士の抗争といった「ダーク」(というよりノワールかな?)なシナリオを遊びたい人は注目してくれ。 |
では、恒例、追加アーキタイプのイラスト紹介からだ。
なんだか、底の知れない感じのお兄さんである。
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白炎暗士
(びゃくえんあんし)
できれば穏便に別れない?
それがいちばん、疲れないからね
必殺の《暗殺術》と、守りの《炎術:白炎》という相反する術技を持つキャラクターだ。正面から戦うのは暗殺士の本道ではないので、普段は後方からの支援に徹しよう。新しく追加された〈疑心の針〉や〈魔毒〉などと白炎術を使えば、味方の支援だけでも暇になることはない。そして、こっそりと背後から近づき、隙を見つけ、闘技と新型暗器を駆使して敵を抹殺するのだ。 |
「彷徨第三夜 世界を観おろして」の後半では、享受者と紫杯連(マーリク)との関係について、よりつっこんだ解説をくわえているぞ。
享受者が人間であることを捨てて、なぜ神と邪霊の力を受けいれるようになったかの動機や、ひとつの紫杯連に深く関わる「専属享受者」などを、追加ルールを交えて詳しく紹介している。ここを読めば君もすぐに享受者として、紫杯練の幹部候補生を名乗れるぞ。……もっとも、まず享受者になるために「頽廃の果実酒(ザクムのエキス)」を飲まないといけないけどね。
さらに、享受者と紫杯練の関係を表現する選択ルールが、複数用意されている。それらをひとまとめにして呼ぶ名が「影響力ルール」だ。自らの実力や名声を高めることで、紫杯連の力を利用可能になる。
達人の声がかかれば、下っ端たちが代わりに走りまわって聞きこみをしてくれたり、都市国家に圧力をかけて犯罪行為も見逃してもらえたりする。大きな影響力を持てば、軍を動員することもできるぞ。だが、紫杯連の力を借りれば、それだけ義理もできる。依頼は断れなくなり、幹部として扱われる代わりに責任も持たされ、がんじがらめだ。
権力と義務のバランスで苦しむか、自由な貧乏生活を満喫するかは、きみたちのプレイスタイル次第だぞ。
もちろん、義務のルールを無視して、権力をふるうルールだけを採用してもいいし、任務を果たして名声を高めるという部分だけを、報酬の目安にするために採用するなんて使い方も可能だ。独立して使いやすいのは、傭兵ギルドや街の権力機構に「コネクション」を作るルール。獣甲技師組合に恩を売って「コネクション」を作れば、なんと獣甲の購入価格が格安に!?
自分たちが必要とする、やりたい部分のルールだけを使い、プレイ感覚がいささか違う、新しい『ゲヘナ 〜GEHENNA〜』の世界を体験してくれ。 |
『煉獄彷徨』には、今までに紹介したデータや設定、選択ルールを生かしたシナリオが3本収録されている。次回は『煉獄彷徨』発売前の最後の更新だ。それぞれのシナリオの導入部分や、付録の紹介をしようと思う。刮目して待て!
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