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『ゲヘナ 〜GEHENNA〜』の世界を堪能するサプリメント
『煉獄彷徨』登場! |
第一回 |
/第二回 |
/第三回 |
/第四回 |
04.01.09 |
/04.01.13 |
/04.01.14 |
/04.01.15 |
1月中旬に発売される、『GEHENNA』のサプリメント『煉獄彷徨』の魅力をお伝えしているこのページ。
2回目は、最も多くのページが費やされている「彷徨第三夜 世界を観おろして」の前半を紹介するぞ。 |
しかし、まずはその前に恒例、追加アーキタイプのイラストをどうぞ。
今回は、しぶいおやっさんキャラだぞ。
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黒炎神語師
(こくえんしんごし)
……解らんかね?
お主はもう儂の術中にあることが
黒炎使いと神語術師。攻撃と破壊を窮めた魔術使いだ。連撃可能な《炎術:黒炎》と抵抗不可能な《神語術》を、目的や相手に応じて変えられる。
前回の獣甲刀士のように目立った新装備こそないものの、このキャラクターは《神語術》を有利に使える共通闘技【明声練(めいせいれん)】を持っている。この闘技は戦闘中に他の行動を行っていても「声練」を行えるという、まさに術技を複数持つ神語術師のためにあるような闘技なのだ。
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「彷徨第三夜 世界を観おろして」は、『GEHENNA』の舞台であるジャハンナムを、さらに深くほりさげて紹介している。
その前半では享受者やジャハンナムの住人全ての悲願である「地上への帰還」の方法を紹介している。また、砂漠、幻鏡、遺跡……ジャハンナムの恐ろしく、そして魅力的な世界についての追加データもあるぞ。
ジャハンナムの環境は基本的に劣悪で、常人ならば絶望するようなことしか起こらない。砂漠で起こる大竜巻や流砂、ジャハンナムを取り巻く「黒沙帯」と呼ばれる黒い砂漠、幻鏡から生み出される遺跡や、そこに棲む魔物など。街の外から出るだけでも命がけだ。
しかし、享受者ならばこれらの困難に打ち勝つことができる。そんな享受者たちが砂漠を越え、危険な遺跡に潜って捜し求めるのが地上へ戻る方法だ。
ジャハンナムから地上へと戻るための方法は複数ある。
1つは「非認識の呪い」からの脱却。ジャハンナムに住まう人々は、しばしば邪霊の強大な力によって、非現実的な現象や環境に気付かない呪いをかけられている。享受者たちは邪霊を打ち倒すことで少しずつ「非認識の呪い」を解いていき、〈到達(ターリク)感覚〉を持つことによって、邪霊に隠された「地上へと至る道」を発見するのだ。
2つ目は〈世界意志の雫〉の探求。自我を持ち、集めることで地上の風景を映し出す不思議な宝石だ。これを揃えれば、地上への道が開かれるという。それだけではなく、〈雫〉のパワーを解放すると素晴らしい奇跡が起きて、享受者たちを助けてくれる。いざという時の、緊急危機回避手段としても、ゲームに広がりを与えてくれるぞ。
3つ目は天才吟遊詩人フィサールの残した「四行詩」。預言とも噂されるこの詩は、世界に2,500通り、合わせて1万行に及ぶという。全てが実現した時、地上への道が開けるというのだ。この詩は、成就すべき運命を背負った者の前にあらわれるという。GMは、今回のシナリオの予告としても、物語の誘導やムード作り、謎解きのヒントや、享受者たちをひっかける罠など、さまざまな用途に使えるぞ。
その他にもさまざまに、ジャハンナムを脱出するための手がかりが記されている。このうちの一つを軸にするだけで「地上への帰還」を目的としたキャンペーンを遊べるぞ。一度に何もかも使う必要はない。どれかをメインに、あとは味付け程度に使うこともできる。何度かのキャンペーンを支えてくれるはずだ。 |
今回紹介した「地上への道」でも充分に楽しんでもらえる『GEHENNA』だが、ジャハンナムの世界はまだまだ奥が深い。次回は享受者と紫杯練の関係をさらに深く深く解説する「第三夜」後半を紹介しよう。
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