Q9−1:消耗品作成キットは「○消耗品の達人」に必要とありますが、「○消耗品の達人」の説明には、消耗品作成キットがないとどうなるかの説明がないのですが、なければどうなりますか? |
A9−1:消耗品作成キットは、消耗品を自作するための器具です。
ですので、消耗品作成キットがない場合は、消耗品を自作できないため、消耗品を定価で購入しなければなりません。
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Q9−2:マジックアイテムを1箇所に2つ以上装備すると、魔力が混乱して効果を発揮しないとありますが、具体的にはどう扱うのですか? |
A9−2:魔力を持たないものを装備していると扱います。
例えば、もしも「魔法のシャツ」というものがあって、その上に「魔法の鎧」を着た場合。この場合、「魔法のシャツ」はただのシャツとして、「魔法の鎧」は魔力を持っていないただの鎧として扱います。つまり、魔力によって防護点などが上昇しているのなら、それらの効果はすべて一時的に(重ね着している間は)失われます。ですが、シャツや鎧としての機能そのものが無くなってしまうわけではありません。
また、黄金化された武具もマジックアイテムですので、同一部位に2つ以上装備した場合には、黄金化していないものと同様に扱います。
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Q9−3:マジックアイテム《シャンヴァーの矢》は[対抗:呪文魔法(敵)]でも使用できると書いてありますが、自軍後衛から敵軍後衛に対してこの矢を放つことは可能ですか?
もし不可能ならば、アーチャーの特殊技能「◎ロングレンジ」を[対抗]のタイミングでこの矢と併用することは可能ですか? |
A9−3:両方とも、いいえです。
マジックアイテムの魔法の矢でも(《ブレイズの矢》のような効果範囲が特殊なものは除き)、ふつうの射撃と同じ攻撃範囲にいる敵にしか、矢を射掛けることはできません。
A3−14に書かれている《ディスペル・マジック》などと違い、魔法の矢は相手にダメージを与えるため、「呪文魔法などを使用した相手」を対象とするからです。
また、「◎ロングレンジ」は[普通]で使用する効果であるため、[対抗]では使用できません。
「◎同族性の召喚」や「○毒の牙」、《ルビーの蜜》など、属性を問う効果を受けるときは、どちらか一方の属性が当てはまっていれば条件を満たしていると見なします。
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Q9−4:Sサイズのモンスター用に鎧を特注したいのですが、値段はどのぐらいに設定すればいいのでしょうか?
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A9−4:基本的にはGM判断ですが、5割り増しぐらいが適当でしょう。
これはその鎧を注文する場所や鍛冶屋によって大きく変わります
たとえば、専用の鎧でなければ着ることができないバードマン(P159)の鎧は、バードマンの街ならば通常価格ですが、人間の街では特注のため価格が2倍になります。目安としては、その場所で普通に需要があると思われる商品は通常価格、ほとんど需要がない商品は5割増し、その店の通常商品と構造の違う商品(翼を出す鎧など)は2倍とするぐらいがいいでしょう。
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Q9−5:武器、防具、専門道具、マジックアイテムには5点の耐久度がありますが(一部マジックアイテムは1点)、背負い袋などその他の装備品にも耐久度はあるのでしょうか? モンスターの特殊能力などで身につけている物の耐久度が減少させられた場合、その他の装備品はどう処理すればいいのでしょうか? |
A9−5:はい。すべてのアイテムは耐久度を持ちます。
ただし、一般装備というものは無限に存在し、その耐久度も千差万別です。
このため、装備品は5点、消耗品は1点を基本とし、最終的にはGMの判断によって決定してください。
また、同じ耐久度を減少させられる状況であっても、表に出ている背負い袋と、ポケットや袋の中に収められた物では耐久度が減り方は変わってくるでしょう。
特に明記されていない限り、これらの耐久度についてはGMの判断によって決定してください。
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