〈リッパーナイフ〉(超重要) |
『AW』にエラッタです。
効果について大きく改訂が行われています。
1) |
同一対象に複数の刃が飛ぶことがないことを明記しました。 |
2) |
この武器に対する知識がないとする条件を「宝物鑑定判定」から「見識判定」に変更し、かつ、「失敗したならば」ではなく「成功していないならば」に変えています。前者は、宝物鑑定判定自体がそぐわない(アイテムの詳細を知る判定ではない)ことと、その判定所要時間が戦闘中に使うようなものではないことを鑑みての修正です。後者は、事前の見識判定成功でも、〈リッパーナイフ〉が与える回避力判定へのペナルティ修正が無効化されることを意味します。 |
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〈エレメンタルブレイド〉 |
『AW』にエラッタです。
同時に複数の属性を付与することができないことを追記しました。
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〈祝福の剣〉 |
『AW』にエラッタもあります。
効果記述を以下のものに変更しています。
〈祝福の剣〉 |
効果 |
この武器を用いた攻撃は、対象に命中してもいっさい対象にダメージを与えることはありません。その代わり、攻撃が命中した場合、「合算ダメージ」と同じ点数、即座に対象のHPを回復させます。
この効果は、対象1体につき、1日に1回だけ発揮され、同じキャラクターへの、同日内の2回目の命中以降では、何の効果も発生しません。
分類が「魔法生物」「アンデッド」であるキャラクターは、この効果によってHPを回復することはありません(ダメージも受けません)。 |
『WT』時点で言及のある通り(⇒『WT』17頁)、この剣による回復量は、現在の戦闘ルール下の「合算ダメージ」です。それに合わせ、この言葉を使用したものに効果の記述を変更しています。
また、魔法生物とアンデッドには、回復効果だけでなく、ダメージも発生しないことを追記しています。
※『AW』へのエラッタ適用が一部なのは、「旧版ルールブック+『AW』」というゲーム環境がありえ、その場合には「合算ダメージ」という言葉の定義が保証されないためです。
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〈アームフッカー〉 |
内容的には変わっていませんが、効果の記述をより無駄のないものに改訂しています。
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〈支配の杖〉 |
初出(『AW』)での「【クリエイト・ゴーレム】【クリエイト・ゴーレムU】【クリエイト・ゴーレムV】などの魔法で作製した魔法生物」という記述を、「【クリエイト・ゴーレム】で作製したゴーレム」というものに変更しています。
1) |
『WT』ルールによって、【クリエイト・ゴーレム】が一本化されたことに対応した記述にしました。 |
2) |
「など」「魔法生物」は、後の追加データの可能性を考慮しての表現でしたが、おそらくその可能性はなくなったと判断して、曖昧排除の方向で記述を限定しました。 |
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〈破裂種〉(重要) |
『AW』にエラッタです。
どの属性があるかを明記しました。
「土」「水・氷」「炎」「風」「雷」の5種です。
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〈矢弾〉全般 |
使い捨ての〈矢弾〉については、効果欄からは使い捨てであるという記述を削除しています。カテゴリ全体の説明として、先に記述されており、重複記述は不要としました。
この処理は、実のところ、紙幅確保のために1行でも減らしたいという動機によるものです。使い捨てじゃなくなったなんてことはありませんのでご注意ください。
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〈魔力の矢/太矢〉 |
初出(『AW』)においては、そのダメージを軽減する効果として〈防弾加工の鎧〉(⇒『AW』120頁)、〈不撓のバックル〉(⇒『AW』129頁)をあげる形を取っていましたが、これを、「〈ガン〉によるダメージを軽減する効果」全般が有効であると書き換えています。〈アンチアークィバス〉(⇒『LL』78頁)の追加に合わせるための記述改訂です。そもそも、前記二種のアイテムは『EX』に収録されてませんし(お高いんですもの……)。
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〈活性弾〉 |
初出(『AW』)での「【ヒーリング・バレット】の威力を10にする」という記述を、「威力が+10される」と変更しています。
『EX』内のみでは意味はありませんが、【ヒーリングシャワー・バレット】(⇒『WT』103頁)にも効果適用があるべきことを見越しての記述改訂です。
なお、『フォルトナコード』にも回復効果のある弾丸を作製する魔動機術が追加されており、〈活性弾〉は、これにも有効です。
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〈イスカイアの魔導鎧〉 |
『AW』にエラッタです。
『LL』にエラッタです。
「銀製」を明記しました。
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〈イスカイアの魔導大鎧〉 |
『LL』にエラッタです。
「銀製」を明記しました。
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〈イスカイアの魔導甲冑〉 |
『WT』にエラッタです。
『LL』にエラッタです。
〈イスカイアの魔導鎧〉〈イスカイアの魔導大鎧〉との整合性を取るために、マナタイト製ではなく、ミスリル製に改訂しました。それに伴って、「※銀製」注釈も追加してあります。
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〈炎嵐の盾〉(重要) |
『AW』にエラッタです。
合言葉によって効果が発生する時間を10秒(1ラウンド)と明記しました。
炎によって使用者がダメージを受けるタイミングを手番終了時と明記しました。
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〈妖精の武器(武器強化)〉(重要) |
SSランクの武器は、この加工はできないことを明記しました。
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〈うみへびの鎧〉 |
『AW』にエラッタです。
キャラクターは、特殊な能力や効果によらない限り、水中では射撃攻撃ができません。それに合わせて記述を改訂しました。
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〈熱狂の飼い葉〉 |
1) |
「毒属性」であるとして記述しています。従来表記では、完全な毒属性なのか曖昧でしたので、その曖昧を排除しました。残念ながら、ペガサスには無効です。 |
2) |
戦闘特技《不屈》に相当する能力を持つ騎獣は、持続時間内に再度服用できることを追記しています。これは、初出(『AW』)時には存在しなかった、「不屈を持つ騎獣」が追加されたことを受け、〈熱狂の酒〉と完全に効果を揃えるための処置です。 |
※『AW』の紙幅の問題があって、現状、『AW』へのエラッタとはしていませんが、ゲーム運用はこれに従うようにしてください。
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〈空飛ぶほうき〉 |
『V改』にエラッタです。
『AW』にエラッタです。
「移動力20で全力移動」という表記に、「1ラウンドに60m」という説明を追記し、曖昧を排除しています。
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〈ジャックの豆〉 |
『U改』にエラッタです。
『AW』にエラッタです。
枯れてしまった後のつるも、ロープとして使えることを追記しています。
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〈ポーションボール〉 |
使用に戦闘特技《スローイングT/U》が必要なことを効果欄にも記述しています。
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〈消魔の守護石〉 |
「適用ダメージ」という言葉を使って、記述を改めています。効果に変更はありません。
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〈警戒の瞳〉 |
『LL』にエラッタです。
「視界」を「視力」を改めています。このアイテムの効果は、視界の外からの危険にも対応できるからこそです。
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〈幻のウィッグ〉 |
『AW』にエラッタです。
色を変えるための合言葉の使用を補助動作として明記しました。
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〈蝙蝠の耳飾り〉 |
『LL』にエラッタです。
やや乱暴だった効果の記述を書き直しています。
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〈薔薇のチョーカー〉 |
『T改』にエラッタです。
効果記述を以下のものに変更しています。
〈薔薇のチョーカー〉 |
効果 |
これを身に着けたものが合言葉を唱えると、ばら色の光が使用者を包み、危険から守ってくれます。
合算ダメージの計算が終わった直後に使用を宣言でき、この効果により、着用者が受けるダメージを−2点できます。
このアイテムは、1回使うと壊れてしまいます。 |
1) |
「算出ダメージを−2」という表記を改めています。最新ルール下では、この表記では抵抗などで半減されると、実質「−1」となる不具合があります。 |
2) |
使用の宣言タイミングを合算ダメージ計算後に改めています。従来の表記(「回避力判定や抵抗力判定の後」)では、「必中」の効果に無力となる不具合があります。 |
「合算ダメージ」という言葉の定義が必要な文章となっているため、それが保証されている『T改訂版』のみにエラッタは当てられます。
『AW』に対しては、直接の改訂は行われませんが、この効果記述に沿った運用を行うようにしてください。
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〈大風の翼〉 |
『AW』にエラッタです。
「移動速度は20として」という紛らわしい表記を改め、「1ラウンドに20mを移動」と、移動距離を明確化しています。
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〈信念のリング〉 |
製作時期と効果説明部が食い違っている印象があり、『EX』では、効果説明部のほうを削除しました。
「古代の魔術師が好んで身に着けていた指輪」は、古代魔法文明時代の品物。
〈信念のリング〉は、魔動機文明時代に製作されたその廉価品。
という設定ではあるのですが、前者を登場させるかどうかが、現状、かなり不透明です。
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