サンプル流派 |
説明のために【サンプル】流派を設定します。この流派は、その秘伝として《サンプルA》《サンプルB》《サンプルC》を持っており、それぞれが《全力攻撃I》《全力攻撃II》《全力攻撃III》を基礎特技としています。
なお、《サンプルA》《サンプルB》《サンプルC》は、すべて別名の秘伝とします。
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習得のルール |
《サンプルA》《サンプルB》《サンプルC》は、それそれが《全力攻撃I》《全力攻撃II》《全力攻撃III》を基礎特技としていると同時に、《サンプルB》は戦闘特技《命中強化I》を前提としているものとします。《サンプルC》は、同じ流派の別秘伝《サンプルA》を前提としているものとします。
秘伝 |
基礎特技 |
前提 |
《サンプルA》 |
《全力攻撃I》 |
なし |
《サンプルB》 |
《全力攻撃II》 |
《命中強化I》 |
《サンプルC》 |
《全力攻撃III》 |
《サンプルA》 |
置き換え戦闘特技の代用 |
大きな数字のついている置き換え戦闘特技は、基礎特技としてであれ、前提としてであれ、自身より小さな数字の戦闘特技の代用となります。
この例では、《全力攻撃III》は《サンプルA》《サンプルB》《サンプルC》すべてに対し基礎特技とみなすことができます。《命中強化II》は《サンプルB》習得の前提を満たします。
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即時置き換え不可に相当するルールは秘伝習得にはない |
置き換え戦闘特技には、即時置き換え不可(⇒『IB』22頁)のルールがあり、いきなりII以上の数字を持つものを習得したり、IからIIIに直接アップしたりすることはできません。
しかし、秘伝習得には、これに類する制限はありません。この例で言えば、《全力攻撃III》を習得したタイミングで、《サンプルA》《サンプルC》と立て続けに習得してかまいません。
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使用のルール |
置き換え戦闘特技の代用 |
基礎特技が置き換え戦闘特技である場合、使用においても、大きな数字のついている戦闘特技は、自身より小さな数字の戦闘特技の代用となります。
【サンプル】流派の場合、秘伝《サンプルA》習得者は、習得している《全力攻撃I》を《全力攻撃II》に置き換えたとしても、変わらず《サンプルA》を宣言することが可能です。
一般の戦闘特技でも、この代用は可能です(参照⇒追加FAQ1)。
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同時宣言の制限 |
戦闘特技《バトルマスター》などによって複数の宣言特技を同時に使用できるキャラクターは、秘伝を絡めても、同時に複数を宣言することができます。
ただし、それには以下の条件が加わっています。
・変化型秘伝をその基礎特技と同時に宣言することはできない。
・同一の基礎特技を持つ変化型秘伝を同時に宣言することはできない。
この制限において、さらに、次が加わります。
・置き換え戦闘特技は、この判断においては、「同一」とみなす。
そのため、この例において、《全力攻撃I》《全力攻撃II》《全力攻撃III》《サンプルA》《サンプルB》《サンプルC》は、どの2つを選んでも、同時に宣言することはできません。
同様、別流派の秘伝に《全力攻撃I》を基礎特技とする《サンプルX》があったとして、これと《サンプルA》《サンプルB》《サンプルC》のどれかを同時に宣言することはできません。
一般の戦闘特技でも、置き換え戦闘特技は同時に宣言することはできません(参照⇒追加FAQ2)。
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