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ゲームマーケット2016神戸レポート

みなさんこんにちは、いかがお過ごしでしょうか。
三度の飯よりボドゲ好き、グループSNE黒田尚吾です。
2月21日(日)ゲームマーケット神戸2016が開催され、グループSNE/cosaicも参加してまいりました!

当日の様子をレポートにまとめましたので、ぜひご覧ください!

執筆:黒田尚吾

1.会場は島の中

昨年まで関西のゲームマーケット大阪で開催されましたが今回はグループSNEのお膝元、神戸で行われました。しかも会場は
ポートアイランドという人工島!
海に囲まれた場所でゲームマーケットというのも、風情があって良いなぁと思いつつ、眠け眼を擦りながら荷物を運びます。
皆で準備をしていると主催であるアークライトの刈谷圭司さんがいたので、コッソリ抜けてお話を聞くことに。
「今回、会場が大阪から神戸に変わったからね。前回よりもスペースが広くて、駅からも近い。参加人数は年々増加傾向にあるので、今年もそうであれば良いなぁ。まぁ、今日一日お互い頑張りましょう!」とニコニコ顔で答えてくれました。





2.戦闘準備

ゲームマーケットは祭りであり、アナログゲーム市であり、戦争であります。
我がSNEボードゲーム班もA−06にて準備をバリバリこなします。
SNEの販売ブースではPOPであったりサンプル台を設けたりと、見ているだけでもワクワクする外観を目指しました。
そして、そして、今回の目玉は、何といっても「SNEゲームコンテスト2016」の入選作
『ギャンブラー×ギャンブル!』の発売と、同じく入選作の『ソラシノビ』(今春発売予定)の先行体験会でしょう!!
その他にも
『ソード・ワールド2.0 RPGスタートセット:拡張パック 妖精使い&拳闘士』の発売や、ライナー・クニツィアの『アタッケ』(3月発売予定)先行体験会とイベントが目白押しです。





そして今回お隣には
TRPGコーナーが!
グループSNEが神戸に本拠地を置いているという事もあり、全面的にSNEスタッフがバックアップ!
プレイタイトルも超最新作から人気作品まで様々な種類が遊べる事になっています。どれをプレイするか悩むラインナップで、仕事を抜け出して参加したかった わくわくしますね!





3.10:00 開場

「それでは、ゲームマーケット2016神戸開場します」
アナウンスと共に人がなだれ込んでくるのが遠くから見て取れます。
そしてすぐさま、あんなに広かった会場が人で埋まってしまいました。
特に人気ブースにはすぐに列ができ、祭りの熱気を感じます。
SNEの販売ブース、そしてお隣TRPG体験ブースにもあっという間に人だかりができ、ついつい圧倒されそうでした。





4.さぁ、ゲームを遊ぼうじゃないか!

今回は予想以上に来客者様が多く、予定を早めて試遊卓が稼働しました。
最新作から人気商品まで様々なゲームを全力で遊びます!
いやったぁぁぁぁぁあああ!!

まずは、
『ギャンブラー×ギャンブル!』
プレイヤーはカジノを潰すためのギャンブラーになりギャンブラーを雇って彼らを送り込み、大金を巻き上げるという何とも景気のいいゲームです。
『ギャンブラー×ギャンブル!』の試遊卓は朝から昼過ぎまでずーっと人だかりができていました。
数ある公募ゲームの中から選ばれただけあり、「面白かった!」「悩ましい!」という声を沢山いただき、そのままお買い上げしていただいた方も!






プレイしたゲームは他にもあります。
今春発売予定の
『ソラシノビ』は『ギャンブラー×ギャンブル!』と同じ公募入選作
こちらもあっという間に試遊卓は満席御礼でした。
「色々な事が出来るのに煩雑でない」「これ3000円なの!? 安すぎない!?」
というお声を頂きましたが、私もそう思います(笑)
『ギャンブラー×ギャンブル!』もそうですが1ゲーマーとして、この2つのゲームは凄いと思います。
見せてやろうぜ! 日本発のボドゲ魂!





勿論、海外のラインナップも同じくらい魅力的!
3月発売予定の
『アタッケ』のルールはとってもシンプルで、手札から出すカードの数の比べ合いが楽しいゲーム。末弥純さんが描く迫力あるパッケージイラストも魅力です。
初心者の方からベテランゲーマーまで、幅広い層に受けが良かったのも印象的でした。
作者はドイツのボードゲームデザイナーであるライナー・クニツィア
私は彼の作るゲームが大好きで、その洗礼されたシステムと悩ましさは美しくすら感じることがあります!
今回、試遊卓にて私は『アタッケ』を回していたのですが、プレイに参加したときは時間を忘れてしまうくらい熱中してしまいました(笑)





他にも、好評発売中の
『マギvs.ドラゴン』『学園メテオ』『ドラゴンズ・エッグ』等、SNE新作ゲームを沢山遊んでいただきました!
各卓から笑い声や叫び声? なんかも聞こえてくる何とも楽しい空間となり、ありがたいことに試遊卓は人が途切れることがありませんでした。






5.大人気! TRPGコーナー

今回、TRPGコーナーも盛況で整理券を求めてすぐに列が出来ました。
『ソード・ワールド2.0』『トンネル&トロールズ完全版』『ゴーストハンター03』『ダイス・オブ・ザ・デッド』『クトゥルフ神話RPG』『神我狩』とタイトルは魅力的なものばかり!






印象深かったのは「TRPGをプレイするのは初めて」という方が多かった事です。
「リプレイ動画は見たことあるけど、実際にプレイしたことはない」という声もチラホラ。
女性の方や小学生ぐらいの子なんかもいたりして、幅広い層のプレイヤーが楽しんでいるという印象を受けました。
TRPGに新たな風が吹き込んでいる! と黒田尚吾、身をもって感じました。



6.ブース、オレ、マワル

お昼過ぎに担当箇所から解放された私は、ゾンビのように会場を徘徊します。
もりもり紙幣が減っていくのはきっと気のせいでしょう。

アークライトさんの新作ゲームと発売予定ラインナップ。ワクワクしますねぇ!




ボードゲームショップ「バネスト」さん。見たことないゲームがずらり! 全てどんなゲームか説明してくれます!




アナログゲームショップ「ボードウォーク」の斉藤店長さん。ウォーゲームの品ぞろえは会場一です。




中村誠さんの「渡る世間はナベばかり」ありとあらゆる「ナベ」がひしめき合う神経衰弱的なゲーム。タイルがミープルの形になっていて、ひとりひとりがワタナベさんというフレーバーが秀逸でつい笑ってしまいます。




たなごころさんの「たたらばと森」。江戸時代山陰地方の森とたたら製鉄の共存をテーマにしたゲーム。今回は展示だけでしたが、あたたかい木のコンポーネントは見ていてワクワクしてきます。




豚小屋「知ったか映画研究家」「知ったか妖怪百物語」は今回試遊のみでしたが、4月末〜5月頭にはグループSNEから「知ったか映画研究家 スペシャル」が出ます!
テレビに取り上げられたり、芸能人の方がプレイしていたりと人気急上昇中タイトルでブースには問い合わせが多数来たとの事!
SNE版はさらにゴージャスに! さらにワイワイ出来るように! 誠意制作中です!
皆さま期待して待っててくださいね。




他にも色々なメーカーさん、ショップさん、サークルさんと回りました。あまりにも数が多いので割愛しますが、あっという間に時間は過ぎてしまいました。
その間、試遊させていただいたり、製作者さんや販売されてる方とお話したりと、私生活では味わえない特別な瞬間を過ごさせていただきました。

会場は午前は人の流れが激しかったのですが午後は比較的人の流れが穏やかになりゆっくり回ることが出来ました。
客層も女性が増え、新たな層がゲームマーケットに流れ込んできているのかなという印象。
同人ゲームに関しては前回「ゲームマーケット2015秋」に比べ新作が少なかったです。
代わりに、東京ゲームマーケットに行ってない人達が東京で出展されていた人気ゲームを買っている光景をよく目にしました。



7.祭りの終わり

時間も夕方5時となり閉会のアナウンスが流れます。
会場からは自然と拍手が起こり「ゲームマーケット2016神戸」は幕を閉じました。
いつもこの瞬間、センチメンタルになるのは私だけではないはずです。

ゲームマーケットに行くたびに色んな人との交流があり、色んな発見があります。
今回感じたのは、参加者のパワーが凄いという事です。
発信する人、制作する人、販売する人、買う人、遊ぶ人、皆一つの共通点があって
アナログゲームが大好きだという事で、それを肌で感じ、とても嬉しく思うのです。


急いで撤収作業を終えた後、カバンいっぱいの戦利品軽くなった財布と共に、会場を後にするのでした。
アディオス!「神戸ゲームマーケット2016神戸」!愛してるぜアナログゲーム!







家に帰って早速戦利品をパチリ。
これから楽しい説明書読みが始まりますが、今回のレポートはここまで!




次回は5月5日「ゲームマーケット2016春」
もちろん、グループSNE/cosaicも新作を引っさげて出展いたします。
では、東京でまた会いましょう!!




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