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株式会社グループSNEオフィシャルサイト

2016年 既刊案内

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2016年01月
汚れた赤を恋と呼ぶんだ
  著=河野裕
  新潮社  新潮文庫nex  定価:637円

 8月、七草は真辺由宇との再会を果たす。その夜に彼女から受け取ったメールには、「七草は引き算の魔女を知っていますか?」と書かれていた。引き算の魔女――それは自分の一部を引き抜いてくれる、不思議な魔女の噂だ。
 なぜ真辺由宇は引き算の魔女に興味を示すのだろう? わからないまま、七草もまたその魔女の噂を追い、ひとりの少女に出会う。安達。その少女が魔女の謎を、さらに深めていく。

       ※

 本書は階段島シリーズの3冊目です。
『いなくなれ、群青』『その白さえ嘘だとしても』の続編にあたりますが、これまでの2作とは違い、現実が主な舞台になります。
 階段島の彼らとは少し違う、成長することが許された、あるいは強制された少年と少女の物語を、ぜひお楽しみください。(河野裕)
ソード・ワールド2.0リプレイ 要塞少女と契約の騎士 (上)
  監修=北沢慶
  著=黒井龍/グループSNE
  富士見書房 富士見ドラゴンブック  定価:734円(税込)

 魔動機文明時代に栄華を極め、様々な魔動機械を生み出したリーンシェンク地方。
 その時代の遺産である最大の魔動機械「機動要塞」が動き出す時、物語は始まります。
 機動要塞同士による超弩級の戦闘。要塞を管理する謎多き機械仕掛けの少女。強大な戦力を有する凶悪な敵。そして、偶然機動要塞に乗り合わせた、相反する人族と蛮族の混成パーティ……。
 一歩間違えば地方が壊滅してしまうような危機を、果たして彼らは乗り越えることができるのか?

 ド派手なことをしてみたい――その想いを胸に、やりたいことを詰め込んだリプレイです!
 巻末にはリーンシェンク地方のワールドガイドを収録。過去に存在した超国家など、シナリオソースになりうる要素をまとめています。
 機動要塞を巡る、大規模でド派手な物語。ぜひご覧ください!(黒井龍)

2016.01.13
 →著者インタビュー
マギvs.ドラゴン
  作:ヨッヘン・シュヴィンクハマー
  訳:安田均、笠井道子、柘植めぐみ/グループSNE
  制作=グループSNE
  販売=cosaic
  定価:1800円(税別)

目指せ、大魔術師!
冒険カードを攻略することにより貴重な秘宝や魔力トークンを手に入れ、最終的に最も多くの、パワーストーン(勝利点)を手に入れた魔術師(プレイヤー)が勝利。その手番、場に出た2枚の冒険カードのうち、いずれを攻略するか、スタートプレイヤーから順に選んでいきます。
冒険カードには「呪文」「聖地」「エネルギーボルト」「魔物(モンスター)」の4種類があります。「聖地」と「エネルギーボルト」については、攻略を希望した魔術師全員が報酬を得られるので割と平和です。
しかし「呪文」を獲得できるのはたった一人だけ。複数の魔術師が集まった場合、魔力トークンによる競りが行われ、最高値をつけた魔術師がその呪文を手に入れます(何かと有利な効果を持ち主に与えます)。
さらに盛り上がるのが「魔物」の冒険カード。まず攻略希望者全員で倒すか、単独で倒すかを決定します。一人でも「この獲物はオレだけのもの!」と言い張れば、スタートプレイヤーから競りをはじめます。もちろん最高値をつけた魔術師が魔物を倒したことになり、報酬を独り占めします。攻略希望者全員で倒した場合は、全員が(独り占めのときよりは少ない)報酬を受けとります。
――と、ルールだけを読むと大人しめなゲームに思えますが、とんでもない! 特に「魔物」の冒険カードを巡っての攻防は白熱します。
「次のときも協力するから、ここは一緒に倒そうよ」なんて甘言に乗ってはいけません。ゲームの目的はただ一つ、だれよりも勝利点を多く稼ぐことです。そのためだったら、口約束ぐらい安いもの。だって、タダですもん!
また報酬で手に入る秘宝のなかには、2枚そろわないと効果のないものがあります(魔物を倒した際の報酬が増える)。なので、ライバル魔術師との交換が必須です。
「オレとお前は親友だよなっ」と肩を組んだ次の瞬間、激しい火花を散らす――そんなドラマがこのゲームにはあります。ぜひお楽しみください。(笠井道子)

2016.01.12
 ボードゲーム・ジャンクション特別版改め SNEゲーム・ジャンクション(2)
 マギvs.ドラゴン ---- 一時的同盟の楽しさ
2016年02月
グループSNEボード/カードゲームコンテスト受賞作
ゲームマーケット神戸にてイベント初売り! 体験卓もあります!
ギャンブラー×ギャンブル!
  作=宮野華也
  制作=グループSNE
  販売=cosaic
  定価:1,800円(税別)

 2015年初夏に開催いたしました「グループSNE ボード/カードゲームコンテスト」の受賞作が、いよいよヴェールを脱ぎます!
 あなたはとあるカジノを潰すために送りこまれたギャンブラー。いちばん貢献した者――すなわち、いちばんお金を稼いだ者が、ゲームに勝利します。問題はその「お金の稼ぎ方」。ギャンブラーのくせに、別のギャンブラーを雇って勝負するというアイディアが秀逸!
 各ギャンブラーには「当たりナンバー」というものがあり、毎ラウンド各自がこっそり選ぶ「運命カード」の数字合計がそれと同じになれば、お金がもらえるという仕組み。そう、これは、誰がどの運命カードを出すか「読み合い」のゲームなのです。しかし、それだけではありません。今回はどのギャンブラーを雇うべきか、先の展開も見据える必要があります。
 洞察力とはったり、その両方を武器に、他のギャンブラーを圧倒してください。
 デザイナーは新進気鋭の宮野華也。審査にあたった面々をうならせた本作品、まちがいなく面白いですよ!(柘植めぐみ)

2016.03.29 著者インタビュー

2016.02.04 ゲームマーケット2016神戸直前情報
2016.02.08 →製品情報
ゲームマーケット神戸にてイベント初売り! TRPGコーナーで試遊できます!
SW2.0スタートセット 拡張パック
妖精使い&拳闘士

  監修=安田均
  作=北沢慶/藤澤さなえ/グループSNE
  制作=グループSNE/cosaic
  定価:2,800円(税別)

 ソード・ワールド2.0入門セットの続編が登場します!
 基本となるスタートセットと一緒に使うことで、新しいキャラクターやダンジョンタイル、魔物データを取り入れて遊べるようになる拡張パックです。
 今回は、エルフ族のフェアリーテイマー、シャドウ族のグラップラーの新PCカードが追加。その他、迷宮や沼地をテーマにしたダンジョンタイルや、それらの場所に生息する魔物たちの新カードも追加されています。ダンジョンタイル上で使うチット類も、梯子や架け橋等、新要素も豊富に収録しています。
 もちろん、前回同様、キャラクターの使い方が学べるソロアドベンチャー1本と、みんなで遊ぶシナリオ3本も収録! 基本セットに劣らないボリュームながら、箱のサイズは半分に、コンパクトになって持ち運びも簡単になります。これまでスタートセットを遊んできてくださった方も、これから始められるかたも、ぜひぜひ遊んでみてください!(藤澤さなえ)

2016.02.04 ゲームマーケット2016神戸直前情報
2016.01.21 →製品情報
2016.01.13
 →著者インタビュー
ソード・ワールド2.0リプレイ
ドラゴンスレイヤーズ2-誰がために神は哭く-

  著=北沢慶/グループSNE
  富士見書房 富士見ドラゴンブック  定価:734円(税込)

 通常の冒険者の限界レベルである、15を超えた、“超越者”たちの新たなる冒険が始まる!
 2015年の夏に登場した、16レベル以上のキャラクターで遊ぶためのサプリメント『フォルトナコード』。その内容を思う存分活用し、世界の危機に挑む4人の超越者たちの英雄譚を描いたリプレイ、『かくて神への扉はひらかれる』の好評を受け、早くも第2弾が登場です。
 主立ったプレイヤーキャラクター(PC)は、前作でおなじみの4人。
 ルキスラ帝国を治める若き“野心の皇帝”ユリウス。
 アイヤール帝国第一位帝位継承権者にして“夢見の姫”ミスティン。
 若き凄腕の不死殺し、“不死者の裔”セイヴェル。
 偉大なるプロセルシアの竜騎士“美髯候”カーン。
 超越者となり、世界の危機を救った4人の前に、再び脅威が訪れる。
 17レベルになった超越者たちの、驚天動地の勲詩を見逃すな!

 なお、本書巻末には18レベルの騎獣データや作中で登場した魔物や特殊神聖魔法のデータも掲載予定(予告なく内容が変更される場合があります。ご容赦ください)。
 乞うご期待!(北沢慶)

2016.01.13
 →著者インタビュー
ドレッドノート ブースターパック
Chapter4 パラダイス・ロスト

  監修=安田均
  制作=加藤ヒロノリ、杉浦武夫、河端ジュン一/グループSNE
  KADOKAWAメディアファクトリー  価格:1パック 319円(税抜)
  1パック7枚入り/全104種

 ドレッドノートブースター第4弾『パラダイス・ロスト』では、第3弾から引き継いだ要素と新要素が融合し、さらに幅広く奥深いゲーム性が楽しめます!
 第3弾から追加された、「混色構築条件カード」や「アームズ」は健在! これまでになかった、「赤青」と「黄黒」の構築条件カードが追加されています。どちらもコスト(3)の強力なネームドユニットが存在! また、アームズは特定タイプのデッキをサポート。もちろん「赤青」と「黄黒」のアームズも増えています。
 そして新コンセプト「神律変換ユニット」が登場! 普通のユニットとしても使える上に、コードカードのようにコストを支払うことで使い捨てで効果を発揮できる、ホントに便利なユニットです。
『パラダイス・ロスト』の新カードは、今後の大会環境への影響も大! というわけで、注目のカードセット、よろしくお願いいたします。(杉浦武夫)

→著者インタビュー
→公式サイト

2016年02月~ 配信
推理アドベンチャー "ウロボロスの呪い"前編
  シナリオ翻訳=笠井道子/グループSNE
  (c)2015 Revolution Software
  (c)UNBALANCE Corporation

欧米で大人気を博した本格アドベンチャーの日本語版がついに登場!(笠井が翻訳を担当しました)
保険会社に勤めるアメリカ人ジョージとフォトジャーナリストのフランス人ニコが、盗まれた絵画をめぐる謎に挑みます。
画廊のオーナーが殺されたことに端を発し、事件は壮大な冒険活劇へと繋がっていきます。
女好きの美術評論家、斜に構えたカフェの店員、退廃的な未亡人、人嫌いな贋作師――一癖も二癖もある登場人物たちの繰り広げる愛憎劇には、フランスが舞台ならではのエスプリがこれでもかとちりばめられています。
ちょっとボンヤリな愛すべきジョージと一流ジャーナリストを夢見る強気なニコのやりとりも見所。
美しいグラフィックのおかげで、まるで映画のなかに入り込んだかのようにストーリーを読み進めていけます(充実したヒント機能も搭載されています)。
現在はAppPass(ソフトバンクのアプリ取り放題サービス)のみの配信ですが、今後さまざまなプラットフォームでの配信が予定されています。
ちょっと懐かしい雰囲気のアドベンチャーゲームをぜひお楽しみください。(笠井道子)

2016年03月
ソード・ワールド2.0ワールドオデッセイ
彷徨ノ塔 ‐フォビドゥンタワー‐

  監=北沢慶
  著=川人忠明、田中公侍/グループSNE
  KADOKAWA  定価:3240円(税込)

 2016年初の『ソード・ワールド2.0』大型単行本は、『ソード・ワールド2.0 ワールドオデッセイ 彷徨ノ塔(さまよいのとう)』だ! 今までのストーリー型サプリメントと同様にソロプレイでも、GMなしでも遊べるところは同じながら、小タイトルが変わったのにはもちろん意味がありますよ!
『彷徨ノ塔』はこれまでと違い、初の中レベル、高レベル対応となる。さらに、PCはなぜか塔の最下層で、記憶をすべて失った状態で目を覚ますのだ。覚えていることはただひとつ。「この塔にある何かを求めて、ここまでやってきた」ということだけ。
 PCは7~9レベルからのスタートとなるため、すでにキャンペーンをひとつ終えたPCをもう一度使ってみたり、過去のストーリー型サプリメントをクリアした後のPCを使ってもいいぞ。もちろん、何の準備もなくてもOK。ソロプレイにも対応したサンプルキャラクターと、高レベルで遊ぶ際の詳細なアドバイスが付いている。『ソード・ワールド2.0 RPGスタートセット』を遊んだことがあるならば、すぐにでも始められるぞ。
 なぜ記憶を失ったのか。すべての時間、空間につながっている《行潦ノ扉(にはたずみのとびら)》の奥にはどんな事件が待っているのか。そして、最上部《セレスティアルチェンバー》には何が待つのか。
 時空を超えるための〈隠世ノ羅針盤(かくりよのらしんばん)〉を手に、さまざまな「塔力」を駆使して、そのすべての謎に挑んでくれ。(田中公侍)
ソード・ワールド2.0リプレイ
新米女神の勇者たちリターンズ4

  著=秋田みやび/グループSNE
  KADOKAWA ドラゴンブック
  定価:648円(税込)

 お待たせいたしました、新米女神の勇者たち番外編的冒険がついに大団円を迎えます!
 ほのぼのと始まった小さな冒険も、少しずつ雪だるま式に大きくなり、シャレにならない事態を迎え、ついにアイヤール中枢を巻きこむことに。
 ぞんざい勇者団は再び平和な日常を取り戻すことができるのか、GMの野望と目論見ことごとく挫かれまくりのクライマックス、どうぞお楽しみくださいませ。(秋田みやび)
ゲームマーケット神戸にて体験卓あり!
ライナー・クニツィア
アタッケ

  作=ライナー・クニツィア
  訳=安田均/柘植めぐみ
  制作=グループSNE
  販売=cosaic
  定価:1,800円(税別)

 ライナー・クニツィア氏による名作カードゲームが完全日本語版で復活!
 ゲームのテーマは騎士による一大トーナメント。競技は剣、斧、槍、モーニングスター、格闘の5種目あります。
 各種目は色分けされたカードで表されています。最初のプレイヤーがたとえば「斧(青)3」のカードを出したら、以降のプレイヤーはそれを上回る同色のカードをプレイするかパスするかします。その結果、合計で最も高い数字を出したプレイヤーがその種目に勝利します。
 こうして、だれもよりも先に5種目のうち4種目について勝利したプレイヤーがトーナメントの覇者となります。
 というようにルールは実にシンプルですが、どの種目にも使える強力な「盾」カードがあります。詳細はさておき、この「盾」カードの使いどころが勝利への鍵を握るといっても過言ではないでしょう。
 カードデザインもすべて描き下ろし、そして注目のパッケージイラストはなんと末弥純さん。ぜひ製品版でそのすばらしいアートワークをご確認ください。
 1プレイ15~30分で終了しますので、ご家族・お友だちが集まったときに楽しむのに最適な逸品。お楽しみください。(笠井道子)

2016.03.29 著者インタビュー

2016.03.23 製品紹介

2016.02.26 ゲームマーケット2016神戸レポート

2016.02.04 ゲームマーケット2016神戸直前情報
2016年04月
ゾンビサバイバルRPG ダイス・オブ・ザ・デッド
  監修=安田均
  著=大井雄紀/グループSNE
  KADOKAWA  定価:3200円(税別)

 本作はゾンビの闊歩する荒廃した東京を舞台に、ハーフゾンビとして蘇ったPCたちが生き残りをかけて戦うゾンビサバイバルRPGです。
 ハーフゾンビとはゾンビに噛まれて一度は死亡した者が、本来なら同じくゾンビとなるはずなのに、なぜか理性を持ったまま蘇った者たちのことです。ハーフゾンビは高い身体能力に加え、空腹を感じない、ゾンビに複数回噛まれてもゾンビにならない、など荒廃した東京に最適な存在でもあります。
 ですが、ハーフゾンビはただの人間に一日に一度肉体的接触を行わなければ、体内の”ZOMB細胞”(ゾンビ化する原因です)により、ゾンビになってしまいます。そのためハーフゾンビたちの多くは生存者やハーフゾンビの仲間を集めて、コミュニティを形成して東京を生き抜くために協力し合っています。

 さて、本作は特徴的なシステムがあります。
 GMとPC全員で3dずつ振り合い、その出目を一度全員が共有してから出目を取り合う「ダイスドラフト」システム。
【感染度】の上昇によりゾンビへと近づいてしまった仲間は、特定のタイミングで突然他の仲間へと襲い掛かってしまうため、【感染度】が限界を超えてしまった人物を投票し追放する「フラッシュバック」システム。
 またGMなしでも遊べる「シナリオクラフト」ルールなど、盛りだくさんな内容となっております。ぜひぜひご期待ください!(大井雄紀)

2016.05.06 KADOKAWAホラーコンベンションレポート

2016.04.28 エラッタ Q&A 掲載


2016.04.26 著者インタビュー 掲載

2016.04.12 コーナーOPEN
 『ゾンビサバイバルRPG ダイス・オブ・ザ・デッド』とは? 掲載

2016.04.08 4/15(金)19:00~ニコ生セッションスタート! キャラ作成編動画も配信中!

2016.04.08 4月~の各種イベントで体験できます!(詳細はイベント情報をご覧ください)

2016.03.10 
待望の完全新作TRPG、『ダイス・オブ・ザ・デッド』がついにヴェールを脱ぐ! ドラゴンブック春の大TRPG祭へGO!
ソード・ワールド2.0リプレイ
Rock'n Role 2 ガンズ&ウルブズ

  著=ベーテ・有理・黒崎/グループSNE
  KADOKAWA ドラゴンブック  定価:660円(税別)

 部族を滅ぼした追放者を誅し、仲間の仇を討たんがために、人狼の少女は唾棄すべき人の技術――銃をその手に取った。
 血の滲むような修行の果てに、異形の戦闘術を身に着けた彼女は、家族を、友、同胞を殺した悪鬼に、今こそ絶望を教えんと、西の果てにある混沌の帝国に舞い降りる。
 仇を目の前にし、少女は餓狼の如き笑みを浮かべ、言った――
「よう、久しぶりだなトワイニア」
 仇はいぶかしげに眉を顰め、首をかしげる。
「……誰?」

 それは、少年と少女、そして銃弾と人狼の物語――

(ベーテ・有理・黒崎)
【お詫び:発売日延期について】

グループSNEボード/カードゲームコンテスト受賞作
ゲームマーケット2016神戸にて初お披露目!
ソラシノビ
  作=寺島由人
  制作=グループSNE
  販売=cosaic
  定価:3,000円(税別)

 「グループSNE ボード/カードゲームコンテスト」受賞作、第2弾!
 宇宙と書いて、ソラと読む――ソラシノビ、すなわち宇宙忍者。
 プレイヤーは銀河で暗躍するソラシノビの一団を率いて、さまざまな星の政府に働きかけ、思いどおりに人口を増減させたり、他星に戦争を仕掛けたりします。ときには自分のシノビコマの代わりに、中立の「下忍コマ」を送りこんで悪さをすることも。
 コマの配置、星の効果、得点計算をくり返し、4ラウンドが終わったところでゲーム終了。もっとも多くの得点を獲得しているプレイヤーが勝利します。
 パッケージイラストは、モンコレTCGドレッドノートでもおなじみのしろー大野さん。「わたしは宇宙忍者を描くために生まれてきました!」とまでおっしゃった渾身のイラストは必見です!
 また豪華なコンポーネントには色鮮やかな惑星ボードだけでなく、ミープルコマに貼る超かわいいシールも入っていますよ!(註:シールは貼らなくても遊べます)。
 デザイナーは、これまでもオリジナルゲームで実績のある寺島由人。その完成度の高さに審査員の面々が驚いた、ワーカープレイスメントゲームの入門としても最適な『ソラシノビ』をぜひプレイしてください!(柘植めぐみ)

2016.04.25 製品紹介

2016.04.08 4月~の各種イベントで体験できます!(詳細はイベント情報をご覧ください)

2016.03.29 著者インタビュー
2016.03.28 紹介動画
2016.02.26 
ゲームマーケット2016神戸レポート
知ったか映画研究家 スペシャル!
  作=黒田尚吾/グループSNE
  制作=グループSNE
  販売=cosaic
  定価:1,800円(税別)

 あなた達は知ったかぶりばかりしている映画研究家です!
 ひょんなことから、論評会に呼ばれたあなた達。
 知恵と勇気とトーク力で、この危機を乗り越え、真の「知ったか映画研究家」になることを目指します!
 プレイヤー達は2枚のカードとサイコロによって作られた架空の映画について論評しなければなりません。しかも知ったかぶりで通しているあなた達は他プレイヤーが言ったことをすべて肯定しなければならないのです!
 おかしな謎映画が出来上がっていく様は笑いなしでは語れません!
 今作は映画だけでなく様々な事に対して「知ったか」出来るオリジナル知ったか作成ルールも収録! 「知ったか世界○○選手権」や「知ったか○○祭り」などオリジナルテーマ例も15個入った大ボリュームにてお届けいたします!
 TVでも取り上げられた話題作、ワイワイ楽しめる爆笑必須の論評会、是非お楽しみください!(黒田尚吾)

2016.04.25 製品紹介

2016.04.08 4月~の各種イベントで体験できます!(詳細はイベント情報をご覧ください)

2016.03.29 著者インタビュー
2016年05月
ドレッドノート スターターデッキ
刻印ノ槍

  監修=安田均
  制作=加藤ヒロノリ、杉浦武夫、河端ジュン一/グループSNE
  KADOKAWAメディアファクトリー
  価格:各1500円(税抜)  カード52枚入り(構築済みデッキ)
  プレイマット(裏面デッキ解説書)、ルールブック付

 ドレッドノート(ドレノ)に第5のクラスタ(色)である「緑」が登場します! 「緑」は北欧神話がテーマのクラスタです。
『刻印ノ槍』は、その「緑」の要素を凝縮したスターターデッキ。主神である《オーディン》を活躍させられるデッキの他、ルールブック、プレイマット&世界観解説、クイックリファレンス&デッキ解説書と、ゲームを遊ぶのに必要なすべてのアイテムが揃っています。
 ドレノは1色のカードがあればデッキを構築できるので、「緑」が登場するこれからが新たにドレノをはじめる絶好の機会! ぜひぜひ、お手に取ってみてください!
 同時発売の『グリンウィンド・サガ』も要チェックです。(杉浦武夫)

2016.05.13 著者インタビュー
ドレッドノート ブースターパック
Chapter5 グリンウィンド・サガ

  監修=安田均
  制作=加藤ヒロノリ、杉浦武夫、河端ジュン一/グループSNE
  KADOKAWAメディアファクトリー
  価格:1パック 319円(税抜) 1パック7枚入り/全84種

 まずは同時発売のスターターデッキ『刻印ノ槍』をご覧ください。
『グリンウィンド・サガ』は題名のどおり、「緑」のカード充実がメインコンセプトのセット。「緑」の特徴である新ルール「刻印」を活用するカードをはじめ、ドレッドノートに新風を巻き起こすカードが満載です!
 もちろん従来の4クラスタ(赤、青、黒、黄)のカードも収録。「Sサイズなのに、Mサイズのユニットのようにも活用できる能力」である「臨機応変」を持った目玉カードなどが、各色に収録されています。
 新勢力参入でストーリー展開も加速! 公式HPで公開中の、河端ジュン一が描き出すWeb小説にも注目です!(杉浦武夫)

2016.05.13 著者インタビュー
ソード・ワールド2.0リプレイ
レーゼルドーン開拓記 世にも不憫な冒険者たち

  著=大井雄紀/グループSNE
  富士見書房 富士見ドラゴンブック  定価:713円(税込)

 お待たせいたしました! 1巻が大変なところで終わってしまった『レーゼルドーン開拓記』の2巻がついに登場です。
 本来1巻で倒されるはずだった彼が、本来はなかった時間を使って開拓村を狙って様々な悪だくみを始めます。
 そんな敵の野望を防ぐため、アンデッドの集落を利用してみたり、大破局を逃れた人族の隠れ里を発見したりと、エミリーたちが西へ東への大奔走!
 1巻で散々辛酸を舐めさせられたエミリーたちが、ついにGMに逆襲の牙を向ける!!
 果たしてエミリーたちはGMを含めた敵の野望を阻止できるのか、こうご期待です!

 巻末には1巻同様オリジナル魔物データやアイテムデータを収録しておりますので、ぜひぜひよろしくお願いいたします。(大井雄紀)
2016年06月
ダイス・オブ・ザ・デッド ボードゲーム TOKYO ARMAGEDDON
  監修=安田均
  ゲームデザイン=西岡拓哉
  ディべロップ=柘植めぐみ/グループSNE
  制作=グループSNE
  販売=cosaic
  定価:4500円(税別)

 まったく新しい協力型ストーリーゲームが登場!
 ゾンビサバイバルRPG『ダイス・オブ・ザ・デッド』と同じ世界で、ハーフゾンビであるキャラクターは力を合わせてシナリオの目的達成を目指します。舞台はTRPGの半年後。ゾンビが巣くう東京を壊滅させるため、某国が核攻撃を計画しています。キャラクターたちはそれを防がねばなりません。
 “ダイス”と名がつくだけあって、その振り方に注目! 箱裏に印刷されたダイスシートを使い、TRPGとはまた違ったダイスプールのコンセプトがきっとおもしろいはず。さらにこれは全体として「ゾロ目重視」システムとつながり、アクションの幅を広げたり、戦闘の優劣を決めたりします。
 雰囲気たっぷりのボード、8本のシナリオ、TRPGと共通のイラストを使用した敵カードやアイテムカード、計25個のダイス、キャラクターの状態を秘密のするためのスクリーンなど、内容物は超豪華。
 どうして状態が秘密かって? それは――傷ついて「感染度」が高まると、いつしか本当の「ゾンビ」になってしまうかもしれないからです。そうなると味方を襲ってしまいますが、その前に「告発」できれば悲劇を避けられるかもしれません。彼はいまどのような状態なのか――ダメージや言動から推測してください。
 しかしキャラクターはそれぞれハーフゾンビゆえ、自分ではどうしようもない「トラウマ」も抱えています。カードで表されるこの葛藤、強迫観念が、ゲームをいっそう面白くするでしょう。
 2~5人用ですが、同じシナリオでも3人プレイと4人プレイではかなり感覚が変わります。いろいろな遊び方を試してみてください。1シナリオ60~90分。成長要素もありますよ! (柘植めぐみ)

2016.02.28 シナリオ『ルーキー救出』掲載

2016.06.14 製品情報

2016.06.13 グループSNEチャンネル ティーチング動画

2016.04.12 コーナーOPEN
 『ゾンビサバイバルRPG ダイス・オブ・ザ・デッド』とは? 掲載

2016.04.08 4月~の各種イベントで体験できます!(詳細はイベント情報をご覧ください)
ソード・ワールド2.0リプレイ 要塞少女と契約の騎士 (下)
  監修=北沢慶
  著=黒井龍/グループSNE
  富士見書房 富士見ドラゴンブック  定価:756円(税込)

 人族のレトとギュズ。
 バルバロスのドレッドとラージュ。
 立場も考え方も種族も異なる4人は偶然から同じ機動要塞に乗り込み、管理魔動機ポルタによって機動要塞の管理者として登録されます。
 時に反目しながら、時に協力しながら、宿敵である“ヴラフォスの刃”を打倒すべく、行動を共にしていました。

 なんだかんだと力を合わせているうちに打ち解けていった一行は、ついに“ヴラフォスの刃”が操る機動要塞アルマトゥラとの決戦に挑むことになりました。
 激しい戦いの末、見事勝利を収めることに成功します。

 しかし、その中に肝心のヴラフォスの姿はなく、本拠地にいるヴラフォスの切り札が発動し、超遠距離からの砲撃によるリーンシェンク地方に対する侵略が始まってしまいます。その超長距離の射程の前に、パーティには打つ手なしの状態に。
 そこでポルタが伝えてきた、現状を打破しうる『とある手段』とは?
 現代に甦った機動要塞を巡る戦いは、いよいよクライマックスです!

 巻末には『機動要塞管理ルール』を掲載しています。
 オリジナルの機動要塞を作成し、それを用いた冒険ができるようになっています。突き詰めていくと、海をいく要塞や空をいく要塞までも作り出すことができちゃいます!
 ぜひこの管理ルールを用いて、機動要塞を操る大スケールの冒険に飛び出してみてください!(黒井龍)

2016.01.13 →著者インタビュー
2016年07月
メディチカードゲーム
  作=ライナー・クニツィア
  訳=安田均/柘植めぐみ
  制作=グループSNE
  販売=cosaic
  定価:1800円(税別)

 ルネサンス時代にイタリアの都市フィレンツェで栄華をきわめた商家メディチ家。その名前を冠したボードゲーム『メディチ』は、ライナー・クニツィアの「3大競りゲーム」の1つとして有名です。
 そのカードゲーム版が、世界に先駆けて日本に見参!
 カードゲームに競りの要素はなく、より手軽なファミリーゲームになっています。こちらで重要なのは「セットコレクション」。
 手番には山札から商品カードを3枚までめくり、最後にめくったカードを必ず獲得しなくてはいけません。さらに手前2枚のカードも追加で手に入れられます。こうして自分の「船」に計5枚を積んだプレイヤーから抜けていき、全員の積みこみが終わったら決算。これを3ラウンドくり返すのですが、それまでのラウンドで獲得した商品は「倉庫」に貯まっていき、どれだけ同じ商品があるかによって独占によるボーナスが入ります。
 ボードゲーム版とは異なり、船に積み終わっていないプレイヤーが1人だけになったら残り手番は1回しかありませんので、ご注意を。
 カードめくりをどこでストップするのか。カードの数字を優先するのか、5種類の商品のいくつかにターゲットを絞るのか。
 冷静な状況判断とちょっぴりの運が、勝利には必要です。 
 巨匠の最新作カードゲームをぜひお楽しみください。末弥純さんのパッケージイラストンも注目! ボードゲーム版も秋発売予定ですよ! (柘植めぐみ)

2016.07.07 製品紹介

2016.03.29 著者インタビュー
ソード・ワールド2.0 バルバロスブック
  著=北沢慶/グループSNE
  KADOKAWA  定価:972円(税込)

 今年の夏は、蛮族がアツい!?
 7月に登場する文庫サプリメント、『バルバロスブック』は、タイトル通りに全編まるまる蛮族づくしの一冊!
 これまでサプリメントに登場した蛮族種族をすべて網羅し、さらには新規の種族も登場。
 今回新登場するのは、ドレイク(ナイト)、バジリスク、リザードマン、ケンタウロスの4種族! 特にドレイク(ナイト)とバジリスクは、竜・魔物形態への変身が自在に行え、まさしく蛮族のエリートとして振る舞い、活躍することが可能となっています。
 そして変身能力を持つ種族のための追加技能、「フィジカルマスター技能」も登場。変身後の能力も、プレイヤーごとに自由にカスタマイズすることができます。
 さらには妖魔や巨人、戦士の一族など、蛮族たちを18のカテゴリに分けて詳細を解説。ストーリーとイラストも交え、より世界の深化とロールプレイのイメージソース、GMのシナリオネタとして大いに活用できます。
 “穢れ”を持つキャラクターのみが使用できるアイテムや、18体の「名前を持つ魔物」のデータも掲載され、ボリューム満点の盛りだくさんな一冊となりました。
 この夏は、ぜひ蛮族の一員となり、混沌と戦乱の蛮族社会の中で、のし上がっていくキャンペーンを楽しんでください! (北沢慶)

2016.10.14 著者インタビュー

2016.09.23 製品情報

ドレッドノート ブースターパック
Chapter6 コード・ヴァナルガンド

  監修=安田均
  制作=加藤ヒロノリ、杉浦武夫、河端ジュン一/グループSNE
  KADOKAWAメディアファクトリー
  価格:1パック 319円(税抜) 1パック7枚入り/全84種

 先のセットで新色「緑」が増えたドレッドノートに、ブースターパックが登場です。
『Chapter6 コード・ヴァナルガンド』では、これまでに存在しなかった混色構築条件「青緑」「黄緑」「緑赤」「緑黒」の強力カードを追加!
 Chapter5では「緑」のカードが多めでしたが、このセットからは5色ほぼ均等のカード比率。メインビジュアルの《恵比須 ユイ》&《アメノウズメ》の他、初回BOX封入特典として《アテナ》と《シヴァ》も封入されていて、初代セットから遊んでいる人にも最近遊びはじめた人にも魅力的なセットに仕上がっています。
 緑混色の他、「赤赤」「青青」「黒黒」「黄黄」「緑緑」という単色コンセプトも強力サポート。まさにブースターと呼ぶにふさわしい、ドレノを加速させる内容です!(杉浦武夫)

→公式サイト
ラプトル完全日本語版
  作=ブルーノ・カターラ&ブルーノ・フェデュッティ
  訳=安田均/グループSNE
  制作=グループSNE
  販売=cosaic
  定価=3500円(税別)

 ブルーノ・カターラ氏とブルーノ・フェデュッティ氏の強力タッグでお送りするのが、2人用ボードゲーム「ラプトル」です。
 舞台は太平洋の孤島。プレイヤーのひとりは、絶滅を免れた恐竜――メスのウェロキラプトル――となり、研究者たちの手から子どもを逃すことを目指します。対して、もうひとりのプレイヤーは、研究者たちとなり、ラプトル(恐竜)の子どもたちをとらえようと島内を駆け回ります。
 毎ラウンドプレイヤーは自分の手札のカードを1枚選び、場に出し、同時に公開します。
 カードには1~9までの数字と、特殊能力が書かれています。相手よりも低い数字のカードを出せば特殊能力が使用でき、高い数字のカードを出せば相手との数字の差分だけアクションポイントを得てそれを消費して行動できます。
 特殊能力かアクションか。
 相手の出すカードを読んでの駆け引きは、まさに恐竜VS人間の手に汗握る駆け引きそのものです。(こあらだまり)

PV動画公開中!
  ゲーム概要編 / トレイラー編 / ルール編
  (動画制作:MATAGOT、日本語字幕:グループSNE)
2016年08月
第一回グループSNE ボード/カードゲームコンテスト選外佳作
アニマルマインド
  作=Cacio
  制作=グループSNE
  販売=cosaic
  定価:1,800円(税別)


 ようこそ、森のバザールへ。おいしい卵にキレイな毛皮があなたを待っています……と聞くと、ほのぼのとしたゲームと思われるでしょうが、じつは驚くほどシビア!
 プレイヤーはネズミやキツネといったずる賢い動物の商人となり、直感(アニマルマインド)を頼りに野望(アニマルスピリット)に燃えて、大儲けを企みます。
 手番には山札から商品カードを1枚めくってこっそり確認し、他のプレイヤー1人に交渉を持ちかけるだけ。このとき、種類か数字のどちらかを「正直に」宣言しなくてはいけません。相手は両面仕様の「受取/拒否」カードを使って意志を表明しますが、これらはしょっちゅうひっくり返るので、受け取りたくとも受け取れないこともしばしば。相手が受け取らなかったなら、カードは手番プレイヤーのものになります。
 こうして商品カードを集めていくのですが、1人が持てるカードは4種類中3種類まで。うっかり4種類目を受け取ってしまうと、価値の高いカードを捨てなくてはいけません。 あなたは他人に損をさせ、自分だけが得をすることができるでしょうか。
 グループSNEゲームコンテストの選外佳作に選ばれた『正直者の罠』が、テーマも新たに登場! 華やかなイラストはTCGでもおなじみの佐々木亮さんです。
 デザイナーはCacioさん。これまでも同人でたくさんの面白いゲームを発表してきた実力者です。
 シンプルさ&かわいらしさと、ゲームの悩ましさのギャップを楽しんでください! (柘植めぐみ)
ブラックストーリーズ シットハプンズ:実際にあっためちゃくちゃ愉快で不快な50の"黒い"謎
  作=コリンナ・ハルダー&イェンス・シューマッハ
  翻訳=グループSNE/安田均、柘植めぐみ、石野力、ロスケン・マーカス
  制作・販売=グループSNE/cosaic
  定価:1500円(税別)

 お待たせしました『ブラックストーリーズ ファニーデス』のデザイナー、コリンナ・ハルダーとイェンス・シューマッハのコンビによる新作をご紹介!
 今回は『シット・ハプンズ』。不運にも起きてしまった事故や事件をもとに作られたブラックストーリーズです。そう、『ファニーデス』に引き続いて、これら50の謎はすべて実話なのです!
 怒った男はなぜアスファルトに口づけした? あるものを食べた男はなぜ数週間後になってから吐き気に襲われた? 思わず「えっ本当?」と言いたくなる、愉快で不快な謎の数々。
 リドルマスター(出題者)がYES/NOで答えられる質問を繰り返して、真相に迫ってください。ヘンテコでトンデモな50の“黒い”謎を解き明かすのはあなたです!(石野力)

2016.08.18 グループSNEチャンネル8/10の生放送ログ
 ブラックストーリーズ シットハプンズ 発売記念放送 part1 / part2
 GENCON2016 最新レポート
ソード・ワールド2.0リプレイ
Rock'n Role 3 ヴァンパイア・ゲームエンド

  著=ベーテ・有理・黒崎/グループSNE
  KADOKAWA ドラゴンブック  定価:734円(税別)

 ロックンロールな物語もついにクライマックス!
 人族と蛮族が生きる坩堝の如き混沌の帝国で、ライフォスとダルクレムの神殿を巻き込んだ吸血鬼の陰謀が花開く。
 少年侍祭の死が、神殿間に横たわる導火線に火を点けた時、人が求めるは調和か、それとも抵抗か……

 少女の過去が導く先には、なにが待っているのか……

 今、吸血鬼(ヴァンパイア)の死亡遊戯(ゲーム)の火蓋が斬って落とされる!(ベーテ・有理・黒崎)
2016年09月
ぼんくら陰陽師の鬼嫁
  著=秋田みやび
  KADOKAWA 富士見L文庫
  定価:670円(税込)

 アパートの火事によって、行き場を失くし経済的にも困窮してまったホームレス直前極貧大学生・野崎芹は緊急避難的措置として、通りすがりの青年が持ちかけた契約結婚に踏み切った。しかし、その相手である北御門皇臥は式神を操ることだけに長けた陰陽師。つまり、家柄だけのぼんくら陰陽師であることが判明。
 折角手に入れた衣食住、北御門家の経済状況を立て直すために、芹はプロの嫁として契約夫の生活&仕事のサポートを務めることにした!
 もふもふな式神たち、元気なじじいとばばあ。可愛い女の子と、奇妙な怪談話。秋田の好物を詰め込んだライトホラーです。
 新しい秋田みやびの一面として、手に取っていただければ嬉しく存じます。(秋田みやび)
ソード・ワールド2.0サプリメント
プレイヤーズ・ハンドブック ディルフラム博物誌

  著=秋田みやび/グループSNE
  KADOKAWA
  定価:3600円(税別)

 博物誌、初の蛮族領の紹介になります!
 蛮族たちの国がどのように営まれているのか、人はそして蛮族はどのよな冒険をすることができるのかという参考になるのではないでしょうか。
 7月刊のバルバロスブックと合せて、蛮族プレイを楽しまれるもよし。または、人族となってこの国の支配から脱出するもよし。
 新たな楽しみの可能性が広がっていると思います、どうぞ、よろしくお願いします。(秋田みやび)

2016.10.14 著者インタビュー

2016.09.23 製品情報

※JGC2016で先行販売予定(100個限定)
トンネルズ&トロールズ完全版

  ゲームデザイン:ケン・セント・アンドレ
  パッケージイラスト:リズ・ダンフォース
  翻訳:安田均/グループSNE
  日本語版デザイン:冒険企画局
  制作・販売=グループSNE/cosaic
  定価:6000円(税別)

 1975年世界で2番目に誕生して今も残るロールプレイング・ゲーム『トンネルズ&トロールズ』が、去年40周年を記念して、それまでのルールを集大成したデラックス・トンネルズ&トロールズ(DTT)を出した。それを完訳したのがこれ『トンネルズ&トロールズ完全版』だ。完全版と名づけただけあって、ここでは編著者ケン・セント・アンドレとリズ・ダンフォースが永年のルールから取捨選択し、第1部を基本ルール、第2部をさらなる詳細(選択ルール)としてあるので、これからと言う人も、これまで遊んできた人も、それぞれにあった形で楽に遊べるようになっている。
 何と言っても目につくのは、第3部の背景世界〈トロールワールド〉。これまで公式の背景世界を喧伝してこなかったT&Tだが、集大成もあって、ケンたちの初期に遊んだ世界がはじめて全貌を現した。しかも、ここでは地理だけではなく、10万年にもおよぶ世界の歴史も語られる。これがケンの八方破れ風著述法もあって、抜群におもしろい。T&Tが諸種族うごめく融和世界(対立しまくりだが、要は諸種族混淆ということ)であることが、よくわかる。こうした時間と空間による背景設定があるので、何回ものキャンペーンで遊ぶさいにも苦労はしないにちがいない。
 そう、ここはぜひ、この完全版で何度もT&Tを遊んでほしい。それに沿った冒険点成長ルールにもなっている。第3部にはおなじみソロ・アドベンチャーも載っているし、GM用3部構成のシナリオも付いている。しかも、内容がソロは「キャラが死んだとき1回蘇れるように」だし、GM用は第3のイーグル大陸でのミニキャンペーンだからだ。
 今回の日本版は、単行本1冊をルールブック3分冊にし、さらにGMマスタースクリーン、キャラクターシート、世界マップ、特製T&Tデモンダイス30個、特製T&Tカード電卓を加えたという豪華な内容になっている。これで鉛筆1本と友達最低1人さえいれば、すぐに遊ぶことができる(プレイヤー1人がキャラ2~3人持つのはT&Tでは楽勝だ)。もっともクラシカルでいて、ユーモラスで過激な現代性もあわせ持つT&Tに、これを機会にぜひ飛び込んでほしい。

 ちなみに近々、冒険企画局さん編集の『トンネルズ&トロールズでTRPGをあそんでみる本』というガイドブックも登場する。こちらもぜひ。
 また、新たなソロ・アドベンチャーやシナリオなども続刊を予定している。ご支援よろしく。(安田均)


2016.10.04 エラッタ掲載(※重要なエラッタあり)

イベント情報
 10/01(土) ソード・ワールド2.0 トンネルズ&トロールズ完全版  体験会
 10/02(日) トンネルズ&トロールズ完全版発売記念セッション

2016.09.08 著者インタビュー

2016.08.24 トンネルズ&トロールズ完全版 製品紹介
ソード・ワールド2.0カードアドベンチャー
  監修=安田均
  ゲームデザイン=清松みゆき
  ディベロップメント=グループSNE
  制作=グループSNE/cosaic
  定価:4500円(税別)

 SW2.0カードアドベンチャーは、SW2.0世界での冒険をカードゲームの形で再現したものです。プレイヤーは冒険者となり、自身の能力を表すキャラクターカードを用いてゲームに挑みます。待ち構える罠や魔物は、シナリオカードという形で用意されており、これを解決していくことで物語を完成させていくゲームとなっています。
 母体となったTRPGの設計や設定を引き継ぎつつも、このゲーム専用の特殊ダイスを使うまったく新しいシステムで冒険者は冒険に挑みます。一人だけでは解決できないときには、ダイスを他プレイヤーに手渡すことで支援を受けることもできる協力型のゲームです。
 シナリオカードはピラミッド状に配置されて、冒険物語を形成します。これに対し、パズル的なアクセスを行うことで、クライマックスへの道筋を開き、解決の準備を整えていく努力が要求されます。
 冒険シナリオはキャラクターの成長に合わせて5レベル分が用意されています。これらをすべてクリアしたとしても、「ハードモード」や「ドッペルゲンガールール」など、プレイヤーたちの挑戦意欲をかき立てて再度の冒険に誘う選択ルールがあります。総計で300枚を超えるカードボリュームを持つこのゲームは、飽きずに長く遊ぶことができるでしょう。(清松みゆき)

2016.10.14 著者インタビュー

2016.09.23 製品情報

2016.09.16 紹介動画

イベント情報
 10/01(土) 
ソード・ワールド2.0 トンネルズ&トロールズ完全版  体験会
猫と幽霊と日曜日の革命 サクラダリセット 1
  著=河野裕
  KADOKAWA 角川文庫
  定価:648円(税込)

 住人の半分が特殊な能力を持つ街、咲良田。高校1年生の浅井ケイは、過去に体験した五感や思考を正確に思い出す「記憶保持」能力を持っていた。彼は、最大で3日ぶん時間をまき戻す「リセット」能力を持つ少女、春埼美空と共に、事故に遭った猫を助ける依頼を受ける。
 猫が事故に遭う2日前に戻ったふたりだったが、ケイの記憶にない様々な出来事が巻き起こり――

 本書は2009年から2012年にかけて角川スニーカー文庫から出版させていただいた、『サクラダリセット』シリーズの1冊目です。このたび、文章の修正、加筆をして、角川文庫から新たに出版させていただくことになりました。
 非常に思い入れの深いシリーズですので、手にとっていただけましたら幸いです。(河野裕)

2016.10.11 著者インタビュー

2016.09.23 『サクラダリセット』メディアミックスプロジェクト発進!

■ 特設サイト
 原作 / 映画
2016年10月
ボードゲーム・ストリート2016
  著=安田均/グループSNE
  新紀元社  定価:1800円(税別)

 毎年おなじみ、去年1年に世界で出たボードゲーム/カードゲームを総ざらえする世界でも珍しいボードゲーム年鑑「ボードゲームストリート」が今年も出ます。
 いつもの、安田均が選ぶ16のベストボードゲーム、柘植めぐみによる‘これだけは遊んでほしい‘ボードゲーム・リプレイ、記録より記憶に残る佳品をおもしろおかしく綴る「ウニ頭にもできるもん」、そしてボードゲームに情熱を傾ける5人のホンネ面白座談会、他にも、ドイツゲーム大賞ほか各賞、アプリで出たボードゲームや、日本の作品、あるいは日本で出た翻訳作品など定例の記事に加え、今年は「アメリカボドゲ事情」「アジアボドゲ事情」「ゲームカフェ、ショップの広がり」など新たに目につく潮流を記事として掲載しました。
 ボードゲームの好きな人、毎年の流れをウォッチしたい人はもちろん、いままさに生きのよい「ボードゲーム・カードゲーム」という、現代最先端のエンターテインメントを知りたい人には欠かせない、必携の1冊です。 (安田 均)

2016.10.04 著者インタビュー
シヴライゼーション
  作=ジャン・ザルスキー
  翻訳=安田均/こあらだまり/グループSNE
  制作・販売=グループSNE/cosaic
  定価:3500円(税別)

CV(履歴書)」のグランナ社から、文明創造ゲーム「シヴライゼーション(原題:CVlizations)」が登場です!
 プレイヤーの目的は、誰よりも幸福な文明を築き上げること。
「食料」「木材」「石材」の3種類のリソースを獲得し、支払うことで「アイディアカード」を購入しましょう。「アイディアカード」は、火の発見や犬の家畜化から、学校、果てはロボット工学まで、あなたの文明を豊かにしてくれるものです。ゲームの勝利点となる「幸福ポイント」を得られるほか、特殊効果を持つものも多く、ゲームの展開を有利に進めてくれます。
 リソースは、「狩り」や「貿易」、「盗み」などのアクションを行うことで獲得できます。毎ラウンド、プレイヤーは自分の行いたいアクションの指示カードを2枚出します。この時、1枚は表向きに、もう1枚は裏向きに出します。全員がカードを出したら、裏向きになっているカードを一斉に公開です! ここで、同じ指示カードを、何人が出しているかによって、効果は大きく変わります。――1人ならそこそこの結果。2人なら最高の結果。3人以上なら最悪です。何も効果がないか、ほんのわずかしか効果を発揮しないのです!
 うまく誰かと行動をかぶせたいけれど、裏向きのカードから何が飛び出すかわかりません。このバッティングの要素が悩ましくも面白い読み合いを生みます。カードを公開した瞬間の悲喜こもごもは、やみつきになること間違いなし。
 温かみのある木製コマや秀逸なイラストのカードなど、充実のコンポーネントも魅力です。ルールもシンプルでプレイ時間も45分程度。気軽に、しっかり楽しめる一作です。(こあらだまり)
翼のジェニー ウィルヘルム初期傑作選
  作=ケイト・ウィルヘルム
  訳=伊東麻紀・尾之上浩司・佐藤正明・増田まもる・安田均
  発行=アトリエサード  発売=書苑新社
  定価:2400円(税別)

 かつてSFの3大女流作家といえば、アーシュラ・ル・グィン、ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア、そして、このケイト・ウィルヘルムだった。もちろん、優れた作家の常としてSFばかり書いていたわけではない。なかでも、ウィルヘルムは初期はともかく、途中からはSFといっても普通小説と重なり合うような作品も多く、心理サスペンスや幻想小説、ミステリも後期は多い。ただ、どれにも彼女ならではの落ち着いた筆致が見られ、ぼくは好きだった。今回の短編集は、そうした彼女の初期から中期の、短編から最後は長い中篇を集めた、いわばウィルヘルムの総覧短編集というもの。
 全部で8編入っているが、やはり最初の表題作「翼のジェニー」と最後のノヴェラ「エイプリル・フールよ、いつまでも」が読みでがある。
 間にある初期の短編、特に第一短編集『一マイルもある宇宙船』から採られたものは、純粋にSF的なアイデア・ストーリーが多い。それが第二短編集や第三短編集に移るにつれ、より心理サスペンス風のものになっていくのがよくわかる。
 いずれにしても、長編こそこれまで訳されてきたものの、短編はこうしてまとめられるのは初めてだ。いかにも女性のきめ細かい筆致に、厳しい現実への対処をせまる彼女独等の作風(でも、かなり幅はある。「翼のジェニー」はやさしく「決断のとき」は厳しい)をぜひ楽しんでほしい。
 ぼくにとって「一マイルもある宇宙船」は、初めてSFマガジンに載った翻訳でもある。その意味でもなつかしかった。(安田均)
ジャバウォック ―真田邪忍帖
  著=友野詳
  KADOKAWA NOVEL0
  定価:700円(税別)

『真田十幽鬼』
 というフレーズを最初に思いついたのはもう十数年……あれ? 大活劇やってたころだから二十年近くなるんちゃう? ……というくらい前のこと。
 いろいろと設定を変えつつ、何度か企画を提出したものの、超伝奇時代アクションというのは、どうも時流が……ということで毎回ボツを喰らっていました。
 そんなネタがちゃんと作品になったのは、ノベルゼロさんの「大人の男のためのラノベ」というコンセプト(個人の解釈です)と、そしてNHKの大河ドラマが真田ものだったおかげです。『真田丸』には足を向けて寝られません。
 時は、大坂の陣が終わって十年後。大坂の陣にて一掃されるまで、日本は、異国の魔界から侵略を受け、さらに妖怪や鬼神が跳梁し、魔術が実際に効力を発揮する、魔界戦国と呼ばれる混沌の時代でした。
 ようやく訪れた泰平の世。しかし、血臭と殺戮と破壊を好み、暴力に生きる者たちは、乱世の復活を望んでいました。その筆頭が十幽鬼。かつて、真田十勇士と呼ばれて、泰平の世をもたらすのに貢献した彼らが、その身に世界各地の悪の神々を宿して、還ってきたのです。彼らが狙うは、豊臣家が隠した莫大な黄金塊。
 黄金塊の秘密を知る美女が、悪神アマツミカボシを宿して猿飛佐助に攫われた時、そっそう、行く手を阻んだのは隻眼の剣士。彼こそは、豊臣秀頼の遺言を託され、泰平の世を守ることになった、真田幸村の息子、大介。
 超伝奇異能バトル、時代劇チャンバラ。エロスとかバイオレンスも頑張ってみました。
 魔界戦国ワールドの展開を目指して、ぜひとも、よろしくお願いします!(友野詳)
ソード・ワールド2.0リプレイ ウィアードテイルズ
増えゆく街の異界譚

  監修=北沢慶
  著=こあらだまり/グループSNE
  KADOKAWA ドラゴンブック
  定価:660円(税別)

『ソードワールド2.0』リプレイに、少し奇妙な物語が登場します!
 舞台は増殖する街、ネスカザラ。――日々通りや建物が変化し、広がりゆく街です。
 そこに暮らす墓守のレイン、ゴーレム職人のフリーゼ、フィットネス講師のカトランズ、メイドのセラの4人は、ちょっと変わっているけれど普通の人たち。
 彼らは、街で起こるさまざまな事件に巻き込まれていきます。
 人々の前に現れ願いを問う存在とは?
 増殖する街と、街に漂う赤い霧の正体とは?
 異界譚(モノガタリ)がはじまるとき、誰かの願いが叶い、誰かに悲劇が訪れます。

 奇妙な街の奇妙な物語。ぜひ皆さまも一緒に追ってみてください。(こあらだまり)
魔女と思い出と赤い目をした女の子 サクラダリセット2
  著=河野裕
  KADOKAWA 角川文庫
  定価:691円(税込)

 8月のある日、浅井ケイは初老の男・佐々野からの呼び出しを受ける。彼は「写真の中に入る能力」を持っていたが、赤い目をした女の子によってその力を封じられていた。
 ケイは彼が持つ写真に、かつて自身の失敗で死なせてしまった少女が写り込んでいるのを発見する。少女との再会のために、佐々野の能力を取り戻そうとするケイ。だが彼と春埼の前に「魔女」を名乗る女性が現れたとき、偶然に思えたすべてが意味を持ち始める。

 本書は『サクラダリセット』シリーズの、角川文庫版2冊目です。
 少しずつ物語が本題に入っていく話になっています。
 手に取っていただけましたら幸いです。(河野裕)

2016.10.11 著者インタビュー

■ 特設サイト
 原作 / 映画
凶器は壊れた黒の叫び
  著=河野裕
  新潮社  新潮文庫nex
  定価:680円(税別)

 階段島に現れた安達は、真辺由宇に近づく。真辺は島に捨てられた少年・大地のことで魔女と話し合うため、安達の協力を受け入れる。堀は秘密を抱えたまま、じっと口を閉ざしている。
 ある夜、七草は「魔女」を名乗る人物から電話を受ける。「このままであれば階段島が崩壊します」と告げられた七草は、葛藤しながらも行動を開始する。そして、彼の前に現れたのは――

 本書は『いなくなれ、群青』から始まる、階段島シリーズの4冊目です。
 同じ時期に角川文庫版の2冊目が出る『サクラダリセット』シリーズが「神さまになれなかった少年の話」とするなら、この階段島シリーズは「神さまになれてしまう少女の話」なのかな、という気がしています。
 どちらもよろしくお願いいたします。(河野裕)
2016年11月
ドレッドノート ブースターパック
Chapter7 ゲーム・オブ・デザイア

  監修=安田均
  制作=加藤ヒロノリ、杉浦武夫、河端ジュン一/グループSNE
  KADOKAWAメディアファクトリー
  価格:1パック 319円(税抜) 1パック7枚入り/全80種

前回Chapter6より、少々お待たせしました!
ドレッドノート『Chapter7 ゲーム・オブ・デザイア』では、新カード分類「アイドル」が登場します!
「アイドル」はユニットとして活躍できる他、専用の「アイドルエリア」に配置することで、バトルエリアの外から戦いを支援する能力などを持つカード。ドレッドノートの戦いの幅を広げてくれる存在です。
初回製造のBOX特典として《オオタラシヒメ(赤)》《ブネ(黒)》《スルト(緑)》のいずれかのPRカードが封入されている他、パックに一定確率で封入されている「トレジャーカード」でイラストパラレルカードを入手できるキャンペーンも実施。
変化し続けるドレノの最新ブースター、お楽しみください!(杉浦武夫)

→公式サイト
終末ノ再生者(リアクター) I.ワンハンド・マテリアル
  著=河端ジュン一
  KADOKAWA 富士見ファンタジア文庫
  定価:648円(税込)

 前作から、じっくりと力を注いで磨き上げた2年ぶりの新作。
 あらすじをざっくり言うと、

・死んだはずの少年が未来に蘇ってみると、退廃した日本の「復興都市」だった
・そこに「超常災害指定」された少女が登場(脅威の戦闘力!)
・少女を捕獲して世界を救えるのは、肉体に「3つの機能」を与えられた主人公だけ

 まとめると要するに“少女と世界をまとめて救う英雄譚”です。
 ぜひ、お手にとってみてください。(河端ジュン一)

2016.11.15
 プレゼント企画(期間:11/19~11/27)
機械仕掛けの選択 サクラダリセット3
  著=河野裕
  KADOKAWA 角川文庫
  定価:691円(税込)

 2年前。中学2年生だった浅井ケイは、相麻菫からの手紙に導かれて、表情のない少女――春埼美空に出会う。春埼が「リセット」とつぶやいた直後、時間がまき戻るのを体験したケイは、彼女と親しくなりたいと考える。そしてケイ、春埼、相麻の、3人の時間が築かれていく。
 相麻菫はケイたちに尋ねる。「この中にひとり、アンドロイドがいると仮定しましょう。アンドロイドは、だれ?」。その質問の意味はなんなのか? 相麻にはいったい、どんな思惑があるのか?
 これは少年と少女が出会った、ある夏が始まり、終わるまでの物語だ。

 本書は『サクラダリセット』シリーズの、角川文庫版3冊目です。
 タイトルがずいぶん変わっていますが、スニーカー文庫版の『サクラダリセット3 MEMORY in CHILDREN』を修正したものですので、お気をつけください。(河野裕)

2016.10.11 著者インタビュー

■ 特設サイト
 原作 / 映画
2016年12月
トンネルズ&トロールズでTRPGをあそんでみる本
  著=冒険企画局/グループSNE
  発行元=冒険企画局
  定価:2000円(税込)

 ついに日本語版が登場した、『トンネルズ&トロールズ完全版』!
 この伝統のある、それでいて簡単で親しみやすいTRPGを、さらにわかりやすく楽しく解説してくれる本が、これだ!

 本書のために、冒険企画局さんとグループSNEによるタッグを結成!
 『T&T』をどうやって遊ぶかを、リプレイや様々な解説記事で楽しく紹介しているぞ。
 リプレイは、斎藤高吉さんが担当。河嶋陶一郎さんのシナリオや、杉本ヨハネさんのソロシナリオ、安田均による各種コラムや、北沢慶の短編小説ほか、緑一色さんのコミックに加え、かつて『ウォーロック』誌に掲載された「ロードス島戦記T&Tリプレイ 帰らずの森のフェアリー」の再録など、内容はもう、超々もりだくさん!(上記以外にも、まだまだここでは書ききれないほど記事はあります!)

 『T&T』のこれまでの軌跡や歴史の解説もあり、この一冊さえあれば、バッチリ『T&T』が楽しめちゃう!
 いままでTRPGを遊んだことがなかった人への入門としても、古参のTRPGファンにとってのコレクターズアイテムとしても、超充実のこの一冊。
 ぜひ、お見逃しなく!

 なお、本家デザイナーであるケン・セント・アンドレ氏をはじめとする、フライングバッファロー社のみなさんからも、多数の応援メッセージをいただいております。ファンならここもチェック!

 さあ、これを機会に、みんなで一緒に、『トンネルズ&トロールズ』でTRPGをあそんでみよう!(北沢慶)

2017.01.12 イベント情報
 たっぷりTRPG会inトリックプレイ 2/5(日)開催
 完全予約制 応募〆切:1/29(日)
※ゲームマーケット2016秋で販売! 詳細はこちら
王と道化

  作=ライナー・クニツィア
  訳=安田均/秋口ぎぐる/柘植めぐみ
  制作=グループSNE
  販売=cosaic
  定価:2500円(税別)

 やめられない、とまらない。かつて多くのゲーマーを虜にした2人用ゲームが、装いも新たに登場です!
 やや小さめの箱を開けて出てくるのは、6つに折られた色あざやかな巨大ボード! この上を王さま、司教、道化、近衛兵といったコマたちが行ったり来たりします。どちらのプレイヤーも王さまを自分のほうに引き寄せたいので、コマはあっちへ行ったかと思うとこっちへ――そのさまは、まさに綱引き!
 手番には1種類のコマに対応するカードをプレイするだけ。なのに盤面はダイナミックに動きます。
 デザイナーは名匠ライナー・クニツィア。かつて『タイムズスクエア』や『レーパーバーン』というタイトルで遊ばれていた傑作が、ルールを整理し、ますます遊びやすくなりました。わずか20分ほどで、奥の深い駆け引きを楽しめます。
 イラストは『王宮のささやき』『王への請願』『タルギ』でおなじみの秋津たいらさん。今回はカードだけでなくボードも描いていただきました。細部まで描きこまれた街の風景、猫好き垂涎の近衛兵ペアに注目! (柘植めぐみ)

2016.11.30 著者インタビュー
※ゲームマーケット2016秋で販売! 詳細はこちら
フルムーン 人狼の森

  作=セルヴァンドゥ・カーバラル
  訳=安田均/柘植めぐみ
  制作=グループSNE
  販売=cosaic
  定価:4500円(税別)

 スペイン生まれの人間vs.人狼のサバイバルゲームが日本初上陸です!
 魅力その1:緊張感あるストーリー。1人が人狼となり、他は人間側となって協力します。しかし人狼に噛まれると自分も人狼になる可能性があります。それが判明するのはゲームの後半。あいつはまだ味方なんだろうか――正体隠匿系ゲームに付き物の疑心暗鬼が渦巻きます。
 魅力その2:ワクワクの探索。人間側は連れ去られた仲間を見つけるため、タイルを「探索」して「痕跡」をたどり、人狼のねぐらを突き止めなくてはいけません。新しいタイルをめくるドキドキ感、人狼プレイヤーが描いた痕跡の推測――つねに発見があります。
 魅力その3:たくさんの内容物。人間/人狼の両面キャラクターシート、美麗なヘクスタイル、アイテムや戦闘用のカード、山ほどのトークンにダイス入り。そしてペンと地図パッド。これに痕跡を記入していくのが楽しい!
 魅力その4:スタイリッシュなイラスト。「Role&Roll」でもおなじみの緒方剛志さんがパッケージだけでなく14人のキャラクターを描いています。あなたのお気に入りを見つけてください。またタイルやカードにもイラスト満載。スペインのGen-X社の社長であり『フルムーン』のデザイナーでもあるカーバラル氏にも絶賛されました。
 そんな『フルムーン』。ラストは必ずやギリギリの攻防となることでしょう。あなたは人狼の森を脱出することができるでしょうか? (柘植めぐみ)

2016.11.30 著者インタビュー
※ゲームマーケット2016秋で販売! 詳細はこちら
トンネル・ザ・トロールマガジン 第2号

  作=安田均、杉本=ヨハネほか
  制作・販売=FT書房
  定価:1500円(税別)

 トンネルズ&トロールズの専門誌として今年8月にFT書房さんから登場したTtT(トンネル・ザ・トロール)マガジンですが、コラム評論を中心にそのレベルの高さから同人誌でも異彩を放っていました。そして「トンネルズ&トロールズ完全版」が出るに至って、12月11日(ゲームマーケット秋)発売予定の第2号から、グループSNEとコラボにより大幅拡充することになりました。
 まず全体が100ページを越え、創刊号の倍くらいの厚味に。そして表紙をかつて「ウォーロック」誌で毎号人気だった米田仁士(以下、敬称略)が飾ります。
 巻頭は、T&Tのデザイナー、ケン・セント・アンドレのソロ・アドベンチャー「ゴブリン・レイク」、主人公ゴブリン(か小型種族)の冒険と彼らの生態記事を楽しんでください。
 ソロ・アドベンチャーのもう1本はおなじみ杉本=ヨハネ、挿絵はなんと「ファイナルファンタジー」でおなじみの新井清志、ぜひ注目ください。
 また、短いシナリオが期待される中、今回のミニシナリオは4本、北沢慶、杉浦武夫、川人忠明、そして、おなじみたまねぎ須永らの腕前にご期待を。
 リプレイはグループSNEの新鋭、西岡拓哉がカザンを舞台に腕を撫します。
 コラムも第1号で人気の吉里川べおほか、T&Tならまかせろの岡和田晃やテンプラソバ、柘植めぐみと杉本=ヨハネのT&Tのツボなど。
 他にもコミックやミニゲームなど、いろいろ盛り沢山です。T&Tファンなら絶対見逃せないでしょう。ぼくもコラムと翻訳で参加します。よろしく。 (安田 均)

 FT書房

2016.11.30 著者インタビュー

2017.01.12 イベント情報
 たっぷりTRPG会inトリックプレイ 2/5(日)開催
 完全予約制 応募〆切:1/29(日)
※ゲームマーケット2016秋先行販売! 詳細はこちら
ブラックストーリーズ ボードゲーム
殺人的に面白い、アクションつきの100の“黒い”謎

  作=moses社
  訳=グループSNE/安田均、柘植めぐみ、石野力、ロスケン・マーカス
  制作=グループSNE
  販売=cosaic
  定価:3500円(税別)

 今までの『ブラックストーリーズ』とは一味違う「ビッグなアイツ」がついに日本上陸。『ブラックストーリーズ ボードゲーム』をご紹介します!
 ボックスの中には黒い謎がぎっしり100枚! 目的は血液チップを誰よりも多く集めること。まずは、血の滴るナイフルーレットを回して遊び方を決めましょう。動きだけで伝える「黒いパントマイム」に、イラストで伝える「黒いスケッチ」、もちろんいつも通りの「黒い問題」という遊び方も。どれほど問題の解決に貢献したかによって、もらえる血液チップ数も変わります。
 集めた血液チップを賭ける「黒の13」というミニゲームにも挑戦しましょう。大儲けできるかもしれませんし、全てを失うかもしれません。みんなでワイワイ、パーティの時に役立つこと間違いなし! 既にお持ちの『ブラックストーリーズ』シリーズを混ぜて遊ぶこともできます。さらに広がった「黒い世界」をお楽しみください!(石野力)

2016.12.14 発売記念ニコ生放送、12/22(木)19:00~

2016.11.30 著者インタビュー
ソード・ワールド2.0リプレイ
レーゼルドーン開拓記3 世にも不滅の冒険者たち

  著=大井雄紀/グループSNE
  KADOKAWA ドラゴンブック
  定価:778円(税込)

 お待たせいたしました! 『ソード・ワールド2.0』のリプレイシリーズ『レーゼルドーン開拓記』の最終巻がついに発売になります!
 こちらは3巻目となり、1巻の頃から存在を知らされていた魔神オーバードーズとエミリーたちがついに相見える展開となっております。
 オーバードーズもただ黙ってエミリーたちを待っているわけではありません。あの手この手でエミリーたちを誘惑し、彼女たちの欲望を刺激してきます。
 果たして、4つあるオーバードーズを封じる祭具をすべて集めることができるのか!
 そしてエミリーたちは見事オーバードーズを封印すること ができるのか!
 そんなことは置いといて、魔神の手が生えてきちゃったスピリットオブドーンで、2巻の最後で自分のお店を作ったバーリのおいしいサンライズの運命やいかに(笑)。
 ぜひぜひご期待ください!(大井雄紀)
ソード・ワールド2.0リプレイ
Rock'n Role4 ドロップデッド・マーメイド

  著=ベーテ・有理・黒崎/グループSNE
  KADOKAWA ドラゴンブック
  定価:734円(税込)

 国家を転覆せんと陰謀を巡らせていたヴァンパイア“母百合”を退治してはや四ヶ月――
 新居を購入し、スケさん(スケルトン)やマミさん(マミー)ときゃっきゃうふふな不死生活(アンデッドライフ)を送っていた“死人使い”ヨミノ・アシロの元に、雨神軍の神罰執行部隊の隊員がやってきて……

 というわけで今回の主役はヨミノ! 舞台は海だ!

担当編集(ひょこっ)「ということは水着だな!」
 
 ちげえよ! 水着はもう一巻でやったんだよ!

担当編集&イラストレーター「ええええええ……」

 そんな編集とイラストレーターの不満は無視し、謎の組織「SUE」を相手取り、アンデッド蠢く深海で、人蛮混合のはみ出し者達の新たなる冒険が始まる!

 乞うご期待!(ベーテ・有理・黒崎)
※ゲームマーケット2016秋先行販売! 詳細はこちら
デモンワーカー

  作=黒田尚吾
  制作=グループSNE
  販売=cosaic
  定価:2800円(税別)

 魔王、それは悪魔すべてを統べしもの。空位となったその玉座を巡って悪魔たちの経済戦争が勃発します!プレイヤーは次期魔王候補となり、EP(いびるポイント)を集めることが目的となります。
 特殊な能力を持った悪魔を面接し採用したら、「人間界」や「兵器工場」といった職場に悪魔を派遣し、効率よく人間や武具などの資源を集めましょう。
 資源は、新たな悪魔の召喚やEPを生み出す計画カードに使用するため、計画的な運用が求められ、プレイヤーは悩ましい選択を強いられます!
どうやって悪魔を効率的に働かせるのか、どういう方法でEPを稼ぐのか……ゲーム毎で採用する悪魔が異なるため、進め方や楽しみ方は無限大!
さあ、悪魔たちを使役し、その邪悪な経営手腕を魔界中に知らしめましょう!
ポップな悪魔達や独特の世界観が織りなす、アートワークやコンポーネントも必見です!
2016年「グループSNE ボード/カードゲームコンテスト」佳作に選ばれた、労働者配置ゲーム(ワーカープレイスメントゲーム)の決定版がついに登場です!(黒田 尚吾)

2016.11.30 著者インタビュー
さよならがまだ喉につかえていた サクラダリセット4
  著=河野裕
  KADOKAWA 角川文庫
  予価:691円(税込)

 本作は「サクラダリセット」シリーズの4冊目にして、唯一の短編集です。
 自身の能力でビー玉の中に閉じ込められてしまった少女、「月の砂を採りにいく」と言って消えた少年、浅井ケイが風邪をひいた日、そして2年前、自分の意志で能力をつかえなくなった春埼美空――など、サクラダに関する3つの短編と、2つの掌編と、それからサクラダとはまったく関係のない1つの短編が入っています。
 スニーカー文庫で刊行されたシリーズ全7巻を角川文庫で出している本作も、この巻で折り返しです。
 基本的には巻が進むごとに修正は少なくなっているのですが、本作は短編集ですので、思い切って手を入れやすかったかな、と思います。お読みいただけましたら幸いです。(河野裕)

■ 特設サイト
 原作 / 映画
メディチ
  作=ライナー・クニツィア
  訳=安田均/柘植めぐみ
  制作=グループSNE
  販売=cosaic
  予価:3000円(税別)

 巨匠ライナー・クニツィアの三大競りゲームの1つ『メディチ』が、いよいよグループSNE/cosaicから発売になります。
 日本では2016年7月に、世界に先駆けて『メディチ カードゲーム』が出たばかり。こちらは競りの要素を省き、ファミリーで楽しめる気軽なセットコレクションのゲームになっていました。
 しかし『メディチ』は、もう少しゲームがシビアになります。プレイヤーは手番に山札から商品カードを1~3枚めくってグループを作りますが、すぐにもらえるわけではありません。競りにかけ、いちばん高値を付けたプレイヤーが受け取るのです。各自の船が商品カード5枚ずつになったら1ラウンドが終了。「船の価値(商品カードの数字合計)」と「商品の独占(5種類の商品をそれぞれどれだけ集めたか)」によって決算が行われます。
 重要なのは、「勝利点=所持金」ということ。価値が高いからといって商品カードを競り落とすのに大金をはたいてしまうと、その後の決算で赤字が出ることもあります。ときにはそこそこの価値のカードで妥協し、出費を抑える必要も。
 押すか引くかの冷静な状況判断がものをいう、なんとも悩ましいゲームです。
 日本語版オリジナルのボード類やカードのデザインにも注目! パッケージイラストは、カードゲーム版と同じ末弥純さん。背景の描きこみがスゴい!
 秋の夜長に、往年の名作をじっくり味わってください。 (柘植めぐみ)

2016.11.30 著者インタビュー


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